やれやれ

自民党の新人議員たちが、続々と登院している。

中でも注目されているのが、２６才という若さの杉村太蔵。

別に期待されているわけではなくて、何も考えていないその率直（軽率？）な言動が面白がられているだけ。

その発言については、今さら取り上げるまでもないのだが、目立つのは彼に群がる報道陣。
中には、完全に彼をバカにしていて、ニヤニヤしながら質問を投げかけているヤツがいる。

たぶん年上なんだろうが、「おいお前、何か言ってみろよ。すぐに新聞で叩いてやるぜ」と言わんばかりの醜い顔だ。
見ていて胸糞が悪くなる。

こういうヤツに限って、大物と言われる政治家に対しては、へ～こらしていて何も言えないのに違いない。

今は、そういうヤツらの醜い顔も映し出される時代だ。
ＪＲ西日本の事故の時に、会社幹部に対してエラそうな態度を取っていた読売のバカ記者竹村文之みたいに、そのうちネットに晒される時がくるぞ。

いつまでも、自分たちは「見る側、イチャモンをつける側」であって「見られる側、イチャモンをつけられる側」ではないと思っているようでは、マスコミに未来はない。

すでに、あちこちでその胡散臭さが指摘されている「ホワイトバンド」

あの３００円は、ほとんどヤツらの活動費（儲け？）になっているらしい。

しかし、残念なことに、私の身近にもいた。
その人（彼女）に「それって、インチキらしいぞ」と言うと「ええっ？だって、定価の３０％は寄付されるんでしょ」と言う。

中途半端に数字は把握しているようなので、説明してあげると「でも、いいの。何となくいいことをしている気になるから」だって。
ダマされているヤツは大勢いるわけだが、そのうちの大半は、ただ自己満足に浸っているだけなのかも知れない。

そりゃあ、詐欺師っていなくならないわけだ。
いいカモがいっぱいいるもんね。


さて、今日の天声人語。

高橋クンが、中国大好きというのはよくわかった。
だからと言って、６カ国協議での中国の働きを無条件で賛美したあげくに、思ってもいないくせに『日朝間には拉致問題が重く横たわる』などと言うな。

『北朝鮮が拉致被害者のものとして提出した遺骨は、日本側のＤＮＡ鑑定では別人のものと判明した』という言い方は、まるで「日本の鑑定はおかしいかも知れない」と言っているみたいだ。

ただのバカならまだいいが、偽善者となると放っておくわけにはいかない。