小泉進次郎環境相の発言が物議を醸している。
もちろん、「さすが!」といういい意味ではなく「はあ??」という意味でだ。
今話題になっているのは、昨日ニューヨークでの記者会見での発言。
「気候変動のような大きな問題は楽しく、かっこ良く、セクシーであるべきだ」
この「セクシー」の部分が物議を醸しているわけだけど、本人からしてみたら、たぶん「カッコいいと思った」程度なんだろうと思う。
確かに、気候問題は部外者・素人からすると、いろいろと面白くて楽しいかも知れない。
日本からはるか離れたところにある南米の海の状況が、日本の気候に大きく影響する、などということは、理屈はともかく、スケールがでかくて面白そうだ。
しかし、この男は当事者である。
もっと具体的に前向きな発言があってしかるべきだけど、残念ながらこの男は、以前から何だかいいことを言っているようで、実は中身のないことが多い。
その代表的(?)とも言うべき発言が以下のものである。
福島の処理済汚染水の処理について、自民党というか現時点での政府としては妥当だと思われる対応である「海洋放出しかない」という前環境相の発言を否定したのはいいが、記者から「では何か具体的に今しようとしていることは何か?」と問われた時のものだ。
「私のなかで30年後ということを考えた時に30年後の自分は何歳かなと、あの発災直後から考えていました。だからこそ、私は健康でいられれば、その30年後の約束を守れるかどうかの節目を見届けることができる可能性がある政治家だと思います」
何度読み返しても、何が言いたいのかさっぱりわからない。
舛添要一元都知事は、この発言をとらえて「言語明瞭・意味不明瞭」と言ったらしいが、「言語明瞭」ですらない。
あえてツッコミを入れてみる。
まず前半。
「私のなかで30年後ということを考えた時に30年後の自分は何歳かなと、あの発災直後から考えていました」
いつから30年後なのかわからない。
普通なら「今から」となりそうだけど、彼はこの後に「あの震災直後」と続けているので、たぶん2011年から30年後、つまり2041年頃のことだろう。
ただ、彼が考えていたのは、「その時、自分は何歳かなあ」ということになる。
具体的に何か考えていたわけではない。
そして、後半。
「だからこそ、私は健康でいられれば、その30年後の約束を守れるかどうかの節目を見届けることができる可能性がある政治家だと思います」
「自分は何歳になるのかなあ」ということしか考えていなかったはずなのに、なぜか「30年後の約束」とある。
いったい、いつどんな約束をしたのだろう。
しかも、彼は自分が約束したことを実行するのではない。
そりゃあ、そうだろう。何も約束していないのだから。
だから、約束を果たすのではなく、「約束を守れるかどうかの節目を見届ける」だって。
どういう意味?
「約束を守れるかどうかを見届ける」のではなく「その節目を見届ける」とは「ある程度約束を守れる目処がたったかどうかを見届ける」ということ?
しかも「それができる可能性がある」とは、ますます意味が分からん。
結局のところ、何も具体的なことは言っていないどころか、何も言っていないに等しい。
「オレは、別に何の約束もしないけど、政府として何か30年後までに実行すると言ったことについて、30年後にホントにちゃんとやってんのか、ホントにできそうなのかを見て、それについて特に何も言わないけど、見届けることくらいはできる、かも知れないよ」
みたいな感じだろうか?
