2019=平成最後の 3月も、遂に終わりが見えて来た。翌 4月末を以て 平成期は完全に幕となる。読者各位も拙者も それぞれに想いがあると心得るが、折々にじっくり振り返り 素晴らしい記憶と忘れるべからざる課題を改めて把握できる様になればとも思う所です。政府与党による 改元への備えも着々と進んでいる様で、来る 4/1月曜の正午前後に新元号が明らかになる様だ。欲を申せば、現実の国民生活に資す為にも 今年初の公表を願えると・・との想いもあったが、やはり伝統的経緯もあって このタイミングに落ち着いた様だ。是非 大きな混乱のない事を祈りたい。
日本及び日本人の習俗や国柄と密接に関係する元号だが、勿論反日的アンチ勢力が 元号の存在自体を良く言わない向きがある様だ。長野県下の某弁護士などは、元号法や改元のあり様などを不良な事共として提訴する意向の様だ。日本国憲法の価値基準しか認めない かような勢力の事なので提訴をするもしないも自由だが、日本及び日本人を人質にする様な出方は決して認められるものではない。提訴理由の一部は、以下の様なものだ。
「現代の日本人は『世界史』の中で生きている。である以上、その時間は西暦の流れで動いており。元号の定めは必要ない」のだと。まぁ一読するだけで呆れかえる思考だ。勿論 決して認められるものではない。
当該弁護士を含む 日本国憲法の護憲勢力や反皇統の容共左派勢力の意図する「世界史」など、所詮は欧米キリスト教文化の 自勢力に好都合な所の尻追いに過ぎぬではないか。正に「牛後」だ。キリスト教文化圏の暦が西暦で統一されているから、それが世界基準だとする短絡的見方には心底呆れ返るものがある。広い世界には、預言者ムハンマドの教義に因むイスラム暦やアジア暦、タイ王国辺りにも独自の暦があると聞く。「世界史」を口走る連中が、欧米のみならず A.A圏やイスラム圏をも見渡した、広く豊かな見識の持ち主ばかりとはとても思えない。前述の 欧米だけに目を向けたしかも「木を見て森を見ぬ」近視眼の連中の方が多数だろう。
以下にリンクを致すが「あの悪名高い」朝日新聞も 去る 3/21付社説で前述勢力の援護射撃じみた持説を振り回したらしい。元号とは、あくまで皇統を象徴として頂く日本及び日本人の 長らくの習俗文化に根差したものであるはずだ。だからこそ我国では特段の重みを持ってもいるのだし、反対勢力の頭目 日本共産党といえども元号法への異議を唱える事はあっても、習俗文化的な元号の存在そのものは 事実上認知している姿勢だとか。現に同党の機関紙「あかはた」にしても、西暦一本表示から 多くの読者の意向を容れて元号併記に改めたと聞く。前述弁護士の そうした動向さえ認めようとしない不良姿勢は、決して与してはならないものだろう。
「自己都合的」世界史は頂けない。こんな見方は それこそ歴史を歪める事に繋がるだろう。所謂学者や専門家の見解にしても、大手を自称する新聞社説にしても 結局は読者の我々が、その真の可否を判断できる様 読解力リテラシーを高める様努める必要があるのだろう。そうした努力が我国文化の面において「良貨が悪貨を駆逐する」望ましい流れになり得るし、そうできる様努めなければという事だろう。それがひいては、我国の独立と尊厳に資する健全な固有文化の涵養にも資するものだと信じる所だ。今回画像は、これまでにも載せた 三重県下の石油基地から長野県下向けの JR中央線燃料専用列車の様子。以下に関連記事をリンク致します。(美しい日本様) http://japanhascomet.cocolog-nifty.com/blog/2019/03/post-4ef0.html