昨日の午後は、藤岡市本郷のかんな川水辺の楽校で行われた運営協議会に出席。
経過報告や、来年度事業と運営資金獲得について協議した後、現況調査。
かんな川水辺の楽校で見つけた虫たち
マユタテアカネ
翅の先端に斑紋があるタイプの♀
ミヤマアカネ
アキアカネ
カワラバッタ
バッタと言うと、草地に棲んでいるというイメージがありますが、カワラバッタが好む場所は、砂礫主体の河原などです。遷移が進んで草が繁茂するとカワラバッタは姿を消してしまいます。
適度な撹乱(出水など)によって、草の少ない礫河原が維持されていいないとカワラバッタは生きていけません。
河原が芝生のグランドや公園になったり、ダムで川の流量が調整され大水が出なくなったりして、カワラバッタの生息地は減少しており、それに伴って生息数も減っています。現在、群馬県、神奈川県、京都府、大阪府、兵庫県、島根県、岡山県で絶滅危惧Ⅰ類に指定されています。
カワラバッタがじっと動かないでいると、どこにいるのかよく分かりません。
見事な保護色です。
カワラバッタの体色や体の模様はカジカに似ていますね。
トノサマバッタはたくさん見られました。
緑色型
褐色型
緑色型のペア
河原でじっと動かないトノサマバッタを見つけました。
近づいてよく見ると、「わっ! 胴体(腹部)が無い!」とびっくり。鳥に襲われて腹の部分を食いちぎられたのか?と思ったのですが、さらによく見てみたら、腹部は地面に差し込まれていました。
そう、産卵中のメスだったのです。
クルマバッタモドキ
チョウセンカマキリ
外来種のような名前ですが、れっきとした在来種で、本州、四国、九州、沖縄に分布します。草地、休耕田、河原の草むらなど明るい場所を好みます。
チョウセンカマキリはオオカマキリによく似ていて、区別しにくいですが、前脚の付け根の間(胸元の部分、難しい言い方をすると「前脚基節基部」)の色で判断できます。チョウセンカマキリはオレンジ色で、オオカマキリは薄い黄色です。
オオカマキリはコチラ↓
ハラビロカマキリ
ハラビロカマキリは樹上性です。
キタテハ
地面で吸水中のウラギンシジミ ♂
モンキチョウ
かんな川水辺の学校は、魚をはじめとした水生生物や河原の昆虫など、水辺に棲む生き物たちの観察をするのに最適な場所です。
これからの季節は、河原にやってくる野鳥の観察も面白いと思います。
経過報告や、来年度事業と運営資金獲得について協議した後、現況調査。
かんな川水辺の楽校で見つけた虫たち
マユタテアカネ
翅の先端に斑紋があるタイプの♀
ミヤマアカネ
アキアカネ
カワラバッタ
バッタと言うと、草地に棲んでいるというイメージがありますが、カワラバッタが好む場所は、砂礫主体の河原などです。遷移が進んで草が繁茂するとカワラバッタは姿を消してしまいます。
適度な撹乱(出水など)によって、草の少ない礫河原が維持されていいないとカワラバッタは生きていけません。
河原が芝生のグランドや公園になったり、ダムで川の流量が調整され大水が出なくなったりして、カワラバッタの生息地は減少しており、それに伴って生息数も減っています。現在、群馬県、神奈川県、京都府、大阪府、兵庫県、島根県、岡山県で絶滅危惧Ⅰ類に指定されています。
カワラバッタがじっと動かないでいると、どこにいるのかよく分かりません。
見事な保護色です。
カワラバッタの体色や体の模様はカジカに似ていますね。
トノサマバッタはたくさん見られました。
緑色型
褐色型
緑色型のペア
河原でじっと動かないトノサマバッタを見つけました。
近づいてよく見ると、「わっ! 胴体(腹部)が無い!」とびっくり。鳥に襲われて腹の部分を食いちぎられたのか?と思ったのですが、さらによく見てみたら、腹部は地面に差し込まれていました。
そう、産卵中のメスだったのです。
クルマバッタモドキ
チョウセンカマキリ
外来種のような名前ですが、れっきとした在来種で、本州、四国、九州、沖縄に分布します。草地、休耕田、河原の草むらなど明るい場所を好みます。
チョウセンカマキリはオオカマキリによく似ていて、区別しにくいですが、前脚の付け根の間(胸元の部分、難しい言い方をすると「前脚基節基部」)の色で判断できます。チョウセンカマキリはオレンジ色で、オオカマキリは薄い黄色です。
オオカマキリはコチラ↓
ハラビロカマキリ
ハラビロカマキリは樹上性です。
キタテハ
地面で吸水中のウラギンシジミ ♂
モンキチョウ
かんな川水辺の学校は、魚をはじめとした水生生物や河原の昆虫など、水辺に棲む生き物たちの観察をするのに最適な場所です。
これからの季節は、河原にやってくる野鳥の観察も面白いと思います。