Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

一年のお礼~14's

2014-12-30 18:16:51 | 日記・エッセイ・コラム
コナサン、ミンバンワ!2014=平成26年も、いよいよ大詰めとなった。前回申した様に、拙母の負傷事故遭遇により、今年末は、これまでにない慌ただしさとなっている。ここの所は、父の体調が芳しくない事もあり、連日実家泊まりで、今日ようやく拙居所の掃除が叶った次第。
明日よりの大晦日、そして正月三が日も、連日例年とは異なる病院への見舞いや買い物など、雑用が続くが、何とか母の回復まで繋がなければとも思います。

社会経済の分野にても、経済政策や新幹線の延伸など、諸々の事に触れたいが、今はそれも叶わず些か苛立ちを覚えるのも事実。まあ身近な所にだけ触れさせて頂けば、この一年は、本当に地震や火山活動などに伴う災害が多かった記憶がある。9月下旬の木曾御嶽の噴火はその典型。60人を超える犠牲を生じ、今尚行方不明の方々がいらすのは大いに遺憾なのは事実だが、登山には大きなリスクが付き纏う事を改めて自覚させられたのも又事実だ。そうした事共と真摯に向き合い、少しでも安全な山の環境などを育てて行くのが、心ならずも犠牲となった方々への大きな供養となる事だろう。見守る我々も、今一度の弔意と共に、こうした面の向上への動きを、どんな形でも良いから応援して参りたいものだ。
もう一つは、交通に関する問題。ここの所、救急車や消防車、警察パトカーなどが、警告をしながら正当な緊急走行を行っているにも関わらず、交差点などで事故に関わるケースが多い。大きな人的被害がないのが不幸中の幸いたが、これは、特に運転初心者への安全教育の不足と、この所増えて来た外国人ドライバー向けの啓蒙不足が大きくあると思う。今一度、初心に帰っての再教育と、外国人に向けては、文面だけに留まるのでなく、動画や音声を交えての周知が有効なのではないか。音楽などへの感性は、外国人の方が優れた場合も多い。そうした所に訴えれば、少しは事態を改善できる可能性があると思うがどうか。
とまれ、今年もお引き立て下さった読者の方々には心よりお礼申したく思う。簡単な様で恐縮だが、今回を以て、この一年の締めくくりとさせて頂きたく思います。

画像の方は、今月半ばに訪れた、群馬県北方、水上温泉郷近くにて迎えた、旧国鉄大型蒸機の勇壮な出発シーン。続く来年も、この様に自信ある確かな歩みができると良いですが。

各位、どうも今年一年有難うございました。来年も、宜しくお願い申し上げます。良いお年をお迎え下さる様。
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歳末雑感

2014-12-27 16:46:21 | 日記・エッセイ・コラム
短いクリスマス期間も終わり、巷は一路、続く新年2015=平成27年へと向かっている様だ。会期中の特別国会にては、第三次安倍内閣が信任され、閣僚の方々も、大半が続投の見通し。政権の安定を期すなら最善の選択だろうが、くれぐれも庶民、あるいは生活者の視点に立った諸政策の実施を忘れない様お願いしたい所だ。財政をも含む、内外の情勢が一段と難しい折大変な事は分っているが。

さて私事にて恐縮だが、先日、買い物に赴いた拙母が転倒事故に見舞われ、骨折負傷した。悪質なヒットとかではない様だが、これで相当日数の入院治療を余儀なくされ、今度の正月は、家族親族揃ってとは行かない気配となって来た。以前の仕事の都合で、実家へ帰れなかった時期を除けば、拙生涯にては初めての事。見舞いを含め、正月休をどう乗り切るかの段取りが、又難しくなって来てちと頭の痛い所。食材入手の店舗の知識や買い物の段取り、ゴミや紙、樹脂などの資源物回収の日取りなどは母しか知らない事も多く、目下は近所に住む妹が、見舞いの折に連絡し合って必要な伝達をしている所だ。高齢や身心障などで、親御様の介護の為勤続を諦めた方々もあるやに聞いており、それはいつ俺の身の降りかかるかも知れない事として、一定の覚悟はしなければとも思っている所だ。同行して、辛くも負傷を免れた父も「ここの所、聴力や思考力が明らかに衰えて来ている様に感じる」と語っている所。確かに、数年前なら余裕でできた事が叶わなかったり、働き盛りには嫌と言う程見せつけられた強気が、すっかり失せてしまった。まあ傘寿よりかなりを経ているだけに、むべなるかと思う事もあるが、何分にも俺には未体験の事だけに、どうも実感が伴わないでいるのも事実。しかしながら「齢を重ねるとはこう言う事か」との理解をして参らなければならないのも事実だ。

