
田んぼアートを見に行く。
讃岐らしく十年続いている田んぼに稲で描くテーマは弘法大師、空海さんすなわちお大師さまである。

田んぼの横に櫓が組まれていて、そこから稲で描かれたお大師さまを見下ろすことになる。
田んぼをキャンバスに見立て、普通の白米、赤米、黒米で巧みに描いている遍路姿のお大師さま。

少し残念なのは、櫓が少し低く、お大師さまの全体像が、もちょっとと云うところ。
遍路笠をかぶっているであろう頭の部分が遠すぎて余りにも小さく見ることができない。

それはさておき「五風十雨」田植から炎天下での草取り、この田んぼアートにかかわった方々の苦労を想像すると、全く(実るほど頭が下がる稲穂かな)である。
故郷、うさぎ追いしかの山、、、とこの景色には日本の原風景があった。
🍏 曼珠沙華遠目に長き朱い筋
🍏 秋思はも想ひ出帖に緑のペン
🍏 身に沁むやけふ三度目の日照雨
🍏 ありがたや稲の穂波の大師像