Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

後退への序曲・・か

2018-11-10 21:27:41 | 国際・政治

立憲民主党は、結局は旧社会党へと後退し始めているのではないか。もう今に始まった事ではないと言われそうだが、悪名高い この五月連休前後の 18日間に亘る審議拒否を初め、随所に「後退臭」が漂い始めている様だ。安倍政権が明示した日本国憲法の改正問題にしても、改正反対の姿勢を示すのは 公党の自由だし、国民市民向けの主張も基本は構わないのだが、議論にさえ応じないというのは論外だろう。

某ネット記事によると、与党の下村憲法改正推進本部長は、今国会で憲法審査会が開会されない件につき「議論さえしないのであれば、国会議員としての職場放棄ではないか」との見解を示されたとか。当然至極だろう。与党側は「自衛隊の明記」など四項目の与党改正案提示を目指すとされるが、野党・・特に立憲民主、日共、社民、自由の所謂「特定野党」側に応じる気配はないという。

下村改憲推進本部長見解をもう少し。「憲法審査会を開き、自由討議を行って 自由民主党は『こんなものを出したい』と言っていくつもり。野党側としても、それへの付言は是非してもらって良いし、憲法改正に関する 違う考え方を主張してもらうのも良い」と述べ、その上で「平場で 憲法改正について率直に議論さえしないのは、高い歳費をもらっている国会議員としての『職場放棄』ではないか。国民にも分かってもらいたい」旨を表された由。

重要政策から逃げる事なく前向きに取り組み、必要な議論を尽くすのが仕事たる国会議員の立場を考える時、下村改憲推進本部長見解は、当然至極の事共を語っていると心得る。改憲に賛成反対の両意見あるは認めるにしても、改憲に向けた議論さえ認めないとの姿勢は やはり異常と申さざるを得ない。この不良姿勢は従来から社民、日共両党が執拗にとりつづけて来たものだが、立憲民主党は近年とみに、この両党の方向性に擦り寄る姿勢が目立つ。

まあ一昨年の野党再編時に、旧民進党左派の寄せ集めで発足した経緯があるだけに 一定は仕方がないのだが、それにしても「旧社会党(左派)への後退なる印象は 免れ様がない。前述の長期審議拒否を初め、今年初の「森加計」の一件、最近の新閣僚向けの 些細な問題を大きく見せようとする様な追及姿勢は、旧社会党と軌を一にすると申して良いのではないか。それでいて、知人弁護士との不倫騒動を起こした 山尾志緒里衆議がどさくさ紛れに党籍入りしたり、家族が性犯罪を起こした某国会議員の 党としての処分は未だ不明のまま。又、以前から指摘される 強い政策対案を打ち出せるプレゼンテーション能力が向上した様子もない。

こんな党組織に、政府与党のまともな追及や質疑など無理と思われても仕方あるまい。こうした党内の事共が糾されない限り、少なくとも拙者は 立憲民主党を信頼する意思はない。今回画像は、先月下旬に当地北郊の JR尾張一宮駅構内で見かけた 衣料の即売ブースの様子。一宮市は歴史的、伝統的に繊維産業の都として知られ、時代の荒波による浮き沈みはあったも 今もその地位は大きなものがありまして。尚、以下に参院のものですが 関連記事をリンク致します。立憲民主党の国会両院における人材難も、自業自得とはいえ相当なものがある様です。(私的憂国の書様)  http://yukokulog.blog129.fc2.com/?no=3270#comment

コメント (2)
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