とりとめのない事を記して参ったが、嘆いてばかりでも仕方がない。この年末年始は、何とか親族全員が少しでも不愉快にならぬ様、何が一番大事か、俺自身が優先しなければならない事は何かを、頭が悪いなりに少しでも考えを巡らさねばならないとも思っている所。
作家 柳田邦男さんの著書に「雨の降る日は考える日にしよう」との題があり、まだ未読ながら、そのお考えには賛同できる所。此度の事態も、俺にとっては一つの「雨」だろうが、ここはなるべく腹を立てず、アホバカなりに少しは考えて行動する事ができれば、とも思う所だ。

画像は、最近の拙近所、名古屋都心の金山公園辺りの様子。JR中央西線の、長野方面への燃料輸送も先月辺りより忙しくなり、油送車の編成が長くなると「冬」を実感する所であります。

P.S 次回は、年末のご挨拶の予定です。
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天皇誕生日と年賀状

2014-12-23 22:33:33 | 日記・エッセイ・コラム
本日は、今上陛下のお誕生日。1933=昭和8年にご生誕の陛下は、満81歳をお迎えになった訳で、まずは一言奉祝を申したい。
ご生誕記念の一般参賀や記帳も盛大に催された様で、まずは良かったと思うが、両陛下は今日も、早朝より夜間まで、関連行事などもあって、
かなりご多忙だった様だ。記したくはないが、既にご高齢の事もあり、くれぐれもご無理のない様お願いしたものであります。

さて、今上陛下のお誕生日の報を聞くと、翌日のクリスマス・イヴと共に、来年初の年賀状をどうするか、些か悩む時期でもある。俺は、先の
大戦の終戦後間もなく行われた、東京裁判こと極東国際軍事裁判にての、我国の戦争を主導したとされる方々、所謂「殉国の七士」への不当な
判決が得心できず、為にクリスマスは好感できずにいるのだが、とに角年賀状の心配をしなければならないのは事実である。

さて今冬、既に後半生を迎えた事もあって、我が複数の知友達より、親御様が失われた事による服喪の報が寄せられて来た。まず、今回の年賀状
は、これら服喪の各位を外して準備をしなければならない。ただ、最近の年賀状ソフトは能率の利便性優先なのか、そのままにしておくと、
住所録全員の宛先が印刷されてしまう。俺もご多聞に漏れず失敗してしまい、途中より気がついて、表示された1件ずつ印刷する様にした次第。

次に気をつけるべきが、昨年服喪していた知友達の事。人により考え方が異なるだろうが、俺は、昨年服喪組の住所を削除していたので、喪が
解けた知友への年賀状作成には、再び住所を登録しなければならない。確かに面倒だが、年一度の事だし、件数もそう多くはないので、その処理
を行い、今日までに何とか発送を終えた次第。後、今年住所が変更となった向きもあるので、それにも留意する必要があろう。

とに角、何事も直前にならないと動いたり手を打ったりする気になれないのが、俺の大きな欠点かも知れない。少しは分っているのだが、中々に
実行が難しいのが悲しい所ではある。せめて、今上陛下のお誕生日が近づいたら、年賀状の心配をと思いはするのだが。

今回画像は、当地よりのノーベル賞物理学者の方を輩出するきっかけともなった、青色LEDの活躍の様子を。当地の中心街 栄に位置する公共施設
、オアシス21の夜間照明の模様。TV塔より見下ろす上方よりの眺めが圧巻の様なので、近く捉えに参ろうと思っている所です。
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国政選挙「一票の格差」を論ずる前に

