Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

2016=平成28年10月回顧

2016-10-30 10:26:23 | 社会・経済

遺憾ではあるが、今月も、内外共事件事故の多い時期となってしまったのではないだろうか。

首都圏と当地愛知で相次いだ、登下校中の小学生の交通死。いずれも、横断歩道と通学路と言う、決して事故があってはならない所で生じている。原因はいずれも自動車運転の容疑者共の不埒行為。当地のそれは、運転中にスマートホン・ゲームに興じる明らかな不法行為。この様な悪行は、飲酒運転事故同様、厳罰に処し、容疑者から生きながらに全人生を剥奪する位の処分が必要だ。首都圏の事故も同じ事。通学路の事故は、高齢と言えど運転者に全責任を課すべき。己の残り余生を全部差し出せ!と罵っても差し支えなかろう。

二件の事故に共通するのは、これら加害者共のみならず、我国の大人の野郎共に、次代、そして未来を担う子供達を、本気で守り抜こうとする気概が全くない事だろう。手前の都合だけに気を取られ、劇画作家 小林よしのりさんらが折々主張される「公」の大切さを全く自覚していない。終戦直後、共産勢力が多くを支配した「赤の時代」の連合国進駐軍GHQによって野放しにされた左派容共勢力と、悪性のアメリカニズムの共同無法行為の落とし子 戦後レジームに好い様にマインド・コントロールされたこいつらは、「公」の自覚や道徳観念を骨抜きにし、日本人の質を貶めた。その一結果が、今回の事故となって表れたのである。犠牲の小学生各位には、一言弔意を表したい。

次に国際面。環太平洋連携協定TPPの国会審議が白熱している様だが、拙方的には、徒に結論を急がないで欲しいものだ。ポンコツ継接ぎ野党勢力に与したくないのは山々だが、大元の米合衆国の取り組み姿勢がどうも怪しい。オバマ現政権は乗り気だが、任期は年内まで。佳き候補に恵まれない次期大統領候補は、いずれもTPPに消極的だと言われる。ここで結論を急いでも、悪くすれば我国の独り相撲に陥り「労多くして益なし」みたいになりかねない。ここは、多少採決が遅れても、慎重を期して欲しい。むしろそれ以前に、温暖化対策パリ協定の締結批准の手続きを急ぐべき。放置すれば、我国の秀逸な環境技術の多くが有利に売り込めず、国益面でも大きなマイナスとなりかねないからだ。

先日採択された、核兵器禁止条約へ向けた交渉開始決定の場面でも、我国の対応は、決して芳しくはなかったと思う。米合衆国の核抑止力の恩恵を受け、直には応じられない状況は分るが、世界唯一の被爆国として、被爆者各位の心情も汲めば、もう少し巧い立ち回りができなかったのだろうか。最低でも棄権、或いは、敢えてこの場は賛成票を投じても良い位だったと愚考するのだが。

聞く所では、中国大陸は棄権、北鮮はあろう事か、ぬけぬけと賛成票を投じたと言う。悔しいが、今回は、中国大陸は上手く立ち回った。これは我国が示すべき態度だった。米合衆国の核抑止力の恩恵を意識しつつ、核兵器禁止の方向にも歩み寄りたいが、現状態度を明らかにするのは勘弁願いたい、との「棄権の選択」が、被爆した我国だからこそ許されたのではないだろうか。前出の理由を殊更に表に出しての反対票は、ある意味、我国外交の裏事情を全世界に曝け出した様なもの。こうした様を平気で晒す外務省は、やはり「害務省」でしかないのだろうか。つけ足し的だが「北」の賛成票は、驚くには当らないと思う。今、同国は、今秋の水害復興対応にも追われているとかで、その為の、国際支援欲しさの意思表示と言う所もあろうから。

もう一つ、つい先日から懸念されている大韓民国 朴(ぱく)政権の大きな失態にも触れておきたい。かなり以前から、朴大統領が民間人の知人に、機密事項を含む諸情報を漏らしていた疑惑が持たれているとか。詳細は、同国公安当局の捜査を待ちたいが、相当な事実があるなら、我国も無関係ではいられまい。既に、同大統領の支持率は10%台半ばまで落ち込み、疑惑を糾す、国民市民の運動も顕在化している様だ。