自分では何かウマいこと言ったつもりなのかも知れないが、どう見たって、バカ発言だろう。
こんな発言が続くこの男に対して、みんなはいったい何を期待しているのだろうか。
万が一首相にでもなったら、鳩山由紀夫みたいな首相になるとしか思えない。
明らかに目が死んでいる鳩山と違って、見た目はまともそうだし、言い方もスマートだけど、言っている内容はハトポッポと何ら変わらない。
安倍さんは、もしかして「こういう男なんだよ、実は」ということを知っていて、あえて大臣にしたのだろうか。
メディアが、あまりこの男を叩かないところを見ると、もしかしてこの男が首相になることを願っているのかも知れない。
あの時代をもう一度経験することだけは勘弁してほしい。
もちろん、「さすが!」といういい意味ではなく「はあ??」という意味でだ。
今話題になっているのは、昨日ニューヨークでの記者会見での発言。
「気候変動のような大きな問題は楽しく、かっこ良く、セクシーであるべきだ」
この「セクシー」の部分が物議を醸しているわけだけど、本人からしてみたら、たぶん「カッコいいと思った」程度なんだろうと思う。
確かに、気候問題は部外者・素人からすると、いろいろと面白くて楽しいかも知れない。
日本からはるか離れたところにある南米の海の状況が、日本の気候に大きく影響する、などということは、理屈はともかく、スケールがでかくて面白そうだ。
しかし、この男は当事者である。
もっと具体的に前向きな発言があってしかるべきだけど、残念ながらこの男は、以前から何だかいいことを言っているようで、実は中身のないことが多い。
その代表的(?)とも言うべき発言が以下のものである。
福島の処理済汚染水の処理について、自民党というか現時点での政府としては妥当だと思われる対応である「海洋放出しかない」という前環境相の発言を否定したのはいいが、記者から「では何か具体的に今しようとしていることは何か?」と問われた時のものだ。
「私のなかで30年後ということを考えた時に30年後の自分は何歳かなと、あの発災直後から考えていました。だからこそ、私は健康でいられれば、その30年後の約束を守れるかどうかの節目を見届けることができる可能性がある政治家だと思います」
何度読み返しても、何が言いたいのかさっぱりわからない。
舛添要一元都知事は、この発言をとらえて「言語明瞭・意味不明瞭」と言ったらしいが、「言語明瞭」ですらない。
あえてツッコミを入れてみる。
まず前半。
「私のなかで30年後ということを考えた時に30年後の自分は何歳かなと、あの発災直後から考えていました」
いつから30年後なのかわからない。
普通なら「今から」となりそうだけど、彼はこの後に「あの震災直後」と続けているので、たぶん2011年から30年後、つまり2041年頃のことだろう。
ただ、彼が考えていたのは、「その時、自分は何歳かなあ」ということになる。
具体的に何か考えていたわけではない。
そして、後半。
「だからこそ、私は健康でいられれば、その30年後の約束を守れるかどうかの節目を見届けることができる可能性がある政治家だと思います」
「自分は何歳になるのかなあ」ということしか考えていなかったはずなのに、なぜか「30年後の約束」とある。
いったい、いつどんな約束をしたのだろう。
しかも、彼は自分が約束したことを実行するのではない。
そりゃあ、そうだろう。何も約束していないのだから。
だから、約束を果たすのではなく、「約束を守れるかどうかの節目を見届ける」だって。
どういう意味?
「約束を守れるかどうかを見届ける」のではなく「その節目を見届ける」とは「ある程度約束を守れる目処がたったかどうかを見届ける」ということ?
しかも「それができる可能性がある」とは、ますます意味が分からん。
結局のところ、何も具体的なことは言っていないどころか、何も言っていないに等しい。
「オレは、別に何の約束もしないけど、政府として何か30年後までに実行すると言ったことについて、30年後にホントにちゃんとやってんのか、ホントにできそうなのかを見て、それについて特に何も言わないけど、見届けることくらいはできる、かも知れないよ」
みたいな感じだろうか?
自分では何かウマいこと言ったつもりなのかも知れないが、どう見たって、バカ発言だろう。
こんな発言が続くこの男に対して、みんなはいったい何を期待しているのだろうか。
万が一首相にでもなったら、鳩山由紀夫みたいな首相になるとしか思えない。
明らかに目が死んでいる鳩山と違って、見た目はまともそうだし、言い方もスマートだけど、言っている内容はハトポッポと何ら変わらない。
安倍さんは、もしかして「こういう男なんだよ、実は」ということを知っていて、あえて大臣にしたのだろうか。
メディアが、あまりこの男を叩かないところを見ると、もしかしてこの男が首相になることを願っているのかも知れない。
あの時代をもう一度経験することだけは勘弁してほしい。
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