朝、パソコンを開くと一番に「うたたね歌仙」のページを見る。
自分は3~4回、ここに参加をやったけれど、始めての事でもあり勉強不足でとても皆さんの投句についてゆけなかった。
それでも、新しい歌仙を巻くたびに興味と勉強になるので楽しく見ている。
今は「音ひとつなき秋空の巻」が八月二十八日から巻かれている。
最近はこんな句が
四 パイプカットも怠りはなく 櫂(雑・恋)
2~3回再募集があった。どの句も捌き手のお気にめさなかったのか、
五 色仕掛け女のほうが上手なり 櫂(雑・恋)
と捌き手が続けて投句をした。
前の句を説明してはダメ。恋の句はここで終わり。
しごく現代的な意味深な言葉にビックリをした。
どなたが、どんな付句をするのか、楽しみにしていたが、捌き手の気に添う付が無かったと見えて(皆さんの付句は一応目はとおした)捌き手の句でおさまった。
そして、つい最近
二 ナンパのほかはすることがない 櫂(雑・恋)
又、前と同じく
* 再募集 ナンパする男あるいは女の身になって、、、とヒントが
三 夕顔にそへたる歌の憎らしき 櫂(夏・恋)
しかし又も、捌き手の付句が並んだ。
前も今回も(恋い)の句。恋いの句は難しいか?
私が読んでいてもこんな生意気を言える立場でないが、そんな~こんな、付句が並んでいた。
*こう置くと はすっぱな前句も誰かの面影に変わる。
後の句で前の句が変わる。
奧が深い!源氏物語の場面の登場となった。
△ 失恋の特効薬は次の恋(一般論では面白からず)、、との言葉が。
さて明日の展開はどうなるのか楽しみである。
今日は糸を買って、やりかけのブラウスの仕上げにかかる。何度も袖付で失敗。
昔の旅をふと思い出した。
🍏 遡る鮭刑務所を溝囲ふ
🍏 芒穂や津軽へ海底抜け来たる
🍏 ななかまど飛行機の影湖すべる