ふう。
体調が落ち着いてきたので座って家で仕事はできるものの、
そう長時間続くわけでもなし。
あいまに取り寄せていた漫画を読み読み。
映画化した「夕凪の街 桜の国」のこうの史代さんのほかの作品を読みました。
「夕凪の街~」は今世紀最大の傑作だといっても過言ではないかと。
いずれ紹介します。
「長い道」双葉社 \857+税
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ひょんなことから夫婦になった2人の短編54話。
ぼんやりしてるけど芯が強い妻・道と遊び人の夫・荘介。
現実的に考えていけば修羅場のような結婚生活のはずなのに、
なぜかほんわかとしたあたたかさに包まれています。
ときにドキッとさせる、道の行動。
遊び人なのに憎みきれない荘介の人柄。
恋愛とは程遠いところから始まった結婚なのに、
ラストでは2人の間に流れるのは「情」だけでは決してないようです。
ペットボトルやプッシュ式の電話など、小道具はしっかり平成なのに
昭和の匂いが色濃い作品。しかも、それがいやらしくないです。
「この世界の片隅に」上・中巻 双葉社 \648+税
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戦中の広島~呉を描く作品。下巻は4月発行。
主人公は呉に嫁いだ「すず」。
絵が好きな天然ぼけの少女。
この主人公のおかげで、いくらでも暗く描こうと思えば描ける戦中の生活が、ほのぼのと暖かく描かれています。
下巻の部分をまだ読んでないのですが、広島が舞台名だけに8月6日のことは必ずかかれるのであろうなあ。
でも普通なら目を背けたくなる、痛いから読みたくないと思ってしまうそんなテーマも、茶化すわけでもオブラートにくるむわけでもなく、さらりと描けるのがこの作者なんだと思います。(ってまだ読んでもないのに。)
戦争を通して人間の生きる営みすべてに通じる普遍的なものを描こうとしているようにも感じます。
うーん、なんと言うかうまく言葉が出てこず、下手くそな感想ですみません。
とにかく2作品とも、読んで損はなし。
書店においてない場合はぜひ取り寄せてください。
この作者は若い夫婦を描くことが多いように思います。
それも恋愛婚ではなく形から始まる結婚。
そのなかでもしっかり愛の形を描いています。
体調が落ち着いてきたので座って家で仕事はできるものの、
そう長時間続くわけでもなし。
あいまに取り寄せていた漫画を読み読み。
映画化した「夕凪の街 桜の国」のこうの史代さんのほかの作品を読みました。
「夕凪の街~」は今世紀最大の傑作だといっても過言ではないかと。
いずれ紹介します。
「長い道」双葉社 \857+税
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ひょんなことから夫婦になった2人の短編54話。
ぼんやりしてるけど芯が強い妻・道と遊び人の夫・荘介。
現実的に考えていけば修羅場のような結婚生活のはずなのに、
なぜかほんわかとしたあたたかさに包まれています。
ときにドキッとさせる、道の行動。
遊び人なのに憎みきれない荘介の人柄。
恋愛とは程遠いところから始まった結婚なのに、
ラストでは2人の間に流れるのは「情」だけでは決してないようです。
ペットボトルやプッシュ式の電話など、小道具はしっかり平成なのに
昭和の匂いが色濃い作品。しかも、それがいやらしくないです。
「この世界の片隅に」上・中巻 双葉社 \648+税
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戦中の広島~呉を描く作品。下巻は4月発行。
主人公は呉に嫁いだ「すず」。
絵が好きな天然ぼけの少女。
この主人公のおかげで、いくらでも暗く描こうと思えば描ける戦中の生活が、ほのぼのと暖かく描かれています。
下巻の部分をまだ読んでないのですが、広島が舞台名だけに8月6日のことは必ずかかれるのであろうなあ。
でも普通なら目を背けたくなる、痛いから読みたくないと思ってしまうそんなテーマも、茶化すわけでもオブラートにくるむわけでもなく、さらりと描けるのがこの作者なんだと思います。(ってまだ読んでもないのに。)
戦争を通して人間の生きる営みすべてに通じる普遍的なものを描こうとしているようにも感じます。
うーん、なんと言うかうまく言葉が出てこず、下手くそな感想ですみません。
とにかく2作品とも、読んで損はなし。
書店においてない場合はぜひ取り寄せてください。
この作者は若い夫婦を描くことが多いように思います。
それも恋愛婚ではなく形から始まる結婚。
そのなかでもしっかり愛の形を描いています。