はぶて虫のささやき

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(旧:はぶて日記)

映画評1271 ~ テイクオーバー(Netflix)

2025-03-18 | 映画評
今回は「テイクオーバー(Netflix)」です。

『YOU ARE NEXT ユー・アー・ネクスト』などのホリー・ブロートらが出演したアクション。あるホワイトハッカーが、犯罪組織から殺人の濡れ衣を着せられる。監督は『ジャッキーとオーピエン』などのアンネマリー・ファン・デ・モンド。

主演:ホリー・ブロート
共演:ゲーザ・ワイズ、フランク・ラマース、ノーチェ・ヘルラール、ローレンス・シェルドン、ワリード・ベンバレク、スーザン・ラデルなど

<ストーリー>
ハイテク自動運転バスのデータ漏洩を回避したホワイトハッカーのメル・バンディソンは、意図せずある国際的な犯罪ネットワークを機能停止にさせてしまいます。そのせいで突然、犯してもいない殺人の罪をかけられ、人生が一変したメル。犯罪集団とインターポールの両方から追われるはめになった彼女は、街角はカメラだらけの都市を逃げ回ります。メルは1度だけブラインドデートをしたトーマス・ディーンの家に逃げ込むが・・・


2022年11月に公開されたオランダ映画だ。

元々ハッカーである主人公メルは、雇われ先であるバス会社の顧客情報が流出していることを知って、ハッキング先にウイルスを流してこれを阻止するのだが、これがバス会社の顔認証システムを利用して個人情報を不当に収集しているチャイナ企業を激怒させることとなり、組織から追われる。しかも殺人の汚名を着せられ、警察からも逃げることとなる。

このあたりは、文章として書いてみると、ハラハラ・ドキドキしそうな感じだけど、実際には主人公はただパソコンをカチャカチャといじっているだけであり、組織から追われるようになってからは、ただひたすら逃げるだけ。

とにかく、パソコンをカチャカチャといじるだけで何でもできる、という展開はあまり面白くない。

なぜなら、「できるかどうか、というハラハラ・ドキドキ感がまったくない」からだ。

結果的には、チャイナ企業に侵入して、パソコンをいじることで暴走を始めた自動運転のバスを止めると同時に、自身の冤罪を晴らすことになるのだけど、この間は逆に警察は何をしているんだ?という感じだった。

その点を無条件に受け入れられれば、特に違和感はない?(自動運行とは言え、手動による緊急停止装置くらい付いているだろう、という指摘もあるけど)のだけど、特に盛り上がりもなかった。

ということで、評価は「C」にしておきます。

レビューの中に「中国を思いっきり敵視した内容で、中国が見れば怒るぞ」という批判があったけど、あの国ってそんなことを実際にしてるじゃん!

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