朴大統領の説明責任を問うは当然だが、同時に、対立する北鮮の、不穏な動向も懸念される所だ。「北」工作員共は、勿論今も、対韓活動を続けていて、朴政権にもしもの事あれば、相当な軍事行動を仕掛ける位は容易に想像できよう。その事は、同時に我国の安全をも脅かす。既に、同国の弾道ミサイルは、数千kmの航続性能と、かなりの命中率をクリアする事が分っている。今後の醸成によっては、我国本土への着弾も、現実の脅威となりかねないのではないか。その為にも、普段からの安保面の備えが強く求められると、拙方は思う。

今回画像は、今月半ばに出かける機会を得た、滋賀・琵琶湖畔の秋の情景。稲の収穫が終わり、次への期待を持たせる田畑と、秋ならではの高い雲、それに、冬支度の輸送に勤しむ北への貨物便の共演となった次第。この平穏な光景が、永く続く事を改めて祈った次第であります。今月の拙ブログはここまで。ラタ、マイ月。

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日本人の危機意識を、検証すべきだ

2016-10-28 12:46:50 | 社会・経済

「日弁連執行部御中。罪人の更生を『更生の可能性』だけで語るのは、本当に適切でしょうか?」拙者は今、こう問いたい所だ。

先日、あるサイトを拝見していた折の、先日採択された、日弁連「死刑廃止宣言」についての批判的見解の一である。それによると・・。死刑廃止宣言は、日弁連の統一見解ではない。凶悪犯罪被害者への援護が不十分なままであるとして、反対異見も多くあり、先般の福井県下での人権擁護会合では、議事が一時紛糾した由だ。この事を正確に伝えた新聞・TVメディアは僅かだった。

死刑廃止を目指す根拠は、実は曖昧だ。世界の潮流だの、人類の理想だのと美辞麗句で飾ってはいるが、実態を反映したものではない。全ての犯罪者が、一律更生する訳ではない。複数回の凶悪事件の犯歴ある者や、深刻な性暴力を繰り返す者には通じない事も多いのだ。決して全世界の人々の声を正確に反映しているとは言えない、国連人権委の方針を、そのまま受け売っただけの話。これには「報復無罪」の戒律の認めにより、死刑制度自体を必要としない、イスラム教圏の思考が全く反映されていない。つまり「偏向」そのものだ。これが「人類の理想」とは虚偽である。あくまで、僅差で決まった、多数決の決定に過ぎない。

日弁連は又、国家による死刑執行の禁止を目指している様だが、拙者などの国家主義的見地からは大きな疑問がある。欧州の死刑廃止国にあっても、国の安全やその為の秩序を危地に晒す様なテロ暴力分子やスパイ工作員などは、やむを得ない場合に限っては討伐(つまり殺す事)を容認しており、既に何度かの実績もある。日弁連の目指す所は、祖国日本を滅亡させかねないテロ勢力やスパイ工作員の助命までをも図る事にあり、「やらねばやられる」急迫の状況下でも、「そのままやられれば良く、白旗を上げれば良い」などと無責任な発言をする向きさえあると言う。

著名人の威光と知名度を悪用した様な、捏造に近いビデオ・メッセージも憤激ものだ。「聖女」瀬戸内寂聴師に「人を殺したがるバカ共」の低級な文言を言わしめるとは何事か?安易に請け負った、寂聴師の不注意も、それは糾されるべきだが、主犯の罪責は、ありもしない原稿をデッチ上げた日弁連「左巻き」執行部が、その全てを負うべきだ。

こんな宣言が、国民市民として受け入れられるはずがない。将来的に、死刑廃止を志向する説得力ある理由としては、冤罪リスクがあるだけだ。確かに誤審による刑の執行があってはならないが、それも、警察を初め、関係各位の今後の努力で、相当まで克服できるはずだ。死刑廃止の主張の裏側には、祖国日本にとっての本質的な敵、共産勢力の温存を図る不良意図が存在するのではないか。この問題は、この辺で。

一方、国内の治安の問題にも目ほ向けたい。ここの所は、刃物を使った凶行が目立つ。女性の敵とも言える、ストーカー殺人もそれに当たる。ある犯人は、凶行後、予めの減刑を図って警察に自首した例もある。当該犯人は、過去にも凶悪事件歴があった。そうした凶行を助長する大きな一因が、危険な刃物がどこでも手に入る、今の社会の警戒心のなさである。過日も主張したが、例えば刃物を扱える店舗を免許制にし、一般雑貨などの「百円ショップ」での販売は原則禁止。取扱い店舗は、顧客が勝手に刃物の持ち出しをしない様、施錠できるケース内で厳しく保管し、販売に当たっては、売り先が追跡できる様、客に身分が分る運転免許証や健康保険証の提示、それに住所連絡先の登録を義務づける位の管理監視が実施できる様にすべきである。

