このナニャメに私たち夫婦はどれほど癒される毎日であろう。
いくら大事にしても、野良猫の身分をわきまえていて、餌を食べるのと、窓を開くと家に入ってきて、家の中を一巡すると、外に出てゆく。
今日は朝から、一日中、椅子で寝ている。
傍を通るとさっと、顔を持ち上げ私に「ニャアー」と声をかける。
二~三日前の颱風の時もこの椅子に居座っていた。
雨に濡れていて、可哀そうに思い、ダンボールにタオルを敷いて家の中に入れた。
しばらくは箱の中でじっとしていたが、部屋を一巡すると、窓を開けてくれと云う。
雨が降っているのに、外に出て濡れるのもかまわず椅子でじっと雨を見ている。
何度か、ナニャメを部屋に連れ込むのだが、落ち着かないのか、外に出る。
お好きなように。
猫の餌を買ってきた。
今までは姫ちゃんの餌のストック(カリカリ、チュルチュル、レトルトパック、缶詰)があり、他の三匹の野良猫にもそれを与えていた。
さすが四匹ともなると、食べる量が凄まじい。
しかし、姫ちゃんが亡くなるとは思いもよらなかったので、地震がこようが、嵐がこようがと、よくもまあ大量の餌を、ストックしていたものだと呆れている。
何も楽しみの無い老夫婦。野良猫の観察に終日をつぶしている ( ^)o(^ )
🍒 旅の数だけあるこけし秋意かな
🍒 朴は実に水嵩増へる朴の谷
🍒 水落し阿波一国の巡礼に
🍒 大花野生者も魂も遊びゐし