クズ芸人の言い分の方が正しい！？

ギャンブル狂いのため借金生活から抜けられないことで有名（？）なクズ芸人の岡野陽一。

テレビのバラエティ番組で、脳科学者の中野信子氏に対して、「あなた、ちょっとおかしいです」と言い放ったそうだ。

何のことかと思って記事を見てみると、中野氏が「ギャンブルは必ず胴元が儲かるように設計されているので、皆さん搾取されています」という言葉に対するコメントだ。

岡野陽一に限らず、その場にいた他のクズ芸人たちも、そろって「そんなことはわかっています」と答えたらしい。

確かに、よく言われることだけど、「ギャンブルは必ず胴元が儲かるので・・・」云々とかいうやつ。

これは、トータルで考えれば正しい。

つまり、ギャンブラーの賭けたお金の合計と、勝った時に獲得したお金との合計を比べてみると、必ず獲得したお金の合計の方が少ないわけだ。

当たり前である。

でなけりゃ、胴元をやる意味がない。

しかし、このことを持って「ギャンブラーは全員搾取されているんです」つまり「ギャンブラーは、全員負けるんです」と言ってしまうと、それは「違います！」と言うしかない。

いつも負けてばかりの人がいる一方で、中にはトータルでプラスとなっているギャンブラーだって、少なからずいるはずだ。

だから、人はギャンブルをするのである。

誰も、「トータルで考えれば、我々は負けだ」などと思ってやっているわけではない。

勝つ可能性は常にあるので、それに賭けているわけであるから、「胴元は卑怯だ」などと思ったことなどないはずだ。

特に競馬ファンなどは、「馬券を取ることよりも、予想することの方が楽しい」という人だっている。

にもかかわらず、いまだに「ギャンブルって、負けるに決まってんじゃん」という人がいるのが不思議だ。

一方で、宝くじに対して「あんなもの、当たるわけないじゃん」と表立って言う人はあまりいない。

確率的に言っても、当たる確率は「ほぼゼロ」なので、ほとんどのギャンブラーは、そんなものには手を出さないと思う。

にもかかわらず、テレビなどでも盛んに煽っているが、そもそもホントに１等が当たっているのかどうかもわからないわけだから、こちらの方がかなり「悪質」だと思うぞ。

「いいじゃない、夢を買っているんだから」とか言うヤツもいるだろうけど、そういう意味でも、ギャンブラーの方が、よっぽど現実的である・・・と思う。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4eee97c400a4f4e71aff32d52cbc0a5f0e3258a8

いつもは、岡野陽一とか相席スタートの山添などを見ていて、「こいつらクズだな」と思うことが多いけれど、今回は岡野の方が正しい！？