老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

五度めとなると

2017-08-16 17:03:12 | 俳句
     

去年から心臓の検査も五度目に入院となる。
何時だって覚悟をして入院をする。
負けないぞ。退院をするぞ。

何年か前 一年間 に七度 この医大に入院をした。
元気そうな患者が、退院をしても、又舞い戻って来て、、、。
若い娘さんが、不治の病だったり、哀しい想い出ばかり残っている。

私もその内の難病を抱えてはいるけれど、今は小康状態。その上に、心臓の病気も抱えたのである。

いつもは、循環器内科の病棟に入院をする。
循環器の病棟は部屋が空いていなくて、隣の棟の部屋に入院をした。
いままでは三階であったが、六階となり、部屋から見える方角が違うから景色もまるっきり変わった。

入院慣れをしているから、荷物も極力少な目に。
持って来た本も厳選を で軽く。
モンテクリスト伯が全七巻だったのを家では読み切れていなかった二冊。
これは、食事をする時間も惜しんで読みふけった。

手術中も、あらすじの反復をして、手術の痛みを忘れることに。。
(下手な医師で、手首の動脈から検査の針を入れるのだけれど、今まではスムースに入ったのに、今回ばかりはもたもたとして、感覚が残っている。主任の医師がいるから、安心はしていたけれど、下手くそ)

昨夜も夜中の三時、注射の痕が痛いのと、腕がちぎれそう。
医師も看護婦も来てくれたけれど、痛み止めをもらってやっと うとうととすることができた。
(原因は医師に注射を入れるた時の処置だと思っているが、、、、、)
彼も、始めから、一から手術の経験を積んでゆかなければならぬと思っている。解っているから、強いて文句も言わなかったが。
朝になって、主任の医師が来て処置をして、すーと 痛みは去った。


個室を利用して、病院へ支払った金額より、10日前にやった猫ちゃんの手術代の方が高額であった。
全く 苦笑  (*^-^*)

次は一年後と先生はおっしゃってくださる。
何事も無ければよいけれど、心配だったら、僕の診察の曜日に窓口へ声をかけて下さいと言って下さる。
これが何より安心で薬になる。
まずは良かった。
コメント
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