Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

石破新内閣の期待値は低く・・

2024-09-29 23:25:59 | 国際・政治
2024=令和 6年 9月も 後僅かとなった。与党自民総裁選の決選投票を逆転で制した、石破新総裁の党役員人事と組閣の大まかな所が徐々に明らかになってきている様だが。

ここまでの情報を見てみると、刷新感はとも角 余り新鮮味には欠ける様だ。まぁ無難さに徹するイメージだが、一部に拙者の好感しない顔ぶれも垣間見え、石破総裁には心あるなら再考を願いたい所もある感がする所。以下 今日の某ネット記事を引用して、少し振り返ると・・。

「総務会長に鈴木財務相、外相に岩屋氏、石破新政権の顔ぶれ固まる」

自民党の 石破 茂総裁は 9/29、党総務会長に 鈴木俊一財務相を充てる方針を固めた。閣僚人事では 岩屋 毅・元防衛相を外相に、加藤勝信・元官房長官を財務省に起用。阿部俊子・副文部科学相を文科相、福岡資麿・党参院政審会長を厚生労働相として初入閣させる。初入閣は 13人で、石破内閣の閣僚の陣容が固まった。

石破氏は 9/30に新しい党執行部を発足させる。石破氏は当初、総裁選で決選 投票を戦った 高市早苗・経済安全保障担当相に総務会長を打診したが、高市氏は固辞していた。鈴木氏は、総裁選で高市氏支持に回った 麻生太郎副総裁が率いる麻生派の重鎮で、麻生氏の義弟。総務会長経験もあり、党運営や政権基盤を安定させる狙いがあるとみられる。

石破氏と良好な関係にある 菅 義偉(すが・よしひで)前首相は副総裁に起用する。鈴木氏以外の党四役は 幹事長に森山 裕・総務会長、選対委員長に小泉進次郎・元環境相、政調会長に小野寺五典(おのでら・いつのり)元防衛相の起用が内定している。

森山氏は 9/29、東京都内で麻生氏と約 20分間会談した。麻生氏は 党最高顧問に就くことを受け入れた。党国対委員長には 坂本哲志・農水相、組織運動本部長には 小渕優子・選対委員長をそれぞれ充てる。幹事長代行には福田達夫・元総務会長が内定した。

10/1に発足させる新内閣の閣僚人事ではこのほか、村上誠一郎・元行政改革担当相を総務相、中谷 元・元防衛相を防衛相、武藤容治・元副経済産業相を経産相、牧原秀樹・元服経産省を法相、小里康弘・首相補佐官を農水相、浅尾慶一郎・参院議院運営委員長を環境相で起用する。総裁選で石破陣営を支えた 赤沢亮正・副財務省を経済再生担当相に充てる。

城内 実・元副外相を経済安保担当相、伊東良孝・元副農水相を地方創生兼沖縄・北方担当相、伊東忠彦・元副環境相を復興相にそれぞれ起用する。坂井 学・元官房副長官は国家公安委員長、平 将明・党広報本部長代理はデジタル相、三原じゅん子・元副厚労相は こども政策担当相とする方向で調整している。

政務の官房副長官には 橘 慶一郎・元副復興相と青木一彦・元副国土交通相を、事務の官房副長官には 佐藤文俊・元総務事務次官を充てる。政務の首相秘書官には 槌道明宏・元防衛審議官と 石破氏の政策秘書を務める 吉村麻央氏を起用する。

石破氏は 総裁選を争った 8候補について「それぞれ最もふさわしい役職をお願いする」との立場をとる、これまでに 林 芳正・官房長官の続投や、加藤、小泉両氏の要職起用が内定した。石破氏は 9/29の NHK番組で、林氏の起用に関し「岸田政権を基本的に引き継ぐ。そういう意味では そういう方に官房長官として座っていただくのは当然だ」と語った。一方 関係者によると、石破氏は 小林鷹之・前経済安保担当相に 党広報本部長を打診したが、小林氏は「選挙で支えてくれた仲間たちが(人事で)生かされることを望む」として辞退したという。(引用ここまで)

