常習犯の反省の弁

長年違反行為をしておきながら、まったく反省していない連中の言い訳が、とても似通っていて面白い！？

まずは、無免許運転を繰り返していた上に、免許失効中にもかかわらず、平気で運転していた元東京都議の木下富美子。

「今思えば、なぜしてしまったのか、他の手段がなかったのか後悔しています」

https://news.yahoo.co.jp/articles/36f485d6fa9eec97c82e3aef39f327137ae45abf

そして、脱税容疑で起訴された日大の前理事長・田中英寿。

「反省しているが、自分でもなんでこうなったか理解できない。自分なりに残念に思っています」

https://news.yahoo.co.jp/articles/cc7a9ac88d838076591efaf5d886c939acad4f45


すごいねえ。

二人とも「反省している」とは言っているものの、木下の場合は「なぜ、そうなってしまったのか（わからない）」と言い、田中の場合は「自分でも何でこうなったか理解できない」と言っている。

つまり、言葉の端々に「別に反省なんかしていないよ～ん」という気持ちが現れているわけだ。

本音では、「何でバレちゃったんだろう」とでも言いたいところなんだろうと思う。

もっと言えば、「誰かチクりやがったな。きっと、あいつだ！」とまで思っているかも知れない。

ず～っと「別に悪いことなんかしていない」という意識でいたから、自然とこういう言い方になってしまうのだと思う。

特に、田中なんて、当たり前のように現金を受け取っていた上に、リベートをよこさない業者に対しては「お前んとこ、何か忘れてないか？」とか、恫喝でもしていたに違いない・・・ような顔をしている。

まあ、あくまでも見た目だけで言ってますけど。

だからこそ、取り調べの際に、「納税は国民の義務という意識が足りなかったのでは」と指摘されると、「ずっと真面目にやってきました」などと平気で言い返すし、「再発防止の対策」について聞かれると、「考えてません。基本的に無職ですから、これからは」とか言っちゃう。

こいつにとっては、古巣のことなんて、もう知ったこっちゃないわけだ。

木下の場合は、もう都議でも何でもないわけだから、今後無理して車を運転する必要はない・・・わけではなく、「今度やっても、たぶんバレないだろう」くらいの気持ちでいるに違いない。

いや、あくまでも見た目だけの印象ですけど。


たまたま同じ日に見たニュースで、似たような発言があったので、つい取り上げてしまいました。