2014-12-20 22:56:14 | 日記・エッセイ・コラム
コナサン、ミンバンワ!今回は、久しぶりでこのご挨拶にて始める事としました。全国的にだろうが、ここの所は当地名古屋も厳しい寒さに見舞われ、特に先日の木曜は、12月としては記録的な23cmの積雪を見た。この影響は終日続き、特に名古屋高速道は、翌金曜の途中まで、大部分の区間で閉鎖措置が取られ、又他の主要道路や東海道新幹線を初めとする鉄道、それに航空航路も終日支障が出た様だ。遺憾な事だが、全国にては雪害による犠牲も生じ、他の時季の降雨でもそうだが、近年は、一度天気が崩れると、荒天となり易い傾向が続いている様に感じる。まだまだ寒気は今年末、明けて1月後半辺りにも到来の可能性があると言う。風邪やインフルエンザと同様に、最近とみに変化の激しくなった、冬場の天候にも注意を新たにしたい所です。

さて本題。去る12/14(日)に本投票が実施され、大方の予想通り、戦後最低レベルと言われる低投票率と、自公連立の圧勝に終わった衆院解散総選挙。
各地の小選挙区における、有権者人口に対する議員定数の比率が不均衡な、所謂「一票の格差」がかねて問題視され、例えば衆院選にては、最大で4倍を超える格差があるとされ、最高裁判所にても、憲法違反状態にあるとの判決が下されている。これを受けて、複数の弁護士有志が、先の衆院選全選挙区における選挙無効を求める訴訟の挙に出た様だ。違憲状態は程度の差こそあれ、参院選にても同様の問題を生じており、勿論長期間放置して良い事ではなく、政権党は勿論、党派の差を超えて少しでも解消へ向けての努力が強く望まれる。
その事を踏まえた上で申せば、全選挙区にての選挙無効の要求は、こうした格差是正への望ましい動きとは少なからずかけ離れているのではないか。
まず「一票の格差是正」は急に実行できるものではなく、長期的な努力目標として理解されるべきものだろう。今回選挙が、安倍現政権が戦略的に仕掛けたものである事を踏まえるにしても、仮に選挙のやり直しをするにしても、数百億円もの血税投入を要するのである。そんな事は、有権者多数の理解を得られないのは容易に想像のつく事だ。上級審判例の多くが、違憲状態を是としながらも選挙の無効要求を退けたのは、その現実を踏まえているからであろう。
もう一つ、選挙無効を求める弁護士有志の姿勢には、自公現政権への敵意を初めとする政治臭が感じられてならないのだ。政治思想には中立であるべき法曹人の取るべき立場なのか?との疑問も付き纏う。選挙とは、一面では「武器を取らない革命」にもなり得ると言う。言ってしまえば、選挙無効訴訟に出た面々は、多く「革命家気取り」ではないかと言う事だ。

考えてもみて下されたい。「一票の格差」が軽いと言われる都市部の有権者は総じて政治的関心が低く、先の衆院選にての棄権も多かった。選挙を盛り上げる為の啓蒙や情宣が不足していたのも事実。比較的投票率の高かった郡部にては、安倍現政権はそれなりに、曲がりなりにも見える形で各地への貢献を行ったかもだが。教育にしても「何の為に投票を行うか。国政地方政への国民の関与はどうか」などの事共を、分り易く大事に教えているとは到底思えない。更に、格安航空の普及や新幹線の延伸に伴い、郡部より都市部への人口流出、所謂「ストロー現象」への対策などの様に、地方を魅力ある所とする地道な努力もせずに「一票の格差」ばかりを問題にしても、国民的理解や支持は得られまい。選挙無効訴訟の挙に出た面々の思考は、恐れながら申せば、終生日本国憲法的価値観から抜け出せずに終わった元社会民主党々首で、故人となった土井たか子さんと大差ないのではないだろうか。もう少し、都市部と郡部の政治社会的現実の面に立った思考を願いたいものだが、やはり無理と言うものか。尤も、この訴訟の行方も大体、選挙の無効要求は多く退けられるであろうとの見通しはついているのだが。

