朝、嶺公園をちょこっと散策。
この時期、園内のあちこちで見られるノハラアザミには、色々な蝶が蜜を求めて集まります。
ミドリヒョウモン
キタテハ
色鮮やかな秋型の個体です。
こちらは8月22日に撮影した夏型↓
秋型に比べると、くすんだ色です。
蝶の中には、同じ種類でも成虫が現れる季節によって、翅の色や模様が異なるものがあり、これを「季節型」と言います。
アザギマダラ
アサギマダラは、“渡り”をする蝶として有名です。
4~5月に第1世代が出現し、その後1~2世代を繰り返しながら、春から夏にかけては、日本列島を北上し、秋になると南下します。
翅に採取地と日付を書き込んで再び放し、その個体が次にどこで捕えられたかを調べる、マーキング調査が全国で行われています。
アサギマダラの中には2千kmを超える移動をする個体もあり、今までで最も長距離を移動した個体は、長野県大町市から台湾の蘭嶼島まで、2,311kmを移動したことが確認されています。
群馬県で放されたアサギマダラは、神奈川県、愛知県、兵庫県、鹿児島県喜界島などで再捕獲されています。また、大分県姫島で放蝶された個体が群馬県で確認されています。
アサギマダラ ♂
アサギマダラ ♀
世代を繰り返しながら長距離を移動する昆虫としては、ウスバキトンボも有名ですが、ウスバキトンボの場合は、北上するだけの片道切符の旅。北へ向かうウスバキトンボは寒さの訪れとともに死に絶えてしまいます。
ツマグロヒョウモン ♀
ツマグロヒョウモンはアフリカ北東部からインド、インドシナ半島、オーストラリア、中国、朝鮮半島、日本までの熱帯・温帯域に広く分布する南方系の蝶。
日本では1980年代まで近畿地方以西でしか見られませんでしたが、徐々に生息域を北へと拡大し、1990年代以降には東海地方から関東地方南部、富山県・新潟県の平野部で観察されるようになりました。
群馬県内では、2000年に太田市で幼虫が初めて確認され、この頃から県内各地で目撃例が増加。現在では県内平野部で、この時期に一番よく目にする普通の蝶になってしまいました。
気温の上昇と食草であるパンジーなどスミレ科の植物がシーズン問わずに増えたことが分布拡大の要因とされています。
アキアカネ
この時期、園内のあちこちで見られるノハラアザミには、色々な蝶が蜜を求めて集まります。
ミドリヒョウモン
キタテハ
色鮮やかな秋型の個体です。
こちらは8月22日に撮影した夏型↓
秋型に比べると、くすんだ色です。
蝶の中には、同じ種類でも成虫が現れる季節によって、翅の色や模様が異なるものがあり、これを「季節型」と言います。
アザギマダラ
アサギマダラは、“渡り”をする蝶として有名です。
4~5月に第1世代が出現し、その後1~2世代を繰り返しながら、春から夏にかけては、日本列島を北上し、秋になると南下します。
翅に採取地と日付を書き込んで再び放し、その個体が次にどこで捕えられたかを調べる、マーキング調査が全国で行われています。
アサギマダラの中には2千kmを超える移動をする個体もあり、今までで最も長距離を移動した個体は、長野県大町市から台湾の蘭嶼島まで、2,311kmを移動したことが確認されています。
群馬県で放されたアサギマダラは、神奈川県、愛知県、兵庫県、鹿児島県喜界島などで再捕獲されています。また、大分県姫島で放蝶された個体が群馬県で確認されています。
アサギマダラ ♂
アサギマダラ ♀
世代を繰り返しながら長距離を移動する昆虫としては、ウスバキトンボも有名ですが、ウスバキトンボの場合は、北上するだけの片道切符の旅。北へ向かうウスバキトンボは寒さの訪れとともに死に絶えてしまいます。
ツマグロヒョウモン ♀
ツマグロヒョウモンはアフリカ北東部からインド、インドシナ半島、オーストラリア、中国、朝鮮半島、日本までの熱帯・温帯域に広く分布する南方系の蝶。
日本では1980年代まで近畿地方以西でしか見られませんでしたが、徐々に生息域を北へと拡大し、1990年代以降には東海地方から関東地方南部、富山県・新潟県の平野部で観察されるようになりました。
群馬県内では、2000年に太田市で幼虫が初めて確認され、この頃から県内各地で目撃例が増加。現在では県内平野部で、この時期に一番よく目にする普通の蝶になってしまいました。
気温の上昇と食草であるパンジーなどスミレ科の植物がシーズン問わずに増えたことが分布拡大の要因とされています。
アキアカネ