コナサン、ミンバンワ!前月の気象を引きずった様な、大いなる残暑と、地域にもよるが、台風上陸 あるいは接近による著しい風水害に見舞われたこの9月も、明日1日を残すのみとなった。ここの所は、彼岸を過ぎて日中の時間が短くなった事もあろうが、朝晩と昼間の温度差が急に広がり、服装による調節もちと難しいものがある様だ。こう言う時に、風邪などの体調を崩す事態に見舞われる機会も増える訳で、中々に難しくはあるが、何とか上手く折り合いをつけ、健康安全の内に、続く秋本番 10月へと繋げたい所であります。又、今年辺りより特に目立つのが、狭い地域が集中して大雨に見舞われる、所謂記録的短時間大雨の傾向が増えている様に見受けられるのと、風の方も、竜巻などの突風が生じる頻度が増えた様だ。まだまだ続く、台風接近の可能性と共に、我々は防災を考える時、こうした「天気が荒れ易い傾向」にも留意する必要があるだろう。
さて、その風水害も少し関係するのだが、先般の台風第19号による強い風雨で、一部地方が甚大な被害に遭ったとされる中国大陸の状況について、少なくとも一部のメディアは異例なレベルにて詳細に報道していた。ひょっとして、同大陸当局に配慮して、我国の同情を誘うつもりではないか、と勘繰ってしまう程のレベルであり、同大陸の政治社会面は必ずしも詳しい伝え方をしているとは言えない面もあるだけに、バランスの面でどうなのか、とつい思ってしまった。明らかに公正さに欠ける所あり、こうした姿勢は報道倫理とその信頼性に欠けるものだろうとも感じた。こんな事では、大不祥事で国民の信を裏切った、東京電力やJR北海道の事を決して批判も揶揄もできないのではないだろうか。
我国の政治権力、立法、司法、行政に次ぐ「第4の権力」とも言われる重い立場を司る自覚があるとは決して言えず、もう一方で、己が抗える相手でないと見るや、すり寄ろうとする不良姿勢には、心ある国民市民なら、決して組してはならないだろう。又、普段より報道、そして論評姿勢が公正で適切かどうかを見抜く眼力も必要となろう。中々に難しくはあるが、個々人がそうした厳しい視点と姿勢を強く持つ事が、これからは求められている様に思うのだ。
第4の権力と揶揄される報道メディアは、事ある毎に(日本国憲法第21条をメインとする)「言論、集会、表現の自由」を盾に、己の報道の自由を振りかざすが、それは同法第12条「自由、権利の保持責任と濫用禁止」がきちんと担保でき、かつ健全な報道倫理を履行できた場合に限られるだろう。弁護士にしても、弁護士法第1条の「基本的人権の擁護」は曲りなりにできても、続く「社会正義の実現」に命と職を賭して真摯に取り組む方はごく僅か。それと同じ事が、報道メディアにもズバリ当てはまる、とはっきり申しておく。
日本国憲法の先行きは、残念かもだがもう長くないだろう。その後、戦後日本の軌跡を不良に貶めた報道メディアのあり様をどう糾し、健全化して行くか、我々国民市民は改めて考えても良いのではないか。秋は「スポーツ」や「食」と共に、「文化や学問」の時季でもある。目立った自己啓発は行っていない故、大きな事は申せないかもだが、こうした事共に少しでも向き合い、考えて行ける時季にできたら、とも思います。今月の拙ブログは以上です。ラタ、マイ月。