グッドぐんま 2

ぐんま大好き! 群馬のちょっとイイものや身近な自然を再発見

ぐんま昆虫の森 初夏のフィールド

2010年06月09日 20時20分28秒 | ぐんま昆虫の森
日曜日に行ったぐんま昆虫の森のつづきです。

雑木林の中にはキビタキの可愛らしい声が響いていました。


樹液酒場でクワガタを探したのですが、今回もクワガタは発見できず。
オオスズメバチ


コガタスズメバチ

“小型”という名前ですが、決して小さくはありません。女王バチは3㎝くらいあります。攻撃性はスズメバチ類の中では弱い方ですが油断はできません。

スズメバチには近づかない方がよいのですが、もし接近する時は、相手を刺激しないように動作はできるだけゆっくりと。威嚇されたら、素直に引き下がりましょう。また、気づかない場所に他のスズメバチがいることがよくありますので、樹液の出ているヤナギなどに近づく時は周りにも十分に注意を払って下さい。
スズメバチが接近してきたら、じっと動かないでやり過ごしましょう。間違っても手で払い除けたりしないように。
昆虫の森では、スズメバチがよく来ている木には「スズメバチ注意」の表示がありますので、注意書きのある木には近づかないのが無難です。

サトキマダラヒカゲ


ヨコヅナサシガメ


カナヘビ

カナヘビはいたるところで見かけますが、同じ身近な爬虫類であるニホントカゲは、1年に数回しか見ることがありません。個体数が違うのか、それともカナヘビの方が目に付きやすい行動をするのか? よく分かりませんが・・・ (^^;)

オオヒラタシデムシ

動物の死骸や糞を食べる掃除屋さん。地面を歩いている姿をよく見かけます。
オオヒラタシデムシを見ると、いつもダース・ベイダーを思い出しちゃうのよねぇ

ツバメシジミ

シロツメクサのまわりでよく見られます。

ウラギンヒョウモン

ヒョウモンチョウの仲間は、どれも同じように見えてしまいますねぇ

草地にたくさんいたツチイナゴ


カワイイ顔 (^^)




昆虫観察館2階に展示されていた「世界のカマキリ」


ハナカマキリ

東南アジアに広く分布するカマキリ。ランの花に化けて、花に集まる虫を狙います。

ヒシムネカレハカマキリ

このカマキリも東南アジアに広く分布。ハナカマキリの擬態は獲物に気付かれないためですが、ヒシムネカレハカマキリは、天敵から逃れることが目的と言われています。

進化というのは、方向性のない突然変異と自然選択の結果、つまり小さな偶然の積み重ねなんですが、こういう見事な擬態の虫たちを見ると、生物種が意志(方向性)を持って姿を変えてきた、あるいは『神』が存在するような錯覚にとらわれてしまいますねぇ


ぐんま昆虫の森では、6月11日(金)、12日(土)、18日(金)、19日(土)にホタル観賞会が行われます。
詳しくはこちらから→今年もホタル観賞会を開催します ぐんま昆虫の森





                                        

おまけ
堰堤の上で、堰を越えようとジャンプするアユを狙っているサギ



うまい具合に目の前にアユが飛び上がるとは思えないが・・・