最近多い、インター・ネット販売においても、同様の規制を行って、不法輸入などを企てる者は、厳に処罰すべきだ。人を殺傷する力を持つ刃物の流通を、これ以上野放しにしていてはいけない。使用法にしても、学校の「技術科、家庭科」などで、倫理面と共に厳しく指導すべきだが、こんな所も、左派野党と日教組が「軍国主義復活」などと騒ぎ立てて「反対と言う名の妨害」の挙に出るものだから、話にならない。これで、凶悪事件の原因を垂れ流していては「自己矛盾」を晒している様なものだ。

一般社会と同様に、国家レベルの安保政策も、より踏み込んだ策が講じられるべき。尖閣諸島の領海侵犯や、日本海への弾道ミサイル発射の件を見ても、中国大陸と北鮮の軍事脅威の増大は明らかだ。来月予定の、米合衆国大統領選の結果如何では、我国は、より厳しい独自の安保策を迫られる可能性だってある。アフリカ・南スーダンなどの、紛争地域へのPKO派遣など、大きなリスクを伴うのは分るが、こちらの問題も、もう国民市民レベルで共有する時が来ているだろう。もめ続けている、沖縄の米軍基地問題にしても、その陰でどこの大国が喜んでいるかを、今一度冷静に考え、警戒心を新たに向き合う時が来ているのではないか。

今回画像は、初秋の過日、岐阜・滋賀県境付近にて捉えた、雨中を行く東海道・山陽新幹線試験列車「ドクター・イエロー」の様子。今の、我々日本人の置かれた状況を、雄弁に物語っている様にも感じられる所です。

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楽観できない 衆院補選与党勝利

2016-10-25 12:40:17 | 国際・政治

結論から申して、手放しで喜べる結果ではないと心得る。一昨日の衆院補選、東京十区で自由民主党公認の法曹家 若狭 勝さん、福岡六区で与党系無所属 鳩山二郎さんが当選された。お二方には一言祝意を申すが、与党にとり、決して楽観できる状況ではないのも事実だろう。

東京十区、若狭候補の選挙区は、小池東京都知事の当選就任に伴う欠員、福岡六区は、鳩山邦夫元総務相の訃報に伴うもので、特に後者は、与党系候補の一本化に失敗した経緯もあっただけに、投開票まで不安の残る情勢だったのではないか。前者にしても、若狭候補が優勢の内に選挙戦を進めたのは良いが、同候補の応援に当たった、小池知事寄りの与党都議相当数が、自民離党を迫られている模様。 背景にあるのは、小池知事の選出に当たり、与党執行部と軋轢を生じた事にもよる、与党都議団との対立が背景にある為で、若狭新議員ご自身も、離党の可能性があると言う。

東京都議会は、次回選挙も遠くないそうで、与党、特に自民執行部と都議団は、選対を誤ると、思わぬ不覚を取る事もあり得よう。それが尾を引いて、来年にも予想される次回国政選、衆院解散総選挙に悪影響を及ぼす懸念もあるのではないか。ここは、そうした事を良く視野に入れての、小異に囚われない、くれぐれも知的で練られた対応を願いたいものだ。「国益より党益か?」とはよく云われるが、今の与党は、決してそう言う事で揶揄されてはならない立場のはずだ。それを忘れなければ、一部閣僚の、法案審議を巡る強行採決に絡む舌禍などは生じないはすだが。

野党側の体たらくは、もう触れたくもない低レベルだが、今回も「名ばかりの野党連携」に終わった感が強い。過日の、新潟県知事選では、民進が自主投票となるも、終盤の蓮舫代表による応援行動などが奏功するも、衆院補選では通用しなかった様だ。蓮舫代表は、敗れた選挙戦では、その総括や反省が不十分な所ある様で、つまり「自勢力に不都合な所は目をつぶり、正視しない」印象が強くある。敢えて名指しするが、それは同党幹部でもある辻元清美、山尾志緒里他の各議員にも共通してある様だ。まあ「攻撃の威勢は好いが、守りはからきしダメダメ」と言う所だろう。それ以前に民進は「リベラルから極左まで」の接着の仕様もない「継接ぎの寄せ集め」もう、政権復帰などあろうはずもないのは明白だ。TVメディアの人気や名声に、未だにあやかろうとしているのも、如何にも時代遅れだ。どんなに蓮舫代表一人が気を吐いても、不可能は不可能だろう。仮に、同代表の国籍疑惑が晴れたとしてもだ。

