今週、岡山で開催される第33回日本冠疾患学会学術集会において、ランチョンセミナーでの講演を依頼されています。横須賀市立うわまち病院では冠動脈バイパス術においては全例Off Pumpで行っていますが、そのうち、三分の一の症例は左開胸でアプローチしています。症例によっては循環器内科のPCIと併用したハイブリッド治療にしています。その経験について発表予定で現在鋭意スライド作成中です。
海外の論文では、ハイブリッド手術にすることによって、輸血や抜管までの時間、ICU滞在時間などが減少するという報告がありますが、PCIでの再治療が増えたり、医療費が増加するというデメリットもあるようです。