会談～ありふれている内に(序)

コナサン、ミンバンワ！2012=平成24年8月も、拙ブログを宜しくお願い致します。

OCN Cafeのサイトのあった昨年まで、毎年8月、俺はある一つのテーマを絞って特集日記を綴る事に決めていた。が、同Cafe廃止となった今年よりは、拙ブログにて別の事を考えないと、とも思い。今夏は、今梅雨時にも登場した3人の(主に武者キャラ)架空人物、源　義経、武蔵坊弁慶、大黒こと大国主命(おおくにぬしのみこと)の偽者各位に再び登場願い、政治社会や、趣味嗜好の事共を、数日毎に会談の形にて進めてみようと思い立った次第。

梅雨より梅雨明けの連載が終わり、登場人物達は暫く休憩していた訳だが、そろそろ出番の様だ。

偽！義経「大黒様　お早うござります。今朝も暑く、又蝉共の合唱も盛んでござりますな。」

偽！大黒「こちらこそお早う。本当に、些かうるせえ位やな。まあ自己主張の強いクマゼミの事とて、仕方がねえのかも知れんが。」

偽！義経「仰る通りでござりますな。クマゼミと言や、以前は西南日本の特産みたいな気もしましたが・・。」

偽！大黒「言われてみればって所はあるな。昭和の中頃までは、筆者殿の地元、東海地方にては、土着の蝉と言や、茶羽のアブラゼミが主やった様やが、昭和の終わりの1980年代位より、この辺りでも急にクマゼミが増え出した様や。その後の有様は、今朝の通りやな。」

偽！義経「やはりこれも、猛暑の日が増えた事と共に、地球温暖化のあおりなんですかね？」

偽！大黒「それもなくはねえけども、同時にクマゼミって奴は、生命力が滅法強いらしい。それで本来の生息地より北上し、土着のアブラゼミを押しのけて、勢力を広げたって所もあるらしいな。」

偽！義経「うーん、そうですか。やはり天気がおかしくなっても、しぶとい奴は栄えるって事でしょうかね。暑いと言や、米合衆国にては、干ばつにて穀物が凶作の様ですな。これは出回り量が減って相場を押し上げる事でしょう。食品価格にはね返らないと良いんですが。」

偽！大黒「ワシも同感やが、影響ゼロとは行かんやろな。世界が繋がっている以上、やはりいくばくかの価格上昇は避けられんのと違うか？」

偽！義経「本当は、保存の利く穀物は、石油製品みたいに国家備蓄を行うと良いんですが、中々そこまでの認識には至ってない様ですね。食糧は、一度輸入が止まると、下手をすりゃ燃料以上に影響が深刻なはずですが。」

偽！大黒「本当に、多くの種類でそれができると良いんやが。後、昨年以前産の古米なんかも、いつ穀物輸入が止まっても良い様に、引き続き保存する方向にすべきやろうな。」

偽！義経「有難うござります。で大黒様、そろそろ、まだ寝てる弁慶を起すとしますか？」

偽！大黒「ワシは、別に寝てても起きてても一緒やけどな　笑。まあ、母堂の上洛も決まったし、安心して熟睡ってとこやろ。」

偽！義経「それも少しはあるでしょうが、どうせ奴は、良からぬ夢でも見てるんでしょう。品性の悪い淫夢なぞ見て、良くまあ粗相しないものだと、感心させらせる事もありますね。」

偽！大黒「まあ奴は、その方は免疫も修行できとるやろうから、その所はまあ安心して良いんやねえか。さてと義経、どうやって弁慶を起すつもりかな？」

偽！義経「さて、どうしましょう。笑　まあ鈍感な輩ですから、ちっとやそっとの事では起きないでしょうね。」

偽！大黒「そこはそなたが主君やから、効果のあるのを考えなあかんとこやが、どや？この前試したとかの『坊さんの放屁』ってのは？」

偽！義経「分りますよ。『羊が柵を飛び越えた』の替え歌『坊さんが、屁をこいた』ですよね。弁慶の奴、今度は何回・・・いや、何十回で気がつくやら。因みに、前回は確か11回だったですね。又笑」

偽！大黒「ハハハ、まあ面白そうじゃねえか。11回よりはかかるかもやが、とに角やってみたら良かろう。」

偽！義経「心得ました。効くかどうか、やってみますわ。」と、木魚を用意、偽！弁慶の枕元にて、変な読経を開始。

「坊さんが～一発、屁をこいた～。坊さんが～二発、屁をこいた～。」以下次号。