2016=平成28年1月も、早最終日となった。今年最初の1ヵ月を振り返る記事を書く時に気がついた所。今日の当地愛知は、概ね穏やかな晴天に恵まれている様だ。
安倍現政権の一中枢、甘利経済再生相が資金疑惑のかどで、辞任された。環太平洋経済連携協定TPP交渉に際し、関係国大筋合意に導いた立役者。これからの我国経済運営にも手腕を発揮すべき方だっただけに、喪失感は相当なものがあろう。直接には大臣秘書の不適切な現金受領など不適切な所あったと言えど、やはり甘利前大臣ご自身の十分な管理監督が不行き届きだったと言う事だろう。「当然の辞任」と言う左派的文言には同調しないが、まあやむなしかと言う所。この疑惑に際し、当該秘書2名が、きっかけとなった週刊誌報道と前後して申し合わせた様に辞職、以後行方を暗ましている事と、甘利前大臣に便宜を依頼した建設企業の実態の不明朗さ、関連する住宅特殊法人URの事共についても不審な所が付き纏う。過去に、昭和末年の1988年発生したリクルート事件の折には、多額の資金疑惑を調査した野党幹部が、不適切な画像の隠し撮りをしていた過去の事例もあるのだが、阿呆道各社、特に左派的なそれはろくに伝えなかった記憶がある。野党勢力の疑惑追及は自由だが、併せてそうした所の実態解明にも真摯に臨む姿勢を見せなければ、有権者たる国民市民の理解は得られないのではないか。
それ以上に憤りを覚えるのが外交面。先週だったと思うが、ラブロフ露外相が日露平和条約関連の会見の席上、同条約と北方領土問題は別物、との見解を表明した。まあ予定調和、どうせこんな事だろうとは思うも、北方四島はおろか、歯舞、色丹の二島すら返還の意思はさらさらない事を蒸し返したと言う事だ。その陰にある意図を見誤ってはならない。つまり露助は、我らが北海道侵略、そして不法占領の不良意図を捨ててはいないと言う事だ。遥か昔、帝政の頃より、又、近くはソビエト共産政権になろうと、他国領侵略奪取、スラブ民族膨張の意図と政策は不変と言う事だ。
これらの事から、我々日本人は、露助が事ある毎に主張する、先の大戦結果を認める要求などに取り合う必要もない。戦後の起点とも言える、サンフランシスコ講和条約への署名と言う義務を拒否している以上、こうした主張は暴論の一言だ。今こそ我々は、オスマン朝より続いたトルコ国の大いなる対露被害に学ばねばならないだろう。数世紀の歳月をかけ、悟られぬ様本来の国土のほぼ2/3を奪い去られた同国の悲劇の歴史をだ。だからこそ、国家の尊厳保持は何よりも大事だし、施行間近の安保関連法制も意義のあるものなのである。
今春は、我国の交通史に新たな1ページを加える、北海道新幹線の初開通も待たれる。実は昭和末年の1988年、本州対北海道を鉄路で直通する青函海底トンネルの開通を最も嫌ったのは当時のソ連邦共産政権だったと言われる。此度の北海道新幹線初開通にしても、どうせ露助の受け止めは同じだろう。だが屈してはいけない。北海道の確たる保全、そして北方領土奪還に向けても、つつがない開通と速やかな新幹線貨物運転開始を目指すべきだろう。
経済では、主に金融機関向け当座預金のマイナス金利が発動し、より一層の金融緩和が進められる事となりそうだ。ただ、今年に入っての我国企業収益は伸び悩んでいるとされ、どれ位効果があるかは不透明。既に、これまで禁じ手とも言われた、国債の日銀引き受けにも手を染めているだけに、金融政策が今後手詰まりになってしまう事になりはしないか。財務省や日銀は、それはその道のプロ集団だろうから、立ち入った言及を控えて多くをお任せしたい所だが。ただ、前述の不祥事もあった以上、諸外国の影響なしには考えられない経済情勢は、やはり険しいと申さざるを得ない事だろう。更に悪化する様な事にでもなれば、野党勢力の非協力姿勢も問題にされなければならないだろう。
一般社会では、やはり路線、貸切を含めた大型バスの安全性担保をどうするかが大きかった。重大事故続発で、2000=平成12年の規制緩和のあり方が見直されたはずだったが、今月も大きな悲劇が繰り返される事となってしまった。
