Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

「交錯」と言う事~続き

2009-10-31 09:23:00 | インポート
各位お早うございます。2009=平成21年10月も最後の一日となりました。
明けて11月初日の明日は雨予報。これを境に、各地の気温は一気に下がり、北日本にては平地の初雪の便りが聞かれ、初冬の風情が現れる事でしょう。
折から、新A型インフルエンザが流行を続け、経済にも影を落としている折、これ以上の感染を抑える為にも、健康面、安全面には後一段の強い留意が必要となりましょう。
私も、これから馴染みの医院へ季節性インフルエンザの予防接種に参る予定。拙ブログ「トイレの雑記帳」に少し記しましたが、当初先々週の予定が、検温の注意事項を見落とし守らなかった為に高めの体温が検出され、今日に延期されたもの。不心得からで、困ったものです。苦笑
幸い、今朝は平熱が確認でき、今朝の天気同様、まあ穏やかな気分にて出かけられそう。そんな感じで一日が過ごせれば、などと思っている所です。

今月の拙日記は、拙趣味でもある交通の話題を載せて参った訳ですが、先日関門海峡にて生じた艦船事故に鑑み、最終回の今朝は、身近な交通の「交錯」の事に少し触れたく思います。
数年前でしたが、TV報道にて拙地元名古屋近郊の国道バイパス交差点に設けられた、赤外線監視カメラの事故記録映像が紹介された事があります。拝見した私は、思わず声を上げたくなったものでした。
交通量の多さにかけては全国有数の国道交差点であるにしても、衝突事故が実に多い。酷い時には、一日に同じ地点にて2度、3度の衝突が繰り返される事もある。トラックやバス、重機などの大型車が関与するケースもあり、こんな時は相手が自転車や二輪車だった場合などは、深刻な人身事故に発展してしまう可能性も高いでしょう。

最も代表的な、直進車と右折車が関与する「右直事故」に見られる様に、多くの運転者各位が、事故の引き金となる他車との進路を巡る「交錯」を余り意識していない事が主な原因と思われます。鉄道も関る踏切事故も同じ事。私も過去一度、警報鳴動に伴い車を踏切前停止させた所、後続車が追い越しの上、閉まり始めた遮断機を無理に通り抜けたのを目撃した事がありますね。この時は幸い、全列車の停まる主要駅の構内だったから事なきを得たのだが、もし120km/Hを超える高速にて通過する郊外の踏切だったら「もしもの時、お前、一体どうするつもりだ?」と糾したくもなりますね。

この様な無理は、形こそ違え街中でも見かけます。
昨日の朝も、出勤途上の県道にて希少な大型2輪の男性ライダーがあろう事か、ヘルメット非着用にて乗車、その直後には、ワンボックス車に乗った複数の若い女性達が雑談にて盛り上がっているのは良いが、一瞥するとほぼ全員、安全装備のシート・ベルトを用いていませんでした。
これだけ交通事故の危険性が声高に叫ばれながらこの始末。やはり、社会教育に何らかの重大な欠陥がある様に思えてなりません。

車で走る様になって一つ気になったのですが、主に学校の近所を中心に「押ボタン信号」が多く設置されているのはご存知かと思います。
主な原因の一つが、この押ボタン信号による弊害だと思うんですね。
昭和中期の高度成長の頃、小中学生の事故被害が相次いだ為に、父兄の組織PTAや日本教職員組合などの主張を入れて設置されたと記憶していますが、喜んでばかりもいられないのでは?