まだ公表前につき 踏み込んだ言及は控えるべきだろうが、岩屋外相と村上総務相は 拙的には芳しくない。岩屋外相は防衛相時代に生じた 韓国軍による我らが自衛隊機に向けたレーダー照射事件への対応が十分とは言えなかったし、村上総務相に至っては、以前安倍元総理に向かい「国賊」と呼んで党役職停止処分を受けた 云わば「前科者」だ。こういう輩は、歴代のどんな総理に対しても一度翻意すれば「背後撃ち」とも称される 裏切り行為に出る可能性を今も孕むのではないか。

組閣まで後 2日、このままでは石破新内閣は「期待薄」の印象しか持ち得なくなってしまう事だろう。特に非友好側に通じる可能性ある人物は、決して入閣させるべきでなく、石破総裁は 余り期待はしていないが、こうした閣僚起用に慎重な判断を願いたいもの。さもないと、続く衆院解散総選挙にも悪影響があろう。今回画像も振り返り恐縮。当地名古屋を発ち、新大阪を経て西日本へと向かう 東海道・山陽新幹線列車の様子を。
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今回自民党総裁選雑感

2024-09-27 22:51:42 | 国際・政治
注目された 今回与党自民総裁選は、予想された決選投票の結果、石破 茂(いしば・しげる)元党幹事長が 高市早苗(たかいち・さなえ)経済安保相を逆転で下し、第 28代自民党総裁に選出された。まずはこの結果を尊重する者だ。

来月初 10/1の臨時国会にて、首班指名を経て第 102代内閣総理大臣を拝命見込み。組閣人事には、党総裁選史上最多の選挙戦となった候補者を多く登用する事も見込まれ、難しさを増す内外の諸事に的確に対応できる態勢構築を願いたい。

その上で、野党側や報道各社が煽る様に話題にする 衆院解散総選挙も遠くないとされる。第一野党の野田佳彦・立憲民主党新代表などは 確実な政権交代の機会としたいなどと息巻いている様だが、事はそう単純ではないのも事実だろう。以下 今日の時事通信ネット記事を引用して、今日のこの出来事を振り返りたい。

「自民新総裁に石破氏=衆院解散『国会論戦後に判断』ー決選投票で高市氏逆転・10/1に首相就任」

岸田文雄首相の後継を決める自民党総裁選は 9/27、同党本部で投開票され、石破 茂・元幹事長が決選投票で 第 1回投票でトップだった 高市早苗・経済安全保障担当相を逆転で破り、第 28代総裁に選出された。10/1召集の臨時国会で第 102代首相に指名される見通し。石破氏は記者会見で、衆院解散について「野党と論戦を交わした上で(国民に)判断いただきたい」と語った。

石破氏は「新政権が発足する。なるべく早く審判を賜らねばならない。適切な時期を判断したい」とも述べた。党役員・閣僚人事に関し「共に戦った方に それぞれ最もふさわしい役職をお願いするのは当然だ」と述べ、他の候補を要職に起用する意向を示した。

石破氏の総裁任期は 2027=令和 9年までの 3年間。石破氏は選出後に両院議員総会であいさつし「国民を信じ、勇気と真心を持って真実を語り、日本国をもう一度 皆が笑顔で暮らせる国にするため全身全霊を尽くす」と表明。派閥裏金事件による政治不信を踏まえ「一丸」となるよう呼び掛けた。

(自民党)総裁選には 1972=昭和 47年の推薦人制度導入以降で最多の計 9人が立候補。1回目の投票は 棄権 1人を除く国会議員票 367票と党員・党友票 368票の計 735票で争われ、高市氏が 181票で 1位、石破氏が 154票で 2位となった。上位 2人による決戦投票は 党員票を 47票に圧縮して計 414票で行われ、石破氏が 215票を獲得し 194票の高市氏を 21票差で破った。

石破氏は 直ちに幹事長などの人事に着手。9/30に新たな党執行部の陣容を決定する。臨時国会召集日に首相に指名され、石破内閣を発足させる見通しだ。党内では衆院選の日程について、10/27や 11/10の投開票が取り沙汰される。(引用ここまで)

他サイトなどによれば、今回自民党総裁選に際しては 党長老クラスの意向や、これは内政干渉の可能性もあり 踏み込んだ言及は控えるべきかもだが、海外の同盟国や同志国などの意向が一定反映されたのではないかとの見方もある様だ。石破新総裁への一言の祝意と共に、大いなる健闘が光った 高市経済安保相も称えたいと拙者などは思う所だ。