 そうは言っても、与党側も楽観していてはならないのも事実。今日午後は、準国賓 ドゥテルテ・フィリピン国大統領が来日される予定だが、これに先立ち、中国大陸首脳との会談が済んでいて、南シナ海の領土問題の一時棚上げや、それに伴う二兆円超の経済協力取得などで合意していると言う。又今後、同盟関係にあった、米合衆国と一定距離を置く可能性もあると言う。安保情勢への影響もあるだけに、後手に回った形の安倍政権はどう対応されるのか、注目の所だ。又、どうも審議に無理な印象が付き纏う環太平洋経済連携協定TPP関連法制の扱いも、野党勢力には与したくないが、もう少し慎重を期しても良いのが拙印象だ。特に、今年一杯で任期を終えるオバマ現合衆国大統領への負い目からと言うなら、絶対に再考した方が好い。少し位諸野党から文句が出ても、ここはゆっくり目に進めて良いと思う。

それよりも、米・中を初め、EU関係の相当数の国々が批准手続きを終えてしまった、温暖化対策のパリ協定の批准処理を急ぐべきだろう。同協定は、来月4日付の発行が既定で、既にアフリカ域内で来月下旬に予定される最初の会合に、我国は、締約国としての参加が難しい情勢だと言う。放置していては、優れた環境技術で温暖化対策を主導する機会を奪われ、国際社会で不利な立場に追い込まれかねない。中東などの難民、移民受け入れ策とかが不可能な以上、当然担うべき環境分野での貢献がし難くなるとあっては、技術立国日本のこれからを、暗いものにしてしまいかねないのではないだろうか。

安倍政権は、現状各方面に亘り、相当な尽力をされているのは分っているので、過分な批判を控えたいのは山々だが、都議会問題や、国際分野などで扱いを誤ると、後が大変な事共が多くあり、これらへの対応が、今後の選挙に及ぼす影響も大きそうなので、敢えてこの場で申し上げておく次第。野党連携には、もう何も期待しないが、もう少し、国民市民向けの分り易い政策提案ができる能力位は手にしてもらいたいものだ。その為には、攻撃だけの「壊し屋」みたいな言論テロ勢力の駆逐が欠かせないだろう。当該議員の名は、もう記さなくとも理解して頂ける事と思う。蓮舫民進代表に、威勢だけではない「真の勇気」があるやなしや、そこの所だけは、興味を持って拝見したく思う。

 最後に、私事恐縮。拙HP「HAKASEの隠し部屋」の、今夏までの写真帖が、一応の完成をみました。この梅雨から夏にかけ連載した18禁読み物「想いでの山峡~林間学級の秘密」に引っかけた構成の為、やや難があるかもですが、ご笑覧下されば幸いです。尚、加筆後の読み物本文も引き続き閲覧可能ですが、成人向ですので、あくまでご興味があればでお願い致します。画像の方は、当地千種付近の掘割区間を行く、JR中央線貨物便の模様。下記に、拙HP入口を設けて参ります。

http://www.geocities.jp/hakase5704/

 

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沖縄基地警備問題 敢えて松井大阪府知事見解を応援する

2016-10-23 11:18:26 | 国際・政治
毎週日曜朝は、途中からの事もあるが、FNN系の「報道2001」を見ている。今朝は、過日拙者も触れた、外国人や外国資本による、放縦な土地取得の問題を、北海道のケースを例に取り上げていた。有力な産業に恵まれず、経済が窮地に追い込まれた地方と、少しでも魅力のある土地なら何としても入手したい外国有力者(それには当然、何かと問題多い中国大陸出身の人物や企業も多く含まれる)との利害が一致した結果との事だが、番組出演の各位も問題視されていた様に、我国の安保上枢要であったり、水源地など、万一にも渡せば、国民市民の生命にも関わる、国運を左右しかねない地所が含まれる懸念が大きくある。政府関係部署は、こうした問題がないか常に監視、我が国益を損ねる事態を招かぬ様、強い策を講じて頂きたい。

