今日は、昨日テレビで放映されていた「ザ・ファブル」を見ました。
週刊ヤングマガジン連載の南勝久の漫画を、『永遠の0』などの岡田准一を主演に迎えて実写映画化。天才的な殺し屋が休業し、一般人として生活するさまを描く。共演には木村文乃、山本美月、福士蒼汰、柳楽優弥、向井理、安田顕、佐藤浩市らが集結。脚本は『20世紀少年』『GANTZ』シリーズなどの渡辺雄介、CMディレクター出身の江口カンがメガホンを取った。
主演:岡田准一
共演:木村文乃、山本美月、福士蒼汰、柳楽優弥、向井理
その他:木村了、井之脇海、藤森慎吾、宮川大輔、佐藤二朗、光石研、安田顕、佐藤浩市、
六角精児、モロ師岡など
<ストーリー>
標的を6秒以内に仕留める圧倒的な腕前から裏社会で恐れられる殺し屋、通称ファブル(岡田准一)は、ボス(佐藤浩市)から「殺し屋を1年間休業し、大阪で一般人として普通の生活を送る」というミッションを命じられる。1人でも殺したら処分されるという条件のもと、佐藤アキラという偽名を使い相棒のヨウコ(木村文乃)と兄と妹という設定で、生まれて初めて普通の生活をすることになる。
今週から公開される「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」を見ようと思っていたのだが、これが実は第2作だと知り、ちょうど昨日テレビで前作が放映されていたので、見ることにしたわけだ。
岡田准一は嫌いじゃないし、木村文乃は好きな女優さんなので、普通なら見てもおかしくないのに、どうして見なかったのだろう、と思いながら見ていたが・・・
内容は、一言で言うとヤクザ映画だ。
しかも、コメディとアクションを組み合わせているので、割と軽い。
たぶん、そのあたりで「どうせ、つまらない映画に違いない」と思ったのかも知れない。
実際見てみると、予想通りちょっと中途半端だった。
まず、冒頭で主人公がボスである佐藤浩市から「1年間休んで、普通の生活を送れ」という指示を受ける。
これがまずわからない。
もちろん、いちおうの理由をつけてはいたが、別に一時東京から身を隠せ、という意味ではない。
「普通の生活」を送ることで、プロの殺し屋にとってどんなメリットがあるのか、少なくともそれらしい説明はなかったし、それらしい描写もなかった。
ただただ、舞台が東京から大阪に移っただけだ。
だったら、そういう設定にすればいいのに、さらに「1年間は殺しをするな」という命令までつく。
原作はマンガなので、たぶんそうすることによって、何か面白い展開が待っているのだとは思うが、いきなりそういう設定にされても、なかなか受け入れることができなかった。
さて、その後の展開であるが、予想通り(?)ヤクザとの抗争に巻き込まれる。
だいたい、ヤクザに世話になるのだから、その影響を受けるのは当然だろう。
それで、結局ヤクザとのバトル(というか内紛)が始まるわけだけど、いちおう一人も殺してはいないみたいだ。
だから何だ、という展開なので、やっぱり最初の設定の意味がよくわからない。
岡田准一の言動が、確かに「普通の人」とは違うので、随所にそれを突いた笑いを散りばめているにはいるのだけど、あまり面白くはない。
アクションはまずまずだったと思う。
岡田准一は動ける役者さんなので、「るろうに剣心」の佐藤健にも劣らないくらいの動きのいいアクションを見せていた。
そのせっかくのアクションも、コメディの部分が足を引っ張っていたような気がした。
トータルで言えば、そんなにつまらなくもなかったが、あまり面白くもなかった、というところだろうか。
共演者で言えば、柳楽優弥の存在感が目立っていた。
怪演というのか、イカれたヤクザをうまく演じていたと思う。
向井理をどうしてヤグサとして起用したのか理解できない。
あんな優男が、顔にキズをつけたところで、たいして凄みもないので、ヤクザ連中の中で唯一違和感があった。
木村文乃の活躍があまりなかったのは、ちょっと残念だった。
あんなキャラクターでは、主人公にまとわりつくただの愛人にしか見えない。
福士蒼汰の下手クソ演技は相変わらずだったが、こういうイカれたキャラクターだと演じやすいというか、下手クソさが目立たないので、「いい男」役よりはマシだった。
ということで、評価は「C」にしておきます。
続編は・・・
たぶん見ます!
