Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

鳩山元首相 クリミア行の本当の理由は?

2015-03-15 14:29:45 | 日記・エッセイ・コラム
昨日は、久々の朗報に接した。前世紀よりの懸案、北陸新幹線が金沢までの開業を果たし、首都圏と北陸の交流がより容易になった。
一昨日までは、新潟へ向かう上越新幹線より在来線特急への乗り換えで4時間近くを要したのが、此度の開通で、最速ならほぼ2時間半で到達可能と
なった様だ。片道1時間余りの短縮効果は大きく、社会経済、外国よりを含めた観光などへの効果が期待されるが、決して「開店景気」に終わらせ
ない為の、地道で息の長い取組みも必要だろう。北陸新幹線の現終点、富山・金沢周辺には加賀、宇奈月など著名な温泉郷も多い。主な所は、地元
の叡智に委ねるべきは承知しているが、この開業が全ての沿線にとって有益をもたらす様、ライバルとなる東海道側の我々も、冷静に見守りたいものであります。
東海道と言えば、当地を行く東海道・山陽新幹線も、昨日より若干だが速度向上を果たした。1992=平成4年に最速列車「のぞみ」の運行開始より最
高速270km/Hとされて来たが、最新の車両技術の進歩が、此度の速度向上を可能にしたのだ。最新車 N700A(アドバンスト)は、山陽新幹線よりカー
ブのきつい東海道新幹線区間にても、最高速285km/Hでの走破を実現させている。これにより、東京より名古屋までで最大2分、新大阪までで最大3
分の時間短縮が可能だと言う。往復でも数分位だが、東海道新幹線ユーザーの中には、その僅かな時間を惜しむ方々も多いのだろう。それに比すれ
ば、往復なら2時間を超える北陸新幹線の所要時間短縮効果は、必ず何かをもたらすものと信じたいものだ。開業前の人気在来列車「トワイライトEXP」の引退や
「北斗星」の毎日運行終了は確かに惜しまれるが。

一方で、内外の情勢は依然として難しい所が続く。中東にての国際イスラム軍事組織「IS」の危険な跳梁は相変わらずだし、国内にては、首都圏で
生じた、男子中学生惨殺事件を巡り、同じく未成年だった少年グループの問責のあり方が議論されているのはご存じの通り。成人の定義を20歳より
18歳へと引き下げる話も進んでおり、ここは俺としては、少年法を見直して、18歳以上は実名と顔写真を公表して、成人同様の裁判で罪責を問うて
も良いと思うがどうだろう。

又、先日で先の震災 東日本大震災より満4年が経過、発生当日の3/11午後には各地にて黙祷が捧げられた。俺は近く引き払う事にした現居所で、
黙祷に参加。TV報道などで、特に原発禍と重なった福島県下にては復興が遅れ、被災された各位が依然苦境にある事、順調に復興が進む地域がある
一方で、残念だが地域による復興度合いに差が出始めている事などを、少しは理解できた様に感じる。特に、震災を免れた多くの地方で、この悲劇
の風化が始まり「被災地を特別視し、扱っている」などとの良からぬ誤解を生じ始めている実態も見聞きした。未だ2000人を超える行方不明の方々
があり、試算によっては計20兆円とも言われる未曾有の大被害がすんなりと収束するはずがない。我々国民、そして決して楽ではない諸外国よりの
温かい金銭をも含む支援も、まだ分配されていない所ありとも聞くが、安倍現政権も、まだまだ長期を要するとの認識をもって、復興施策に当たっ
て頂きたい所である。