その土地取引に関しての、必要な規制法案を提出してもいる、日本維新の会代表でもある、松井一郎大阪府知事が、この所沖縄県下で問題化している、米軍基地の新しいヘリコプター施設の建設反対運動に絡む、本土から出張の、警察官が差別発言をしたとされる問題につき、見解を示された。当該警官が大阪府警の関係者だったからでもあるが、差別文言を使った事自体は不適切を認める一方で、警察機動隊と衝突を起こす勢力は、地元市民よりも、むしろ本土などの極左過激勢力の連中である事を事実上指摘、その上で「反対側も、機動隊員たちに対し酷い言葉を使っている。(相手が警官であっても)鬼畜や獣の様な言葉で個人を叩くのは、私は違うと思う。出張ご苦労様」と、一言の労いと共に、ご自身の信念を示されたのである。拙者、同知事のこの勇気は、素直に称えたく思う。

沖縄基地問題全般についても言える事だが、確かに大きな負担を強いられ、苦労されている島民は多いだろう。しかしながら、沖縄の位置する東シナ海の置かれた安保情勢も、常に顧慮されねばならないだろう。中国大陸は、尖閣諸島周りで常に挑発的な領海及び領空侵犯を繰り返し、我国の権益たる同海の海底資源にも、正当な範囲を超えて、触手を伸ばしているとされる。更に、同大陸と、領土領海問題で大きく対立して来たフィリピン国のドゥテルテ政権が、一定の「手打ち」とも言える外交行動に出、安保上これまで頼って来た米合衆国と距離を置くそぶりを見せている。こうした事からも、我国の安保上の立場は、これから大いに難しくなる事が予想されるのだ。まあ沖縄向けの、政府与党による安保問題の説明が、依然不十分と言う遺憾な所もあるにはあるのだが。

ただ、基地問題で苦労の続く沖縄の状況につけ込み、極左過激勢力が、基地予定地の現場周りでのさばっているのも事実だ。不当な道路占拠、地元住民に対する、これも不当な検問、そして、警備に当たる警察各位への過分な威嚇や挑発・・などなど、これらは悉く不法行為であり、先日遂に生じた、反対側代表者の逮捕も、やむを得ない所だろう。聞く所では、この人物、やっぱりと言うか、容共特亜の政党他の連中ともパイプがある様だ。こうした勢力は、広く知られている様に「小事を大事に見せかけて衆目を煽る」情宣細工にも長けている。松井大阪府知事のご見解は、こうした不穏な動静を弁えてのものであり、警官による差別言動も、挑発に乗せられた事を理解されてのものだったと心得る。

改めて、沖縄基地問題での地元各位のご苦労は分るが、我国全体の安保政策との整合性も求められなければならないのが難しい所だろう。過激な反対行動の挙に出る勢力は、殆ど媚中派。「朝日新聞的」とされる、沖縄メディアの多くもその方向だと言われる。周辺の安保情勢をも考え、やみくもな「反対運動」では、本当に高笑いするのはどこの連中か、と言う事も考慮に入れ、この問題と向き合うのが、本土にいる我々の責務だと思うがどうだろう。
今回画像は、丁度一年前に訪れた、三重・南紀の穏やかな秋の海の様子。手前を行くのはJR紀勢線。列車内では、普段通り地元各位の世間話が交わされているはずで、このありふれた光景こそが、真の「平和」である事を、今も思い知らされている所であります。
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過剰報道の裏側で

2016-10-21 10:27:33 | 社会・経済
昨日、中国大陸にて、大量の覚醒剤不法所持などのかどで、死刑が確定していた日本人受刑者が処刑された様だ。反論反感は覚悟の上だが、今回の死刑執行については、拙個人は、同大陸の刑法を尊重し、その決定を受け入れて良いと愚考する。我国内の死刑廃止派が折々騒ぎ立てる、冤罪の線がもしあれば遺憾だが、各証拠が揃っての確定ならば、やむを得まい。

我国政府は「国民的関心が高い」事を理由に、同大陸政府に慎重を期す様求めた由。その事そのものを非難したくはないが、方法については、我国が、恰も国民的レベルで死刑廃止を目指していると受け取られては大変拙いのも事実だ。別件でも、例えば戦中の慰安婦問題とか、南京事件などでの誤った報道から、「大陸」や「半島」に都合好く受け取られ、もめ続けている事共もある折だし。