週刊ヤングマガジン連載の南勝久の漫画を、『永遠の0』などの岡田准一を主演に迎えて実写映画化。天才的な殺し屋が休業し、一般人として生活するさまを描く。共演には木村文乃、山本美月、福士蒼汰、柳楽優弥、向井理、安田顕、佐藤浩市らが集結。脚本は『20世紀少年』『GANTZ』シリーズなどの渡辺雄介、CMディレクター出身の江口カンがメガホンを取った。
主演:岡田准一
共演:木村文乃、山本美月、福士蒼汰、柳楽優弥、向井理
その他:木村了、井之脇海、藤森慎吾、宮川大輔、佐藤二朗、光石研、安田顕、佐藤浩市、
六角精児、モロ師岡など
<ストーリー>
標的を6秒以内に仕留める圧倒的な腕前から裏社会で恐れられる殺し屋、通称ファブル(岡田准一)は、ボス(佐藤浩市)から「殺し屋を1年間休業し、大阪で一般人として普通の生活を送る」というミッションを命じられる。1人でも殺したら処分されるという条件のもと、佐藤アキラという偽名を使い相棒のヨウコ(木村文乃)と兄と妹という設定で、生まれて初めて普通の生活をすることになる。
今週から公開される「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」を見ようと思っていたのだが、これが実は第2作だと知り、ちょうど昨日テレビで前作が放映されていたので、見ることにしたわけだ。
岡田准一は嫌いじゃないし、木村文乃は好きな女優さんなので、普通なら見てもおかしくないのに、どうして見なかったのだろう、と思いながら見ていたが・・・
内容は、一言で言うとヤクザ映画だ。
しかも、コメディとアクションを組み合わせているので、割と軽い。
たぶん、そのあたりで「どうせ、つまらない映画に違いない」と思ったのかも知れない。
実際見てみると、予想通りちょっと中途半端だった。
まず、冒頭で主人公がボスである佐藤浩市から「1年間休んで、普通の生活を送れ」という指示を受ける。
これがまずわからない。
もちろん、いちおうの理由をつけてはいたが、別に一時東京から身を隠せ、という意味ではない。
「普通の生活」を送ることで、プロの殺し屋にとってどんなメリットがあるのか、少なくともそれらしい説明はなかったし、それらしい描写もなかった。
ただただ、舞台が東京から大阪に移っただけだ。
だったら、そういう設定にすればいいのに、さらに「1年間は殺しをするな」という命令までつく。
原作はマンガなので、たぶんそうすることによって、何か面白い展開が待っているのだとは思うが、いきなりそういう設定にされても、なかなか受け入れることができなかった。
さて、その後の展開であるが、予想通り(?)ヤクザとの抗争に巻き込まれる。
だいたい、ヤクザに世話になるのだから、その影響を受けるのは当然だろう。
それで、結局ヤクザとのバトル(というか内紛)が始まるわけだけど、いちおう一人も殺してはいないみたいだ。
だから何だ、という展開なので、やっぱり最初の設定の意味がよくわからない。
岡田准一の言動が、確かに「普通の人」とは違うので、随所にそれを突いた笑いを散りばめているにはいるのだけど、あまり面白くはない。
アクションはまずまずだったと思う。
岡田准一は動ける役者さんなので、「るろうに剣心」の佐藤健にも劣らないくらいの動きのいいアクションを見せていた。
そのせっかくのアクションも、コメディの部分が足を引っ張っていたような気がした。
トータルで言えば、そんなにつまらなくもなかったが、あまり面白くもなかった、というところだろうか。
共演者で言えば、柳楽優弥の存在感が目立っていた。
怪演というのか、イカれたヤクザをうまく演じていたと思う。
向井理をどうしてヤグサとして起用したのか理解できない。
あんな優男が、顔にキズをつけたところで、たいして凄みもないので、ヤクザ連中の中で唯一違和感があった。
木村文乃の活躍があまりなかったのは、ちょっと残念だった。
あんなキャラクターでは、主人公にまとわりつくただの愛人にしか見えない。
福士蒼汰の下手クソ演技は相変わらずだったが、こういうイカれたキャラクターだと演じやすいというか、下手クソさが目立たないので、「いい男」役よりはマシだった。
ということで、評価は「C」にしておきます。
続編は・・・
たぶん見ます!
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