釜の撮影をしていると朝の出荷準備も整った様で 工場から人力で荷物を満載した貨車が押し出されてきました。
東洋活性白土工業は 石油製品や油脂などを漂白する活性白土を作っていたのですが そう重くはないようでした。
1975年4月23日撮影 新潟県糸魚川市 東洋活性白土工業(株)
左側の男性が 機関士の松沢さんです。
釜のそばを通って後ろに進みます。
この間に先回りして発車して来る所を待ちました。
工場から出て来る所を手持ちカメラで一枚。
そして駅に向かう所を三脚に固定したカメラでもう一枚。
この日は3両の貨車とその上に荷物を積み下ろしする人達 機関車の助手席にも一人乗せ 力いっぱい小さな体を震わせて通過し
て行きました。
列車の通過後は 工場からおよそ800mの専用線に沿って 積み替えホームまで歩きました。
そこは 国鉄信越本線に隣接しているので 白山やEF81牽引の貨物列車 それに大糸線の列車も走っていましたが 当時は全く興
味がなくただぼんやり眺めているだけでした 今考えると勿体ないですね。
積み替えホームに着くと 反対側の国鉄線に停車中のタンク車の上で作業中の方が見えたので先ず一枚。
工場へ運ぶ燃料の積み替えでしょうか 近くに専用線用のタンク車が止まっていたので 機関車を入れて。
小さな2軸タンクです 大きさを比較するために国鉄の車輛も入れておけば良かったですね。
作業が終わる頃を見計らって 工場へ戻る列車を待ちました。
カラになった3輌の貨車を引き連れて工場へ戻ります 工場までは一方的な下り勾配です。