各位もお感じの様に、短見的には道路の一定区間の連携によって一斉に切り替わる交通信号の連携を断ち、交通の流れを悪くし渋滞の原因となる事もあり得る。それだけではありません。
最も問題にすべきは、思春期の子供や若者に、「交通秩序は、自らの意思で恣意的に変えられる」との錯覚を抱かせてしまう事が危険であると強く思うのであります。
心ある人間なら分る様に、地球の生態系同様、交通秩序にしても、人、自転車、車など全体のバランスの上に少しでも各々に公平となる様構築される。その為に、時には待つ事も必要だし、自転車や自動車にも、走るだけでなく、危険な「交錯」に備えそれを避ける「正しく曲がる、停まる」性能をも併せ持つ事を義務づけられているのです。
「安全第一」とは皆で守り育てるから確かなものになり得るのであり、自らの意思で変えられるのでは、不公平が残るのみならず「己だけは大丈夫」との過信から、一番大事な事故の生じる危険を摘み取れなくなってしまう。そこの所に私は危惧を感じるのです。

まだ個人の判断が難しい子供達の通う幼稚園保育所や小学校周辺は仕方がないとしても、中学校や高等学校、病院の辺りにまで押ボタンがあるのは如何なものかと思います。真の交通安全の為にも、新政権にはこうした見直しも是非お願いしたい所。若い内より、交通秩序とその安全も全体のバランスが大事、そして自己責任にての安全確保を徹底する方向にしないと、交通事故の大幅低減は難しいと強く思います。

常に、他者との「交錯」を意識して行動する事、それはひいては近年多い凶悪犯罪の低減にもきっと寄与し得ると思います。
これから冬へ向け、風邪や新A型インフルエンザ、それに早い夕暮れに伴う事件事故の増大にも留意する必要がある。そうした心がけにて、来月も、再来月も、そして続く来年もつつがなく参れると良いなと思いますね。*(日本)*
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「交錯」と言う事

2009-10-28 23:21:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!

昨夜、西日本の関門海峡にて生じた、海上自衛隊艦船と大韓民国籍の大型貨物船の衝突事故は、本当に大きな衝撃を受けました。

方や祖国日本の安全の守り手、もう方や伸長著しい新海洋国の誇りある海運の担い手・・・どちらも船の運航にかけては、プロ中のプロのはずでした。しかし・・・。

事故現場の関門海峡は、世界でも屈指の狭い国際海峡。幅員は約600mに過ぎず、我国を代表する河川、首都圏の利根川や北日本の石狩川、そして当地の木曽川の川下よりずっと狭い。そんな場所を、日に数十隻もの大型船舶がひしめき合って通るのです。
私も数年前、この場所を訪ねた事がありますが、その頻繁な往来にしばし驚いてしまった記憶があり「良く事故が生じないものだ。」などと感心したものでありました。その不安が、此度は現実となってしまった訳ですね。
国道橋「関門橋」よりもごく近く、船火事を伴っていただけに、もし衝突現場が橋の直下であれば通行自動車を巻き込む二次事故を引き起こし、更に被害が増大する可能性さえありました。負傷された海自艦の関係各位数名に一言お見舞い申すと共に、此度の事故は、双方の艦船の航路が予め「交錯」しその後の展開が予見できるものだっただけに、双方の艦船と海上保安庁の関係各位は協力し、事故原因の究明に当たって頂きたいものであります。

原因究明がまだ途上につき、立ち入った言及は控えますが、直接の原因は、大型貨物船が狭い海峡の危険個所にて、先行船を無理に追い越そうとして、対向の海自艦の航路を支障したのが一つにはある様です。この件につき、海保も追い越しを禁ずる指令は出していなかった由で、その適切さが検証位はされて良いのではないでしょうか。あくまで、追い越しなどの航路変更は、操船の最高責任者たる船長の判断に委ねられるそうですが。

もう一方の海自艦の警戒態勢も十分であったか、是非明らかにして欲しい所ですね。関門海峡の如き危険個所の航行時は、全乗組員が規定の配備につき、十分な見張り役を立てる事が決められています。その事が、誠実に実行されていたかも顧みられるべきでしょう。

とに角、事故の前に双方の大型艦船はその航路が「交錯する事」が予め分る状況下にあった。双方の艦船、そして運航の安全を見守る海上保安庁の関係各位に、此度の悪しき事態を本気で避ける姿勢がどの位あったのか、真剣に捜査を願いたい所です。

