はぶて虫のささやき

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(旧:はぶて日記)

次期衆院選が楽しみ!?

2021-06-24 | 日記
民法における「夫婦同姓」の規定は憲法に違反しない、という判断が最高裁で決定された。

最高裁の判断理由としても、「国民の意識の変化などを考慮しても、2015年の合憲判決を変更する理由は認められない」「選択的夫婦別姓の可否は、国会が判断すべき事柄だ」ということが挙げられている。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20210623-OYT1T50187/


ところが、ニュースなどでは、この決定が気に入らないのか、「合憲」だと判断した裁判官と「違憲」だと判断した裁判官を、それぞれ顔写真までつけて紹介(?)していた。

まるで、「こいつらが合憲だと判断したヤツらですぜ」と国民に知らしめようとしているみたいだ。

しかも、街の声として取り上げたのは、「選択的別姓を認めろ」と主張している人たちばかりだった。

いちおう中立的意見として「選択肢が多い方がいいと思う」などという、どうでもいいような意見を取り上げてはいたが、「決定は当然だ」という意見の紹介は一切なかった。

さらに、朝日新聞などは傘下の関連会社「HUFFPOST」などを使って、「違憲だ」と判断して裁判官の意見のみを掲載し、今回の判断は間違いだという主張を全面に押し出している。


https://news.yahoo.co.jp/articles/dab401a63fab8ae7363d2febb989b860c70da9d2

これを偏向報道と言わずして、何と言えばいいのだろうか。

2015年の判断と同じになった、ということだけど、憲法自体が変わっていないわけだから、ここで判断が変わる方がおかしい。

それにもかかわらず、どうしても「夫婦別姓」にしたいという人たちは、いったい何が目的なんだろうか。

そういう人たちは、「行政手続き上夫婦が同性であることを強いられることで踏みにじられる個人の尊厳ガー」などと言っているが、それって具体的には何なの?

仕事を遂行する上で、すでに旧姓の通称を用いることを認めている企業もたくさんある。

「合憲だ」と主張している人たちの多くが、「子供がどちらの姓を選ぶのか」という問題点については、何も言わない。

「そんなのはどうでもいいこと」だと言いたいのだろうか。

そんな態度でいるヤツがいるから、多くの国民は夫婦別姓を認めることに本能的に違和感を持ってしまうと思う。

裁判官の中で15人中11人が「合憲だ」と判断したわけだけど、国民全体でみても、似たような割合になるのではなかろうか。

しかも、今回の理由の中でも「これは国会で判断すべきだ」と言っているわけだから、つまり必要であれば憲法を変えればいいじゃないか、と言っているわけだ。

だから、メディアが偏った報道をするのはしょうがない(?)としても、今回の判断に対して、相変わらずトンチンカンなコメントをしているのが立憲民主党の連中だ。

国体委員長の安住などは「時代遅れだ。時代に合った対応を次期衆院選で訴えたい」とコメントしている。

これって、「時代に合った憲法にすべきだ」と言っているのと同じことなんだけど、たぶんこいつらは、そういう理屈に気が付いていない。

とにかく、自分たちの主張が通らないと、「時代遅れだ」とか「判断はおかしい」とか言うくせに、「じゃあ、どうすればいいのか」ということを一切言わないから、その都度その都度で、言っていることが真逆であっても、一向にお構いなしだ。

というか、何も理解していないくせに、とにかく政府や国のすることにイチャモンばかりつけるから、こういうバカなことを言っても平気なんだろう。

安住たちが次期衆院選で何を訴えるのか、ちょっと気になる!?

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