歳末～贋物流行り

昨夜、当HP「トイレの雑記帳」でも少し触れましたが、今年は多くの通貨、そして金券の偽造が発覚した年でもありました。
金目の物の偽造・・・それは長い歴史を持ち、決して今に始まった事ではありません。極言すれば人類の歴史と共にあったとさえ言えるかも知れません。
ただ、印刷技術や複写技術の向上に伴い、プロの印刷技術者やその経験者でなくてもこうした偽造が可能になってしまった一面がある様です。先月明るみに出た、中学生による紙幣偽造事件はその事を裏付けていると言えるのではないでしょうか。
「トイレの雑記帳」で触れた高速道路券の事件にしても、数多くの偽造券が広域に出回った可能性があり、色んな負い目はあるにせよ、発売元の日本道路公団の信用を失墜させ、利用者を混乱に巻き込んだ事実は、極めて社会的影響大だったと言えるでしょう。
他にも、海外の有名ブランドの装身具の贋物はほぼ毎年の様に摘発されており、偽造元も組織立っていてその根絶は難しい様です。
最近のこうした金品は贋物でも非常に精巧で、本物との区別がし難い様です。
我々素人もこうした事件に巻き込まれない様にしたい所ですが、当面は偽造情報に注意して、怪しいと思ったら念の為警察に届け出る位しか対策の取り様はなさそうです。*(注意)*