季節も良くなった。朝夕は一気に秋を越して冬の気配もするが。。。。。
小六月なる季語がふと浮かんだ。
まことに久しぶりに屋島の散策。
昼の月が。
写真を撮っていると下校の男の子が話しかけてくる。
「何を写しているんですか?」
指をさして
「ほら、昼の月が出てるでしょう」
「池を見てごらん!」
「お月さまが、水面に写っているでしょう」
「あれ、本当だ、、素晴らしい」
「僕たち何年生?」
「五年生です」
「この池に20年くらい前に子供が落ち込んで、、、知ってる」
「はい。弟を助けようとしてお兄さんと二人が亡くなった話でしょう」
ここは小学校にに近い通学路だ。
「先生から聞いたの?」
「いいえおばあちゃんから」
「僕はお母さんから」 と口々に、、、
「気をつけてネ。道草しないで早く帰って! 家族に心配かけないでネ」
「はーいー さようなら」
外に出るのは気分が晴れる。誰や彼とのふれあい。子供に話かけられるのが一番に嬉しい。
お日様に当たって家に帰るとバッタンキュー。ひどい疲れだったが。
🐣 ここからは猪の領域木の実降る
🐔 秋乾き今日は病院梯子する
🐦 お隣の猫呼べば来る小六月
🐓 何の鳥やらどんぐりを落としてくれ
🐥 草紅葉軍手片っぽ落としけり