横須賀うわまち病院心臓血管外科

お気軽にコメントいただければ、一般の方の質問にも心臓血管外科専門医が答えます。

病病連携・病診連携

2018-07-20 05:59:07 | 心臓病の治療
 病院間の連携を病病連携、病院と診療所の連携を病診連携といいます。病院に専属の「連携室」というセクションがあり、病院や診療所との連絡窓口になっていて、横須賀市立うわまち病院でも連携室が他病院との患者さんのやりとりをしています。

 7月18日 横須賀市立うわまち病院と衣笠病院の診療情報連絡会があり、それぞれの病院の診療内容の紹介など行われました。

 衣笠病院としてはホスピスの診療内容の紹介があり、癌と診断された患者さんを1週間以内に受け入れ、病状や苦痛が安定した時点で自宅や他の施設・病院などに移動させることで、次に発生した患者さんをスムーズに受け入れる体制作りをしている報告がされました。

 うわまち病院からは、心臓血管外科が弁膜症手術や冠動脈バイパス術で受けた低侵襲心臓手術が患者さんの退院までの期間を短縮し、早期に社会復帰できている事例が増加していることの報告を致しました。
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