今回画像は、目出度く開業100周年を迎えたJR東京駅丸の内駅舎。最近の修繕にて、ほぼ完全に戦前の威容を取戻し、魅力も増した様ですが、今日行われた記念IC切符の発売は、混乱が予想されるとして途中々止され、多くの希望者の憤りと失望を買った様で、JR東日本社の完全な失態と言えるでしょう。
後日予定される、中止分の切符発売については、より安全周到な方法を練った上で願いたい所。又、限定品にすぐ飛びつこうとする、購入希望者の側にもそれなりの問題があるでしょう。
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歳末~バター不足の怪

2014-12-12 15:37:26 | 日記・エッセイ・コラム
曇天の本日は、平日だが先月下旬の休日出動の代休賜っている。午前中は、かねて必要だった検査の為、居所近くの内科医へ。午後は居所掃除や買い物などの雑用に充て、夕刻よりは一旦名古屋市内の拙実家へ立ち寄り後、今夜より東日本方面へ出かけるつもりでいる所。大型寒波到来が予報される折、天候には留意しながら行動しようと思います。

さてさて、年の瀬のこの時季は、忘年会やクリスマス関連行事などで、年齢性別問わず、甘味に親しむ機会も多いだろう。ただ今冬は、暗雲が垂れ込めているのも事実。所謂スイーツの大事な原料の一つ、バターの品薄が続いている様なのだ。
確かに週何度かの買い物の折、乳製品売場をそれとなく覗くと、バターが欠品か極端に少ないのは事実だろう。今夏の猛暑で、北日本を初めとする生産地にて、乳牛の多くが体調不良に陥って、バター原料の生乳の生産が振るわなかったとか、酪農家の数自体が減ったとかの表向きの理由が大きいのも事実だろうが、その一方で、農林水産省の行政対応が適切とは言えなかった事も大きいのではないだろうか。

今日午前の民放ラジオ報道で知ったのだが、乳製品の供給は、農水省の方針もあって、飲用牛乳の生産が最優先され、バターやチーズ、ヨーグルトなどの乳製品はそれに次ぐとされる。ただ、ネットの報道資料なども参照すると、一昨年、そして4年前とバターだけが品不足に陥り、牛乳や他の乳製品の供給は概ね安定していると言う。これはどう言う事なのか?

ある専門家の方のご見解によると「通常の食品なら、国産が不足なら民間事業者が輸入すれば済む。しかし、バターについては農水省の所謂『バター利権』が存在すると言われる為、そうは行かない。同省の外郭団体による、バター輸入独占業務のペーパー・ワークだけで毎年億単位の収入を得る。多額のこの団体の役員報酬の原資ともなる。自ら輸入数量を恣意的にコントロールし、バター不足を演出する自作自演だ。」とされる。

考えればこの問題、今春も値上げされ、同じ農水省による価格管理が行われている小麦の扱いと似た所があるのではないか。値上げの問題もそうだが、バターの流通にしても、時季による需要などとはかけ離れた農水省の思惑で、作為的な品薄状態が続いているのではないかと言う疑問。事実なら、国民市民や生活者の立場を無視した「省益優先」と思われても仕方あるまい。現に、環太平洋経済連携協定TPPの交渉にあっても、米や麦、砂糖などと並び、国家貿易品目とされるこれら「白モノ」食品は、交渉対象から外される聖域扱いの品目ばかりだと言う。省庁利権が絡んでいるのは明らかだろう。

かつて民主党政権がトライして頓挫した「事業仕訳」をそのまま支持する訳ではないが、農水分野においては、一度受給と価格設定が本当に適正か、第三者機関を設置して検証する必要があろう。こうした基礎的食品の受給は、我国の将来を担う乳幼児や、人口の多くを占める低所得者層の死活にも関わるのである。ただでさえ「弱者いじめ」の感が付き纏う安倍政権にも、ここの所の対応は確かな対応を願い、需要期の不安解消に努めて頂きたい。衆院総選挙を控えている今は、尚更だ。農水省は、ようやく一定量のバター緊急輸入に動いた様で、政権は何もしていないとは申さないが。

今回画像は、JR名古屋駅北方に拠点を構える、ある陶器メーカーの資料館の夜景。カップルの見学者も多いが、夜の楽しみの一つでもあるスイーツの供給に不安がない事を祈りたいものです。 P.S 次回は12/20(土)以降に掲載予定です。
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