戦後６０年間、日本は平和だったか？

昨日の「チャンネル桜」

「キャスター討論！　安倍訪米、どうなるニッポン！？」と題しての討論会だった。

出演者は以下の通り。 　

井尻千男（「報道ワイド日本・月曜日」コメンテーター） 　
富岡幸一郎（「報道ワイド日本・金曜日」キャスター） 　
西村幸祐（「報道ワイド日本・金曜日」キャスター） 　
藤井厳喜（「がちんこ政経塾」キャスター） 　
三輪和雄（「報道ワイド日本・木曜日」キャスター） 　
山際澄夫（「報道ワイド日本・金曜日」キャスター） 　
《司会》　水島 総 （日本文化チャンネル桜 代表）


憲法改正論議では、一般の日本人の多くが「日本の平和は、憲法第９条のおかげ」と思っているらしい、という話が出ていた。
しかし、戦後６０年間一度も戦争をしていないのは、「憲法第９条のせい」で応戦していないだけ。
つまり、そもそも「平和」ではない、ということだ。

北朝鮮による拉致問題もそうだし、シナや韓国による領土侵略もある。
敵国から攻撃を受けているのに、黙って見ているだけ。
にもかかわらず、なお「平和だった」という人は、やはり脳の中に花が咲いているとしか言いようがない。

憲法改正の道も、まだまだ険しいだろうが、西村幸祐氏の「今回は、第９条第２項を削除することに集中すべき」という発言には納得。
また、討論の中で「河野洋平は、（慰安婦問題等での）自分の発言が間違っていると思っているのか」というものがあり、司会の水島氏が「彼は、実は中国利権に絡んでいる」と発言すれば、これに対して山際氏が「それもあるかも知れないが、あの人はまわりに影響されやすいので、純粋にそう思っているのではないか」と言っていた。

要は「純粋まっすぐクン」の人だといいたいのだろうが、ちょっと無理があるように思う。
「純粋まっすぐクン」とは、ある意味バカと同義だから、そんなことで自民党総裁にまでなれるわけがない。
ここは、利権絡みとみるのが筋ではなかろうか。

実は、「チャンネル桜」をまともに（？）見たのはこれが初めて。
田嶋パーフェクトキティ陽子や共産党議員のように、人の話は聞かない・人の話に割って入るという人がいなかったので、熱い議論ながら淡々と進んでいた。
こういう番組が、もっと普通に行われるようになってほしい。

ところで、井尻千男氏は、前からどんな人だろうと思っていた人。
あんなおじさん（？）とは思わなかった。