老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

  昼のお弁当を買いに

2017-08-26 10:28:27 | 俳句
     

 開店前の 三越 の玄関。
あと二三分で開店という時間。
少し早いかなと思いつつ、お弁当を買いに三越へ来た。
暑いから、私達家庭と同じ 老夫婦に 暑さ見舞いで 昼の弁当でもと思い立ってのことだ。
駅弁か?三越か?
迷ったけれど、駅には駐車場が無いという理由だけで こっちに来てしまった。
御相伴で我々夫婦も、昼のお弁当を、厨仕事から離れるには、これだと、友人への思いやりと、私の為にもと来た訳である。
どうせなら、早い時間にお弁当を届けてあげれば、お昼を考えないですむと、開店早々に来たのである。

      

 三越の玄関には、トレードマーク のライオン像が鎮座をしている。
百獣の王 ライオン にあやかって、デパートの王を目指したのかもしれないが、このライオン像の前で朝市が立っていたこともある。

店員は上を向いて歩いていた。まるっきり サービス おもてなしを忘れたいた時代、ほんの(20年前くらいか)な?
私は自分を見失っている デパートの店長や店員は、ライオン像の前で 一束100円の野菜や果物を売る市が立っているのをどういうふうに考えているのか、心の中で笑っていた。
ライオン像と、農家さんの時期産の野菜らの市の立てっいる ギャップ がなんとも面白かった。
この頃のこのデパートは「お客様は神様です」の精神をどこかへ置き忘れて 成り上がり者が運営をしていた。
市場調査、世論や消費者の動きなど、どう思っていたのでしょうか。

 現在は 変身をしている。
ライオンが でんとお客様を迎えている。
社員教育もそこそこに、、、、
人影を感じると、下を向いたまま、事務仕事をしていて「いらっしゃいませ」と 声を発するけれど、顔は上げようとしない。忙しいのでしょう。そんな店員が大半ではあります。
テナントの店員?本採用の社員?などといらぬお節介を想いながら、ウインドショッピングをする私は意地悪婆なのである。

(二三日前の新聞に お客さまには声をかけずに、ゆっくりと自由に商品を選んもらうのが、親切 サービス だとも書いていたっけ)
それも一理ある。

 二家族分の 美味しい うな重とスイーツを買って帰りました。


       🍒     風死すや三越背負ふライオン像

       🍒     熱を帯びどでんと処暑のライオン像

       🍒     ウインドーは秋色旅を誘ひけり



 少しストレス解消のブログ。
勇んだ言葉が出てきたけれど、婆さまを モニターに 意見を聞いてみると、齢の興で悪いことは云わないよ  ( ^)o(^ )
コメント
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