石破新総裁への祝意は、一部左派勢力からも寄せられていると聞く。これなどは、やはり政権交代を狙うべく 衆院解散総選挙を近づける為の策動ではないかと拙者などはみる。

野田立憲民主新代表からは「国会論戦を楽しみにしている。今から腕が鳴る」の表明があった由だが、与党側の政権運営がそうである様に 野党側の政権交代志向もそう簡単には意図通りにならぬは当然だろう。そも立憲民主以下、諸野党に現状政権担当力は 残念ながらないのが実情ではないのか。

対する石破新総裁にも、果たして与党自民をまとめ切る力量があるのか?一抹の疑問が残る。歴代内閣では閣僚を務めるも「背後撃ち」の芳しからぬあだ名が物語る様に、しばしば時の総理と対立も演じてきた。自民内の対立者も少なくないとされ、党内一丸の態勢などおよそ無理との見方も聞く。

それ以外にも、皇統の関する問題などで「ブレた」姿勢も見られ、この辺りは注意して見守る必要もありそう。安保を含めた政策面での学習力の高さなど評価すべき所多いのも分かりはするが、拙者も保守側の一員として そうした問題点には留意の上、石破新内閣の動向をみて参ろうと思う。

今回画像も振り返り恐縮だが、その石破新総裁の選挙区、山陰・鳥取を含む西日本と首都東京を結ぶ JR夜行特急「サンライズ」が横浜を発って、終点東京へ向け ラスト・スパートの様子をもう一度。石破さんも、選挙区との往来にしばしばご乗車の様で。
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新情報衛星打ち上げ雑感

2024-09-26 18:09:01 | 国際・政治
昨日の事だが、中台両国・地域を隔てる台湾海峡を 我らが海自艦が初通航したとの報に接した。南シナ海にての 豪・NZ両国との海上合同演習参加の為だったとかで、米合衆国が主導の「航行の自由作戦」への参加の意もあったかもだ。

中国大陸・中共政府よりは予想通り 同国国防省らよる反発と抗議の表明があった由だが、まぁ「予定調和」の範囲。先日生じた 同国人容疑者による邦人小学生殺人事件に際し、王毅(わん・いー)中共政治局員・外交部長より「政治問題化を避けられよ。日本人は冷静な対応を」との表明があったとかだが、それならば今回の海自艦台湾海峡通航事案にも 中共は冷静に対処すべきだろう。詳しい所は、末尾リンクの関連記事に譲る所もあります。

関連もあるが、本題。今日午後、鹿児島県下の種子島宇宙センターより、情報収集衛星を搭載の宇宙ロケット「H2A」第 49号機が打ち上げられ、前述衛星の軌道送り込みにも成功した様だ。防衛・防災のいずれにも役立つ 事実上の偵察衛星とも称される様だが、昨今の宇宙レベルにまで広がった安保対応の必要を想えば当然の措置とも言えよう。以下 今日の読売新聞ネット記事を引用して、みて参る事に。

「事実上の『偵察衛星』載せ H2Aロケット打ち上げ・・北朝鮮の軍事施設など監視」

政府の情報収集衛星「レーダー 8号機」を載せた H2Aロケット(第)49号機が 9/26, 2:24pm、種子島(たねがしま)宇宙センター(鹿児島県南種子町)から打ち上げられた。

情報収集衛星は、北朝鮮の軍事施設などを監視する 事実上の「偵察衛星」で、大規模災害時の被災地の情報把握にも活用される。

政府は 高性能カメラで昼間に地上の様子を撮影する光学衛星と、夜間や悪天候での撮影もできるレーダー衛星など計 10基体制とする計画だ。今回打ち上げられたレーダー 8号機は、設計寿命を超えて運用しているレーダー衛星の後継機となる。

H2A(ロケット)は、次に打ち上げる 50号機で退役する。10/20には、H2Aの後継機として宇宙航空研究開発機構(JAXA) と三菱重工業が共同開発した H3ロケット 4号機が打ち上げられる。(引用ここまで)

