はぶて虫のささやき

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(旧:はぶて日記)

映画評1040 ~ アンチャーテッド

2022-02-19 | 映画評
今日は「アンチャーテッド」を見てきました。

ゲームシリーズ「アンチャーテッド」を原作にしたアクションアドベンチャー。トレジャーハンターからスカウトされた青年が、50億ドル相当の財宝を探し求める。メガホンを取るのは『ゾンビランド』シリーズなどのルーベン・フライシャー。『スパイダーマン』シリーズなどのトム・ホランド、『マイル22』などのマーク・ウォールバーグ、『ペイン・アンド・グローリー』などのアントニオ・バンデラスのほか、ソフィア・アリ、タティ・ガブリエルらが出演する。

主演:トム・ホランド
共演:マーク・ウォールバーグ、ソフィア・アリ、タティ・ガブリエル、アントニオ・バンデラス、マヌエル・ド・ブラなど


<ストーリー>
バーテンダーとして働く、ネイサン・ドレイク(トム・ホランド)。器用な手さばきをトレジャーハンターのビクター・サリバン(マーク・ウォールバーグ)に見込まれた彼は、一緒に50億ドル相当の財宝を探さないかと持ち掛けられる。サリバンが消息を断った兄について知っていることもあり、行動を共にするネイサン。財宝を狙うサンティアゴ(アントニオ・バンデラス)率いる組織との争奪戦の末、二人は手掛かりとなる十字架を手にする。やがて彼らは、500年前に消えた海賊船を発見する


原作はゲームということなので、本来はもっと長い物語なんだと思います。

「ドラゴンクエスト ユアストーリー」みたいに、トンデモない展開にならなければいいが、と思っていましたが、そこそこ楽しめました。

まあ、「インディ・ジョーンズ」の劣化版みたいな感じでしょうか。

ただ、全体的に展開が早すぎるというのか、鍵となる十字架が実に簡単に手に入ったり、暗号や地図の解読も、それほど悩んだりせずに解読したり、唐突感は結構ありました。

特に、十字架二つでコンパスみたいに交点を求めたところに宝があると言うのは、何だか安易な謎解きだったような気がします。

それにしても、ネイサンが見つけた場所の近くに、どうしてタティ・ガブリエルたちがいたんでしょう。

彼女たちは、完全に行先を勘違いしていたと思うのですが、そのあたりの描写ってありましたっけ?

それと、お互いに相手のものを簡単に盗みすぎです。

相手の体に触れてもいないのに、どうして盗めるのか、見ていてさっぱりわかりませんでした。

また、アクションは、思ったより軽めでした。

トム・ホランドは、思った以上に動き回っていましたが、期待していたマーク・ウォールバーグは、残念ながらちょっと期待外れでした。

あと、アントニオ・バンデラス。

もう61才ということで、結構な重鎮のはずなのですが、あの殺され方はちょっと扱いが軽すぎませんかね。

まあ、どちらかと言うと「顔芸」とも言えるような大袈裟な演技が特徴ですが、もしかして下手クソ扱いなんでしょうか。

女性陣二人は、なかなか頑張っていたと思います。

結局、あのお宝はどうなったの?という心残りはありますが、エンドロールの途中で、続編を思わせるような描写がありましたので、たぶんもう少し続くのだと思います。

あまり期待していたわけではありませんが、もう少し派手でもよかったかな、ということで、評価は「C」にしておきます。

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