真に「安全を守る」とは、そう言う事ではないでしょうか。*(注意)*
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コメント雑感

2009-10-25 22:55:40 | 日記・エッセイ・コラム

コナサン、ミンバンワ!2009=平成21年10月も、早下旬。明けて11月は暦上の冬、立冬を迎え、当地愛知も山間を初めとして紅葉が見頃を迎える。豊田市東郊の香嵐渓などは、最早全国区の名所。高速道の休日特割の影響などもあり、大混雑大渋滞は必至だろう。地元勢の俺としては、敢えてここを諦め、もう少し知られていないポイントを狙った方が良いか、などと考えている所である。

さて、俺もここ数年自らのブログを綴っている訳だが、記事を進める上で不明の点とかがある時は、他の各位のブログを拝見する事も勿論ある。時に、コメントなどを残して来る事もある訳で・・・。

先日も、時折読む某女性タレントのブログにコメを残して来たのだが、彼女を快く思わぬ所謂アンチ勢力の事に少し触れたら、すぐその筋らしい輩から「このゴミ!」なる誹謗文が返って来た。今だから話すが、学生時代、多くの悪友達より糞粕呼ばわりされて来た俺だ。「ゴミ」と書かれても気にはしていない。それこそ「ゴミ」はこの投稿者もお互い様ではないか。

気にすべきはその次。アンチではない次の投稿者の方「相手にするな!」との強い文言が・・・。明らかに俺に宛てたもので、これぞ正論!薄々分ってはいたが、改めて認識し直すと共に、この投稿の方に、次のコメにて一言礼を申した次第。

今、多くの方がブログを公開していらす。立場が同じにせよ、違うにせよ、コメントを記す各位も多いが、こう言う場を愉快にするのも不愉快にするのも、結局は投稿者次第。その事を明快に学ぶ事の叶った出来事であった。(今月の拙ブログは、以上です)。

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長距離高速バス雑感

2009-10-25 00:48:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!

新A型インフルエンザが、依然流行している様です。
北海道に続き、当地愛知にも警報が発せられ、多くの学校が、学年もしくは学級閉鎖に追い込まれる事態となっています。

先月、二学期が始まった頃、小学校高学年の拙甥が、変な踊りを見せていたので「何の踊りだ?」と糾した所「学級閉鎖乞い音頭」の答えを聞いて、些か呆れた記憶がありますね。あろう事か、先週末より彼の通う学校も、学級どころか学年閉鎖となった由。昨日会った折も「秋休みだ~!」などと笑っておりましたが、まあ半分は苦笑である事を祈ります。社会人の仕事もそうですが、学校の勉強にしても、結局は溜まって自らに負担が返って来る訳ですから。まあ不勉強だった拙学生時代故、余り大きな事は申せませんが。

さて本題に入ります。前述のインフルエンザ流行の折でもあり、事態が落ち着くまで遠出は控えよう、などと思っている所ですが、それでも先週は平日休みが一日あった為、本業関連の雑用もかねて京都へ日帰りして参りました。交通手段は往路高速バス、復路は東海道新幹線でありました。
名古屋より京都への高速バスは意外に需要が高い様で、平日でも一日に20往復近くが運行されている様です。
私が利用したのは名古屋発7am台の便でありましたが、始発よりほぼ満席で、乗客の殆どが終点京都まで乗り通していました。現状片道\2500、往復であれば更に割安で\4000(各消費税込)と言う運賃の手頃さが、片道2時間半超と言う所用時間を気にならなくさせている所は大きいと私は見ています。

名古屋~京都間の車両は一般の観光バス同様、4列席ですが、距離の遠い東京や新潟方面、更に四国九州や東北方面の便には、居住性に優れた独立3列席の車が充当され、夜行にても快適で人気を博している様です。
列車よりは路面の細かい衝撃とか、ローリングと呼ばれる波の様な揺れが大きめで安眠し難いのが難点ではあるものの、慣れると少しは眠れる様ですね。
飲料やおしぼりのサービス、それに長距離便ではトイレがほぼ標準となったのも、安心できる所ではと思います。ただ、あくまで自動車であるのは事実で、列車よりは危険が大きいですから、乗車中は念の為シート・ベルトの着用を習慣にすべきでしょう。