さて、その震災復興支援に際し、我々や諸外国有志の気持ちを踏みにじる愚行をやらかした不逞の輩がいる事を忘れてはなるまい。元内閣総理大臣 鳩山某である。

つい先日も、現ウクライナ領クリミア半島へ意味もなく赴き、住民投票を盾に、この地域の奪還を図るロシア共和国当局寄りの言動をしたとされる。勿論これは、
我国政府や欧米諸国の統一見解とは真逆のものだ。我国政府は、かねてこの行程を厳しく批判し、取りやめを勧告していたが、それにも関わらず同某は強行し、
上記の言動に及んだ次第。
我国政府、政権党はもとより、大臣時代に属した民主党執行部よりも、厳しい批判の見解が出された。ただ、この見解はまだ弱い所あるもので、鳩山某にナメられた
感があるのは否めないが、その一方で、この様な身勝手を許していては、我国の懸案たる北方領土返還交渉に悪影響を及ぼしかねないのも事実である。

この件についても、様々な報道見解が出されたが、大きくあるのが、同某の祖父、鳩山一郎さんが、旧ソ連邦時代に、対日外交関係に携わった経緯からではないかとされる。
確かに、当時の鳩山大臣は親ソのお立場を取らざるを得なかった所もあるだろうが、それに比して、「大臣だった」鳩山
某の言動はいかにも安易で稚拙だろう。ある民主党に近い筋は「鳩山氏の善意の暴走だ」との表現をされていたが、それはつまり「独善」と言う事
だろう。それが昂じての確信犯と思われても仕方あるまい。一部には鳩山某は、美人で知られる、あるロシア政府高官にも、不良な好意があるので
はないかとの憶測もあるのだ。あくまで憶測だが。いずれにしても、こんな訪問は浅い善意でする事ではない。

もう一つ考えられるのが、クリミア半島は、先の大戦末期に、連合国首脳によって我国の戦後処理が秘密裏に話し合われた、ヤルタの地を抱えてい
る事だろう。この会合「ヤルタ会談」は、日独伊など、旧枢軸国の戦後管理の方策などが固められ、続く独・ポツダムでの会合に直結、我国に降伏
を促す「ポツダム宣言」の基礎を作ったとされる。つまり、戦後の我国のみならず、米ソによる二極体制を追認するYPことヤルタ・ポツダム体制に
道を開き、各国の民族自決権の葬送を図ったと言われる遺憾なもの。鳩山某は、このYP体制の従属者である。

「ポツダム宣言に書いてあるでしょ。(戦後の我国領は)北海道、本州、四国、九州って」これは、少し前、全国にTV報道された、鳩山某の軽率かつ
無責任、無神経極まる言動である。当時の防衛大臣は、これに接し「この国賊!」と罵倒された由。更に、軽口で出して来る辺り、この男はYP体制
の隷属者と見て差し支えないと俺は見る。邪推は承知だが、行程の本当の理由は、この「ヤルタ詣で」辺りだったのではないか。事実とすれば、
正に許し難い反日、反国民的挙動であり、死刑以上の万死に値するものだろう。

先の震災に際し、この男は先代より百億単位の高額資産を相続したにも関わらず、義捐金は遂に一銭も拠出しなかったとされる。それも、ただのが
めつさ、せこさではない。夜逃げ同然に政権を降板した後、続く菅、野田の両政権下で復興増税が図られる事を事前に察知していた事さえ感じられ
る。つまり「増税インサイダー」の可能性さえあるのだ。「元」とは言え、どこまでも反日の内閣総理大臣経験者を出してしまった我国民は不幸である。

母の退院より数日だが、まだまだ拙身辺は落ち着かない。実家雑用と現居所の引き払い準備などで慌ただしい日々。その合間を縫い、練習の写真撮
影と言う所。名古屋西郊、枇杷島の庄内河畔もそろそろ春の気配。が、向うを行く長野方面への燃料列車の進行を見るたびに、四年前の震災と、被
災地への想いを新たにさせられる。当時、被災地を行く東北、常磐の両JR線は寸断、東海道線も機能停止に陥り、支援の燃料は中央、上越ルートと
日本海縦貫ルートより、いち早く開通した磐越西線を経て、福島・郡山へと届けられていたのだ。曜日、昼夜を問わず、連日行われた懸命の輸送を
、強く記憶に留めなければと改めて思う。
コメント (2)
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