長野・軽井沢町付近の大事故を機に、国交省、警察庁による緊急検査の結果では、依然多くのバス事業者に運行上の不備不足が認められ、引き続いての改善が必要な状況だ。又、利用する乗客の立場たる我々も
①ネットをも含め、広告情報を良く比較して、余りに安価なプランは敢えて避ける様にする。これまでの諸事故の経緯もあり、安全が担保されていない可能性がある。「安全はタダ」は絶対に通用しない。
②バス乗車時は、鉄道利用とは違う事をくれぐれも自覚して、案内がなくとも必ずシート・ベルト着用をいつも心がける。
少なくとも、この2点は徹底したいものだ。軽井沢付近の事故に際しては、若い乗客の多くがシート・ベルト非着用の悲劇に見舞われての犠牲だった。残された我々が、こうした悲劇を繰り返さぬ様自覚する事こそ、亡くなられた方々への最大の供養となる事は、先の大戦の様な大戦争を繰り返さない努力と同様ではないだろうか。
余談は承知だが、特に夜間の防犯にしても同様の事が言えると心得る。一番心配されるのが、季節を問わず、深夜帯の不要不急な女性の一人歩き。最も懸念される、性暴力犯罪を筆頭に、ひったくりなど深刻な盗難被害も依然多い様だ。特に前者の犯罪者は再犯を繰り返しがちで、その釈放後の居住制限や消息の把握など適正な管理監視が世界の潮流となっているが、具体策が見えていないのは我国だけ。
これにしても「世界一安全。深夜も女性が安全に一人歩きできる」との阿呆道共の情宣が大いに邪魔している所があるからだ。嘘である!拙親達の話辺りからは、夜間の痴漢出没などはずっと昔から地域レベルでは問題になっていた由。たまたま、全国レベルの社会問題にならなかっただけの話ではないのか。
美女の各位は、この現実を良く理解把握して不要不急の夜間外出を極力控え、どうしてもやむを得ない場合は「自らは、自らで守る」心がけを新たにして厳重な警戒に努められたい。
今回画像は、過日捉えた、曇天に聳える霊峰富士の様子。新幹線諸施設の検査に赴く試験列車「ドクター・イエロー」を従えての英姿も、晴天時とは違った魅力があったのを覚えております。静岡市西郊にての模様です。
安倍現政権の一中枢、甘利経済再生相が資金疑惑のかどで、辞任された。環太平洋経済連携協定TPP交渉に際し、関係国大筋合意に導いた立役者。これからの我国経済運営にも手腕を発揮すべき方だっただけに、喪失感は相当なものがあろう。直接には大臣秘書の不適切な現金受領など不適切な所あったと言えど、やはり甘利前大臣ご自身の十分な管理監督が不行き届きだったと言う事だろう。「当然の辞任」と言う左派的文言には同調しないが、まあやむなしかと言う所。この疑惑に際し、当該秘書2名が、きっかけとなった週刊誌報道と前後して申し合わせた様に辞職、以後行方を暗ましている事と、甘利前大臣に便宜を依頼した建設企業の実態の不明朗さ、関連する住宅特殊法人URの事共についても不審な所が付き纏う。過去に、昭和末年の1988年発生したリクルート事件の折には、多額の資金疑惑を調査した野党幹部が、不適切な画像の隠し撮りをしていた過去の事例もあるのだが、阿呆道各社、特に左派的なそれはろくに伝えなかった記憶がある。野党勢力の疑惑追及は自由だが、併せてそうした所の実態解明にも真摯に臨む姿勢を見せなければ、有権者たる国民市民の理解は得られないのではないか。
それ以上に憤りを覚えるのが外交面。先週だったと思うが、ラブロフ露外相が日露平和条約関連の会見の席上、同条約と北方領土問題は別物、との見解を表明した。まあ予定調和、どうせこんな事だろうとは思うも、北方四島はおろか、歯舞、色丹の二島すら返還の意思はさらさらない事を蒸し返したと言う事だ。その陰にある意図を見誤ってはならない。つまり露助は、我らが北海道侵略、そして不法占領の不良意図を捨ててはいないと言う事だ。遥か昔、帝政の頃より、又、近くはソビエト共産政権になろうと、他国領侵略奪取、スラブ民族膨張の意図と政策は不変と言う事だ。
