
病院の待ち時間に栗林公園に行った。
讃岐民芸館で開かれている、和田邦坊さんの展示を見に入館をした。

和田邦坊(1899-1993)。本名、和田邦夫。
香川県琴平町出身。明治32年8月24日生まれ。
大正15年東京日日新聞社にはいり時事漫画をかく。
ユーモア小説「うちの女房にゃヒゲがある」を執筆して話題をよぶ。
漫画家、新聞記者、小説家、画家、デザイナー、商業プランナーなど
様々な顔を持ち、昭和13年帰郷後は,画家として活躍。
40年讃岐民芸館の初代館長になる。
香川県の工芸品や民芸品のデザインを多数手がけており、
巴堂の包装紙などもその作品の一つ。
和田邦坊さんの描いた絵。
栗林公園の松の並木だと思う。
見ざる聞かざる言わざる、、を松の枝で見猿、聞猿、言猿、、と上手に表現をし、思わず笑みがこぼれる。
(日光東照宮のお猿さんに彫刻に似ているか?)

この、イサム、ノグチ氏も彼の作品。
特徴を捉えて、本当に素晴らしいイラストだ。
その中にイサムノグチ氏の似顔絵が。
彫刻家イサムノグチ氏は庵治町にアトリエを構え活動をしていた。
そのノグチ氏が1963年に「讃岐うどん」と命名をしたと。
知らなかったな~。
これからうどん屋でうどん食べる度に私の頭に浮かぶのかしら?
病院から、
「診察時間ですから帰って下さい」
と携帯に電話が入り、もっと観たかったが急いで病院に戻った。
そんな一昨日の事。
医大、かかりつけの病院と二日間は大忙がしだった。
しりとり俳句から
🍂 紅葉狩る三里のつぼに指圧しつ
🍂 衣装道楽の姉紅葉狩るときも
🍂 短冊は酒の句ばかり紅葉茶屋