横須賀うわまち病院心臓血管外科

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心臓血管外科医の夏休みと働き方改革

2019-09-18 09:03:28 | その他
 心臓血管外科医ももちろん夏休みがあります。大学病院勤務時代には、Incomeが少ないけれども人出が多い分、診療体制の充実以外に、緊急対応を順番で担当するため確実に休める日が月に何日が認められていました。また夏休みも医局内の調整で2週間ずつ。
 一方、小所帯の病院では、緊急手術では常に全員集合。緊急手術が終わっても翌日の診療を休めるわけではありません。緊急の加算を維持するには、翌日の診療を休む必要がありますが年間の可能日数ぎりぎりで診療しているのが実情です。また夏休みは病院から3日与えられており、それに有給休暇を加えて約1週間の夏休みをとる感じにはなっています。
 今年の夏休みの初日は(一日だけの休暇をまずはとりました)、他の病院への手術支援で終わりました。その後の予定もあり、その予定の最中に緊急手術の連絡が入りましたが、幸い他のスタッフで対応可能となり、予定終了後に病院に様子をうかがいに行ったのみで済みました。
 こんな感じで、他病院への手術支援・指導は働き方改革の関係上、休暇を申請して行くことになっています。それによって休暇も消化できるということのようです。次の夏休み消化の一日も他病院の手術指導で消化予定です。
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