はぶて虫のささやき

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(旧:はぶて日記)

映画評1147 ~ ゴーストバスターズ フローズン・サマー

2024-03-29 | 映画評
今回は「ゴーストバスターズ フローズン・サマー」です。

1980年代に世界的ブームを巻き起こした映画「ゴーストバスターズ」シリーズの第3作として2021年に製作された「ゴーストバスターズ アフターライフ」の続編。
キャストにはポール・ラッド、マッケンナ・グレイス、フィン・ウルフハード、キャリー・クーンら前作のメンバーや、80年代版のビル・マーレイ、ダン・エイクロイド、アーニー・ハドソンらおなじみの顔ぶれが集結。「モンスター・ハウス」のギル・キーナン監督がメガホンをとり、前作で監督を務めたジェイソン・ライトマンがキーナン監督とともに脚本を手がけた。

主演:ポール・ラッド、キャリー・クーン、フィン・ウルフハード、マッケンナ・グレイス
共演:クメイル・ナンジアニ、セレステ・オコナー、ローガン・キム、ビル・マーレイ、ダン・エイクロイド
その他:アーニー・ハドソン、アニー・ポッツ、パットン・オズワルト、ジェームズ・アカスター、エミリー・アリン・リンド

<ストーリー>
真夏のニューヨーク。日差しが降り注ぐビーチで大勢の人々が海水浴を満喫するなか、海の向こう側から突如として巨大な氷柱が大量に現れ、街は一瞬にして氷に覆われてしまう。ゴーストバスターズとしてニューヨークの人々をゴーストたちから守ってきたスペングラー家は、その元凶が全てを一瞬で凍らせる「デス・チル」のパワーを持つ史上最強のゴーストであることを突き止め、事態を解決するべく立ち上がる。


このシリーズは、1984年製作の第一作を会社の同期数人と一緒に渋谷のレイトショーで見た覚えがある。

その後、女性が主人公である同名作品が公開されたのは知っていたが、本作の続編が「ゴーストバスターズ パート2」「ゴーストバスターズ アフターライフ」と2作も作られているのは知らなかった。

従って、本作は通算4作目ということになる。

個人的には、あれから40年経ったわけだし、当時面白かったという記憶もあり、そういう意味でも懐かしいなあ、と思いつつ見たのだが・・・

何と言うか、ツマんなかった。

予告編を見る限り、海の方から何やら怪しい雲みたいなものが急にやってきて、あっという間にみんな凍り付いてしまう、いう展開だから、相当大掛かりなバトルになるのかな、と勝手に思っていた。

ところが、どうだろう。

映像的にはかなり良くなっているのはわかったが、とにかく内容が40年前とほとんど変わらない。

しょぼいゴーストが出てくるだけで、それをゴーストバスターズが退治するのだけど、とにかくな~んにも響かなかった。

ラスボスである「史上最強のゴースト」も、全然たいしたことなかったし。

だいたい、街中をゴーストが暴れ回り、それをゴーストバスターズが走り回って頑張っているのに、退治した後で市長が「お前ら、また街をボロボロにしやがって。いったい何をやってるんだ」などと怒鳴り散らす展開には、どうにもついていけない。

多くの人には姿が見ることができない存在であり、それを探知できるのはゴーストバスターズだけ、というのならともかく、ゴースト自体街の人にもかなり認知された存在なのに、いちいち市長がイチャモンをつける。

「いや、アンタ市長だろ、これってアンタが何とかしないといけないんじゃないの?」と思ってしまうようでは、感情移入はできない。

もちろん、これはコメディであることはわかっている。

SFアドベンチャーでもなければ、ファンタジーでもない、ただのコメディだ。

でも、結局最初から最後まで楽しむことができなかった。

映画の途中で帰りたくなったのは、ホントに久しぶりかも知れない。

懐かしい第一作の主人公であるメンバーのうち、ダン・エイクロイドはかなり序盤から活躍する。

終盤になって、ビル・マーレイが出てきた時に、一瞬「おっ」となったけど、その瞬間だけ。

どうせなら、シガニー・ウィーバーが出てくれば、もう少し感動したかも知れない!?

ということで、残念ながら楽しむことができなかったので、評価は「C」にします。

ちょうど今夜、前作である「ゴーストバスターズ アフターライフ」がテレビで放映されるけど、もう見ません。


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