最近はインター・ネットにて早めに予約すれば、格安運賃にて利用できる新参業者もある様ですが、乗務員が無理な勤務に就いている例もある様ですので、遠方への便は、運賃が高めでもこうした所に無理のない便を選ぶ方が無難でしょう。
会社にもよりますが、JRバスの便は、各地共信頼性が高い様です。又、運転の方が2名乗り組んでいらす便も一応安心ではありますね。

事前に予約さえしておけば、座席の心配もない長距離バス。新型インフルエンザ感染の心配が少しでも早く去り、又、気軽に出かける時の強い味方になってくれれば、と思っている所であります。*(バス)*
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トラックと高速道無料化

2009-10-21 23:57:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!

今月は、鉄道記念日を初め、交通にまつわる節目の日が幾つかある様ですが、10/9は「トラックの日」だそうですね。陸の物流の主役として、又日々の物資の使者として、トラック輸送は今や我々の生活と不可分な役目を担っています。勿論その業務は色んな面で厳しく、ドライバーの方々は、貴重な物資を預かる重責と、納期を厳守すべく届ける「時間との闘い」に臨む訳です。

こうした方々の強い味方が高速道路であるのは事実。自動通行料収受システムETCの加入車も多く、曜日と夜間などの時間帯によっては、大幅な通行料割引が受けられます。
今、再来年春までの期間限定にて、一般車向けに原則距離無制限にて一回|\1000の通行料特割が実施されていますが、これに何とか業務で利用する事の多いトラックやバスなどを加えられないものか、と思ってしまいます。民主党連立政権により、通行料原則無料化が模索されてはいますが、私はその前にやるべき事があると見ています。

高速道を通るトラック乗務の方々の声を聞く番組を拝見すると、高速道無料化に一概に賛成と言う訳ではない事が分る。
段階的にせよ、無料化すれば利用車が激増し、慢性渋滞の箇所も増える。結果運行時間は延びがちとなり、通行料が無料となったにしても、時間が遅れれば無料効果も減殺されてしまいます。

もう一つ、例えば関西より四国へと走る場合、従来なら高速道より運賃安価なフェリー船に乗っての移動も可能。こうすればドライバーは移動しながら仮眠などの休憩ができ、安全運転にも寄与して来た。もし、高速道が無料化する様な事があれば、こうしたフェリー船の便数は激減し、他方道路の休憩所、パーキングエリアは不足して場所の奪い合いが起こり、その事が、休養不足よりの過労運転を強いる結果となり、生命に関る重大事故の危険も増してしまう事になりはしないでしょうか。

無料化と言えば聞こえは良いが、こうした負の部分も良く勘案して考えて下さっているのか、ちと疑問の残る所ではありますね。

後、ガソリンやディーゼル燃料などに課せられる揮発油税、軽油税とか自動車本体向けの重量税と言った、所謂道路財源が割高な暫定税率のままであるのも納得ができない。これは業務に関るプロである、トラック輸送関係の各位はより痛感していらす事でしょう。これを、現状の半分強位の本則の税率に戻すのが本来のスジ。高速道無料化は、それから考えるべきではないかと思うが如何でしょうか。

想えば、来年度予算も今年度を\数兆も上回る過積載状態に陥っています。
政権公約マニュフェストの厳守は大事かも知れないが、それは原則論。
あくまでも医療、保育の両危機への対応を初めとする重要度の本当に高い所から、実現へ向けて動くべき。
あれもこれもは同時に叶うはずもなく、無理をして人気取り策を強行すれば、大衆迎合=ポピュリズム政権に堕しかねず、これも又速やかな改善を要する不健全財政を更に悪化させる事となりかねないでしょう。*(プレゼント)*
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