それにしても、今回の執行で、最も激しい抗議行動に出るはずの、我国内の死刑廃止勢力が、一様に黙秘しているのは「不審」の一言だ。国際人権擁護組織アムネスティも、どう言う訳か「右へ倣えの黙秘権行使」。これではこの勢力、中国大陸や北鮮の死刑執行には一切声を上げない「見て見ぬふり」状態。こんな事では、言わば「回し者」と思われても仕方あるまい。国内と同じ日本人の刑死でも、相手が「特亜」なら許すつもりなのか。そんな事では、一見尤もらしい死刑廃止の主張など、根底から信用できるはずがないではないか。日本弁護士連合会にしても、このままでは「社会正義の実現」など到底不可能。「特亜」に正面からモノ申してこそ、尊敬され信頼され得ると言うもの。それができなければ、いつまでもその様な法曹組織たり得る事は叶わないだろう。そして、死刑廃止の真の目的は、我国を危地に陥れる過激運動家、スパイ工作員の助命の為だろうと言う所も、いずれ世間の前に晒される事になろう。複数の犠牲を生じた、悪辣凶悪犯の死刑適用回避に血道を上げるのは、過激勢力維持拡大の為の、リクルートの一面ありとも聞いている。

今回も、前置きが長くなった。本題へ。今、沖縄県内の米軍基地移転に絡み、反対派住民とその支援過激勢力、それらの警備の為の、本土からの応援も含む、警官隊との深刻な軋轢が社会問題化している様だ。実態としては、基地関連工事を大きく妨害しているのは、ごく一部の住民と、本土から乗り込んだ過激勢力であり、機動隊を先頭とする警官隊と常にもめているのは、地元ではない他所者の過激分子だ。先日も、こうした連中の罵倒に耐えかねたある警官が、差別用語を使ったなどと大袈裟に報じられ、結局は過激連中の餌になっていた様だが、これは挑発した過激分子が悪い。現地の警官各位は、非番中でも過激勢力に目をつけられ、折々に「家族にも大きな危害が及ぶ」などと脅迫や嫌がらせとかを頻繁に受けていると言う。

翁長沖縄県知事は、この事で、同県警本部長に厳重抗議をされた由。知事としての立場からは、必要な措置だったかもだが、果たして現場の実情を正確に捉えた上での措置だったのか、大きな疑問が残る。報道にしても、現地の新聞メディアは総じて左傾した「朝日新聞沖縄支局」状態だそうで、少しでもバランスに配慮した記事を載せようとすると、すぐに極左過激勢力やそのシンパらしい筋から妨害が入り、大変やり難いらしい。まあ沖縄に「言論の自由」はないって事だな。常にそんな印象操作をされておれば、沖縄世論は、それは左派容共特亜勢力に、容易に傾いてしまうだろう。

更に困るのは、本土の報道メディアにも、同調する動きが目立つ事。常に眼前急迫の状況にある機動隊警官の、たった一言の差別用語の誤用が、なぜ「お国の一大事」の様な扱いを受けるのか?拙者には疑問だ。前回も取り上げた、公共局NHKが、事もあろうに特集まで組んで、真顔で無意味な追及をしていた。本当に、貴重な電波と放送労力の浪費である。民放各局も似た様なものだったろう。こうした「容共的俗受け狙い」が、特に大手メディアで目立つのは、甚だ不快。特にNHKは、大半の国民市民から受信料を徴収している。これぞ誠の「金返せ!」である。元々左巻きの沖縄メディアに、本土のそれまでもが同調するのは、危険の極みだ。最悪、今日明日にも、我国の安寧が危地に陥りかねない恐怖を孕んでいると申して良い。最早報道を鵜呑みにして良い時代は、過去のものとなってしまった様だ。

今回画像は、秋の過日、当地西郊にて捉えた、東海道山陽新幹線試験列車「ドクター・イエロー」の様子。車体の黄色と夕景が、絶妙なマッチングを見せる、魅惑の光景。勿論、高速鉄道の安全を守る「守護神」たる同列車の使命は重く、月に何度かは、東京と九州・博多間の長い線路を徹底的に調べ上げる、激務の日々をこなします。

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