2025=令和 7年 2月も、拙ブログを宜しくお願い致します。立春の時季となったが、明日から暫くは 北方の大型寒波南下による大幅な「寒の戻り」が予想されるとか。
風向きによっては、日本海側に留まらず 大平洋側の一部地域も積雪リスクがある模様。ここは気象の急激な変化に留意した方が良さそうだ。大雪に伴う交通障害や、気温低下に伴う 流行続くインフルエンザ他の感染症リスクにも是非留意したい所。
埼玉県下にて以前行方不明の方の救命叶わぬ主要道路陥没や、米合衆国で続いた深甚な航空機事故などの折 恐縮は理解するが、我国宇宙関連で朗報があった。
既に成功複数を数え、我国の次期宇宙開発の主戦ともいえる「H3」型ロケットの最新機が打ち上げに成功。衛星測位システムGPS最新機の軌道送り込みにも成功した様だ。末尾の関連記事に譲る所もあるが、以下 昨日の共同通信ネット記事を引用して、みて参る事に。
「『H3』5号機の打ち上げ成功 日本版GPS衛星『みちびき』搭載」
宇宙航空研究開発機構(JAXA) は 2/2 の5:30pm、国産新型ロケット「H3」5号機を 鹿児島県の種子島(たねがしま) 宇宙センターから打ち上げた。
日本版GPS(衛星利用測位システム)とも呼ばれる準天頂衛星「みちびき 6号機」を予定通り分離した。H3 の打ち上げは、2号機から 4回連続で成功した。
「みちびき」は高精度な測位が可能で、災害対策や 生活を支えるインフラ(社会資本)としての活用が期待される。他国に頼らない測位を行うために 2025=令和 7年度中に 7機体制にする計画で、現在は1~ 4号機が運用中。6号機を投入する静止軌道は各国間の獲得競争が激しく、位置を確保するために 5号機よりも優先させた。
現在の 4機体制では 一部の衛星が日本から見えない時間帯があり、地球全体をカバーする米国の GPSなどの信号も使っている。7機体制になれば (我国)単独で測定が可能になる。政府は 将来的には 11機体制を目指しており、スマートフォンなどで位置を把握する際の制度は 現状の5~10mから 1mまで向上するという。(引用ここまで)
まずは、H3ロケット最新号の打ち上げと 新GPS衛星の軌道投入成功に一言の祝意を申すと共に、関係各位のここまでの努力に敬意を表したい。
その上で 我国単独での衛星測位が可能となる様、引き続いての尽力を望みたい。通信手段の進歩が 我々の日常生活向上にも繋がるに留まらず、石破現政権の目指す防災省庁発足など 災害対応の為の力ともなるだろうから。
防災とくれば、それは即ち安全保障の質的向上にも直結する。又 海外の新たな感染症流行の情報伝達の迅速化も望め、我国の防疫にも力となり得る事だろう。
こう記すと、左派野党やそのシンパ勢力は直ぐ「軍事利用」などと騒ぎ立て易いが全く当を得ていない。衛星測位の独自化などは 中露を含む主要国ならどこでも行っている事であり、我国などは後手に回った位だろう。いつまでも欧米の衛星に頼る事なく 我国独自の全地球的測位体制確立は不動の目標とすべき。
その為にも 成功の端緒を掴んだ H3ロケットの更なる信頼性向上を目指し、他国衛星の軌道送り込みも可能とする様 ビジネス面も強く推進すべきだろう。H3ロケットは先代の H2Aに比べ、打ち上げ費用が約 85億円から 50億円へと縮減でき、又 打ち上げ準備期間も約 半分への圧縮が叶ったとか。
そうした成果を武器に、世界と渡り合える立場に上るのが H3ロケットの使命だと思うがどうか。今回画像は 先月下旬に当地東郊、静岡との県境に近い 浜名湖畔で目撃の、東海道・山陽新幹線試験列車「ドクター・イエロー」第 4編成の様子を。既報通り、先月下旬を以て同編成は勇退。拙者の見た、これが最後の雄姿。以下に 関連記事をリンク致します。「産経新聞 2/2付」