これらの事から、我々日本人は、露助が事ある毎に主張する、先の大戦結果を認める要求などに取り合う必要もない。戦後の起点とも言える、サンフランシスコ講和条約への署名と言う義務を拒否している以上、こうした主張は暴論の一言だ。今こそ我々は、オスマン朝より続いたトルコ国の大いなる対露被害に学ばねばならないだろう。数世紀の歳月をかけ、悟られぬ様本来の国土のほぼ2/3を奪い去られた同国の悲劇の歴史をだ。だからこそ、国家の尊厳保持は何よりも大事だし、施行間近の安保関連法制も意義のあるものなのである。
今春は、我国の交通史に新たな1ページを加える、北海道新幹線の初開通も待たれる。実は昭和末年の1988年、本州対北海道を鉄路で直通する青函海底トンネルの開通を最も嫌ったのは当時のソ連邦共産政権だったと言われる。此度の北海道新幹線初開通にしても、どうせ露助の受け止めは同じだろう。だが屈してはいけない。北海道の確たる保全、そして北方領土奪還に向けても、つつがない開通と速やかな新幹線貨物運転開始を目指すべきだろう。
経済では、主に金融機関向け当座預金のマイナス金利が発動し、より一層の金融緩和が進められる事となりそうだ。ただ、今年に入っての我国企業収益は伸び悩んでいるとされ、どれ位効果があるかは不透明。既に、これまで禁じ手とも言われた、国債の日銀引き受けにも手を染めているだけに、金融政策が今後手詰まりになってしまう事になりはしないか。財務省や日銀は、それはその道のプロ集団だろうから、立ち入った言及を控えて多くをお任せしたい所だが。ただ、前述の不祥事もあった以上、諸外国の影響なしには考えられない経済情勢は、やはり険しいと申さざるを得ない事だろう。更に悪化する様な事にでもなれば、野党勢力の非協力姿勢も問題にされなければならないだろう。
一般社会では、やはり路線、貸切を含めた大型バスの安全性担保をどうするかが大きかった。重大事故続発で、2000=平成12年の規制緩和のあり方が見直されたはずだったが、今月も大きな悲劇が繰り返される事となってしまった。
長野・軽井沢町付近の大事故を機に、国交省、警察庁による緊急検査の結果では、依然多くのバス事業者に運行上の不備不足が認められ、引き続いての改善が必要な状況だ。又、利用する乗客の立場たる我々も
①ネットをも含め、広告情報を良く比較して、余りに安価なプランは敢えて避ける様にする。これまでの諸事故の経緯もあり、安全が担保されていない可能性がある。「安全はタダ」は絶対に通用しない。
②バス乗車時は、鉄道利用とは違う事をくれぐれも自覚して、案内がなくとも必ずシート・ベルト着用をいつも心がける。
少なくとも、この2点は徹底したいものだ。軽井沢付近の事故に際しては、若い乗客の多くがシート・ベルト非着用の悲劇に見舞われての犠牲だった。残された我々が、こうした悲劇を繰り返さぬ様自覚する事こそ、亡くなられた方々への最大の供養となる事は、先の大戦の様な大戦争を繰り返さない努力と同様ではないだろうか。
余談は承知だが、特に夜間の防犯にしても同様の事が言えると心得る。一番心配されるのが、季節を問わず、深夜帯の不要不急な女性の一人歩き。最も懸念される、性暴力犯罪を筆頭に、ひったくりなど深刻な盗難被害も依然多い様だ。特に前者の犯罪者は再犯を繰り返しがちで、その釈放後の居住制限や消息の把握など適正な管理監視が世界の潮流となっているが、具体策が見えていないのは我国だけ。
これにしても「世界一安全。深夜も女性が安全に一人歩きできる」との阿呆道共の情宣が大いに邪魔している所があるからだ。嘘である!拙親達の話辺りからは、夜間の痴漢出没などはずっと昔から地域レベルでは問題になっていた由。たまたま、全国レベルの社会問題にならなかっただけの話ではないのか。
美女の各位は、この現実を良く理解把握して不要不急の夜間外出を極力控え、どうしてもやむを得ない場合は「自らは、自らで守る」心がけを新たにして厳重な警戒に努められたい。
今回画像は、過日捉えた、曇天に聳える霊峰富士の様子。新幹線諸施設の検査に赴く試験列車「ドクター・イエロー」を従えての英姿も、晴天時とは違った魅力があったのを覚えております。静岡市西郊にての模様です。