お前らは友好国ではない、ということですよ

政府が、韓国に対して「半導体の製造過程で不可欠な３品目」の輸出規制を強化した件。

輸出許可の申請が免除されている、いわゆる「ホワイト国」から除外する、というものだ。

この措置によってかなり苦境に陥ることが確定している韓国では、当然のことながら反発し、「ＷＴＯ（世界貿易機関）に提訴するぞ」と息巻いている。

テレビ・新聞などでも、これを「応募工（徴用工）問題」に対する報復措置ということで、「イヤガラセはやめろ」みたいな報道をしている。

少なくとも、テレビや新聞（特に朝日系）を見る限りでは、「日本政府は、徴用工問題に対して前向きに取り組まない上に、今度は報復措置に出た。何という恥知らずな！」みたいな印象しか受けない。

しかし、よ～く読んでみると、「お前ら、今までは輸出してやってたけど、今後は輸出してやんないぞ」というのではなく、単に「優遇措置を取っていたのを解除する」というだけ、ということがわかる。

その背景は、もちろん「応募工問題」に対して韓国がムチャクチャな要求をしているので、堪忍袋が切れた、ということだとは思うが、単なる「復讐」ということではなく、「もうお前らは信用できない」というだけのことだ。

それは、応募工問題に対する対応に限ったことではなく、「北朝鮮やイランに対して大量破壊兵器の材料を違法に輸出している」とか、「経済制裁されている北朝鮮に対して『瀬取り』という形で実質的に援助している」とかいう、国際的にも信用されない行為を平然と行っていることもある。

しかも、この措置は「ホワイト国リストから除外するから、８月１日からは普通の他の国と同じように輸出許可取れよ」というだけであって、輸出規制ではない。

「９０日程度きちんと手続きを取ってね」というだけの話である。

従って、たとえＷＴＯに提訴したところで、ＷＴＯとしても対応のしようがないだろう、ということである。

まあ、あの国のことだから「提訴するぞ」と脅せば、日本もまた折れてくるだろう、という安易な発想だけで、実際に提訴なんかするはずはない、とは思うが、少なくともこの措置によってあの国が困るのは確かだ。

だからこそ、朝日新聞などは社説などで、必死にこれを批判している。

でも、流れは完全に韓国にとっては不利なので、韓国としてもこのまま放っておくわけにはいかない。

もちろん「日本に謝罪する」という選択肢はそもそも存在しないので、彼らがこの措置に対して行う「報復行為」はこれしかない！

https://www.fnn.jp/posts/00420198CX

「徹底抗戦」だそうな。

「日本が輸出管理を強化した素材の国産化を進めることで、日本の圧力には屈しない姿勢を見せる」んだとか。

そして、「韓国大統領府のウェブサイトには、自動車をはじめとする日本製品の不買や日本への旅行中止を国民に呼びかけ、さらに政府には、日本への関税報復を求める請願が寄せられた」らしい。

う～ん、これは困った。

もし日本への旅行客が減ってしまったら、日本の観光地は大打撃を食らってしまう。

だから、それだけはやめてほしい。

ゼッタイにやめてくれ！

日本製品の不買も・・・・

いや、できんのか？