国内にあっては 年初の震災に続く北陸能登水害の災禍など、周辺にあっては 安保情勢の緊迫化と大変な状況は分るが、折しも進む次期与党自民総裁、即ち次期総理は 選出の折にはこうした所にも十分に留意の上で諸事に当たって頂きたい。

その上で、今回情報衛星打ち上げの意義を評価し尊重する者だ。空の安保は今や宇宙レベルにまで及び、米中など主要国が宇宙での覇権を争う事態も想像される様だ。その様な中にあって 我国の今回措置は、むしろ後追いではないかとさえ思わされる者だ。

この様に記すと 防衛分野の技術関与に忌避的な日本学術会議の硬直姿勢なども想起されるが、人工衛星の打ち上げにも多額の費用を要するはご存知の通り。そうである以上、民生面に留まらず 防衛安保にも資する「デュアル・ユース」の方向へと進むのは当然の流れだろう。

ロケットH2Aの優秀さは確かであり、近年の我国益への貢献も大きかったが 高コストに課題が残ったとされる。続く H3は 高信頼性を守りながらコスト抑制を図ったのが見所で、H2Aより半分近いとの見方もある様だ。大変さは分るが、是非この難題にも挑戦的姿勢で乗り越えて頂ければとも思う所。次期主力ロケットH3のつつがない今後も祈念したい。

今回画像も振り返り恐縮。先年訪ねた 種子島と東シナ海に少しでも近い、長崎県下の有明海を臨む 島原市郊外の様子をもう一度。通る線路は、近年大幅な路線縮小を余儀なくされた 島原鉄道線。以下に 冒頭の関連記事をリンク致します。「読売新聞 9/26付別記事」
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中露の対日領空侵犯ー警告の為の危害射撃ができる様に

2024-09-24 13:57:51 | 国際・政治
「なぜ、あの地だけが・・」の想いを抱かざるを得ない。この元日、大地震に見舞われ甚大なダメージを負った北陸能登の地が、又も災禍に見舞われたのは既報。

今度は大雨による水害及び土砂災害。能登半島辺りに、記録的大雨の元凶ともいえる線状降水帯が生じた模様。又もの犠牲各位への弔意と 更に増えてしまった被災各位へのお見舞いを新たにすると共に、復興への熱意さえ揺るがせかねないこの地の窮状脱却の為に 拙者も何ができるかを再考しないととも思う所。

つい先日まで この地の復興支援にも携わった自衛隊各位の応援を再び仰がざるを得ない状況ともなろうが、どうか大迂回となっても 確実にこの地方が復興への端緒を掴める事を祈念したい。

本題です。その自衛隊が矢面に立たざるを得ないのが、防衛安保の分野。この所 中国大陸・中共軍による領空侵犯などが頻発しているのは既報だが、今度はその動きを見透かした様に 昨日北方にてロシア軍哨戒機による執拗な対日領空侵犯事案が生じた由。

我らが空自は 異例ともされる「フレア」と呼ばれる警告弾発射措置をした様だが、むしろ当然の対応だろう。今回は北海道・礼文島沖合にて生じた様だが、以下 今朝の共同通信ネット記事を引用して、みて参る事に。

「日本の出方探り領空侵犯か ロシア機への警告フレアは異例」

(昨日・礼文島沖の事案含め)ロシア軍による日本周辺の哨戒飛行は定期的に行われており、領空侵犯も 旧ソ連崩壊後に何度も確認されてきたが、ロシア機が日本側から警告の「火炎弾(フレア)」を発射されたのは極めて異例。ロシア側の哨戒飛行は 航空自衛隊の対応を確認するのが目的との見方があり、意図的な領空侵犯によって 日本側の出方を探っていた可能性もある。

ロシアのウクライナ侵攻を非難し、米欧に追随する形で対ロ制裁を続ける日本とロシアの関係は 冷戦崩壊後で最悪レベルに落ち込んでいる。ロシアは敵対する米国との防衛協力を深める日本の脅威を強調し、日本の防衛費の増額傾向にも懸念を表明してきた。

ロシア海軍と中国海軍は今月、合同演習「北部・連合ー2024」を日本海で実施。9/23には 中ロの艦艇計 8隻が宗谷海峡を太平洋に向けて共同運航しており、ロシア機の領空侵犯はこの合同演習と関連した日本への軍事的けん制の可能性もある。ロシア国防省は他国から領空侵犯の指摘を受けるたびに「ロシア軍機の全ての飛行は国際基準を厳守している」と表明してきた。今回も同様の立場を取るとみられる。(引用ここまで)

本当に「嘘も休み休みつけ!」の趣だ。対外領空侵犯の疑惑が複数国から指摘されるにも関わらず「国際基準を厳守」などとよくも言えたものだ。我国などは これまでこの様な嘘の下に領空侵犯を繰り返されても所謂「遺憾砲」の表明と型通りの抗議で済ませてきたのだから、いずれ「舐められる」のもむべなるかという所だろう。それだけに、今回の火災弾使用は「当然にして適切」という事だろう。

その「適切」を「極めて異例の」表現で何とか「不適切」に仕立てんとする 共同を含む左傾メディアの浅ましい出方にも同調してはなるまいて。次期自民総裁選討論の席上にては、今後の領空侵犯に際しては 自衛隊による(警告目的の)危害射撃を可能とすべく法整備を進めるべきとの議論があるとかで、ここは是非速やかな実現へと道を開いて頂きたいものだ。

危害射撃は相手方負傷のリスクはあるも、あくまで独立国としての抑止力保持の為の警告の一環として行われるもの。やむを得ない「最後の手段」として行われるは勿論だろう。中露などの非友好側は、我国は警告射撃はおろか 警告の為の火災弾行使さえ行わないのが分っていて、云わば「舐めきって」いるのだろう。

勿論このままではいけない。自衛隊の今回措置を「安保上当然に必要な措置」として正しく評価尊重すると共に、次期自民総裁選候補間の議論が「警告の為の危害発射可能」に確実に道を開くものである事を強く求める者だ。今回画像も振り返り恐縮。先年 埼玉・大宮駅にて目撃の、日本海側ゆかりの北陸・上越両新幹線向け最新車「E7系」編成の様子を。以下に 関連記事をリンク致します。「私的憂国の書様」
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供給網の弱さ

2024-09-20 17:42:05 | 社会・経済
実は今朝から、悪天候を覚悟で 新潟を訪ねている次第。

昨夜の夜行高速バスにて名古屋発、この早朝に現地入り。お蔭で無事と共に ここまで大雨などの荒天を避けられているのは良いのだが、折しも出現の秋雨前線活発化も指摘され、今夜以降は 早めの旅程切り上げも視野に入れるべきかとも感じる所。

それにしても、昨夜からの道中で大きく目についたのが 夜間の高速道を往来する長距離トラックの多い事。

この往路、岐阜・恵那峡と新潟・米山の両 SAで休憩があったが、いずれの箇所も 駐車場は大型トラックでほぼ満車状態。平日の深夜という事もあったのだろうが。

以前からの指摘も聞く所だが、長距離ドライバー各位の望ましい休憩場所の不足が依然続いている様だ。

近年の所謂働き方改革とかで 労働時間の度合いばかりが注目もされる様だが、運転に絡む疲労の緩和こそは、ドライバー各位にとっての不可欠な福利厚生ではないのか。

某TVCMで、トラックはどんな時も 貴方の為に走っている意のメッセージが発せられているが、昨夜の光景で それが決して大袈裟ではない事がはっきりしたものだ。

通販などの広告で目にする 送料無料なる文句、これ決して 真に受けるべきではない。陰の所でやはり、相応のコストと負担が払われているのだ。

道路整備もそれは必要だろうが、我々はできる所でその現実に思いを致し、少しは輸送に携わる各位への敬意と労いの意を新たにすべきではないか。

と同時に、やはりトラック輸送だけに頼り過ぎない 鉄道貨物や内航海運の力も活かすバランスの取れた輸送のあり方が、我国内の供給網を強くすると愚考するのだが。

今回画像も振り返り恐縮。先年当地で持たれた、自動車催事に参加の大型トラックの模様を。これは いすゞ自動車の作みたいですね。

追伸 1件。先日 中国大陸にて生じた日本人小学生致死事件に、謹んでの弔意を申します。
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