8:20
ホシが起床。
寝不足の本官はもっと寝ていたかったが、まだ風邪が治らぬホシに、
早くえさをあげてやろうと起床。
いつもの主食「鳩のえさ」を与えるが、全部頬袋に入れようとしない。
元気だったころはある限り頬袋に詰め込んでいたのに。
まだ具合が悪いのだろうと、ホシの好物リンゴを与えようと、
仏心を出したのが間違いであった。
ケージの入り口を開けたとたん、リンゴに見向きもせず脱走。
やられた。
8:30
第1作戦「えさで釣ろう」を決行。
ホシは今まで何度もこの作戦に引っかかってきたのだ。
今回もうまく行くに違いない。
部屋を走り回るホシにえさを差し出すが、見向きもしない。
縦横無尽に部屋を走り回り、カーテンやら服やらに登ったり
冷蔵庫の後ろに隠れてくしゃみをしたり、
何かうまいものはないかと台所の引き出しに入ったり、
床の野菜くずを食べようとする。
この場所では危険だ。
第2作戦に移る。
9:00
第2作戦「寝室に閉じ込めちゃえ」決行。
この部屋は電気コードがないのでかじって感電死する危険性もなく、
かじられて困るものも特にはない。
9:30
作戦成功。
ホシは寝室に閉じ込められた。
思う存分暴れたまえ。
そして疲れて本官に捕獲されよ。
10:00
前回の「寝室に閉じ込めちゃえ」作戦のときに、
ホシが水分不足かぐったりしてしまったことを思い出す。
今回は病み上がりでもあるし、無駄な体力の消耗は避けてあげたい。
ホシのケージを寝室に運び入れる。
入り口を開けっ放しで固定し、
中に鳩のえさやさっきあげ損ねたリンゴを入れる。
ケージの入り口は少し高いところにあるので、
踏み台としてケージの前に段ボールをおく。
あわよくば、疲れてケージの中に自ら入って寝てくれれば…。
本官はふすま1枚隔てた居間から、ホシの様子をうかがう。
ホシが走り回る音やふすまを引っかく音が聞こえる。
11:00
油断した。
夕べの寝不足から、本官は居眠りをしてしまった。
寝室のほうからは音は聞こえない。
ふすまを開けると、やつの姿はない。
ケージの中のえさは減り、床にリンゴが転がる。
ホシはケージの中に入って、えさを持ち出すという強行手段にでたようだ。
程なくして、ホシが現れる。
「えさで釣ろう」作戦をもう一度試すが、
釣られるものの触ろうとするとするりと逃げる。
逃げるばかりか、引き返してきて本官の手にアタックを加える。
とんだ反抗心だ。この作戦はだめだ。
11:15
第3作戦「自分で戻ってね」に移行。
ホシが持ち出して隠したえさをあばき、没収。
これでえさが食べたくなったホシは、またケージの中に取りに帰るだろう。
その隙に扉を閉めようという作戦だ。
はっきり言って今のところ、ホシがケージに近づく気配は、ない。
部屋中を走り回り、びょんっびょんジャンプしてカーテンに飛びつき、
またカーテンを登る。カーテンの裏側に廻り、下りてくる。
棚に取り付き、てっぺんで頬袋のえさをャ潟リ。
バッグの中を探検し、たまに高いところに登ってはジャンプしそこねて落ちる。
やりたい放題だ。
11:30
ホシの動きに変化が現れた。
ケージの周りをぐるぐる廻り、中にはいりたそうにしている。
手を出したくなるが我慢。
やがて踏み台までやってきて、ジャンプ!
ところが開いている扉のほうには行かず。おしい。
しばらくまた部屋中を駆け回るが、また踏み台に。
今度は一直線にケージの入り口へ。
若干お尻がはみ出ているが、そっと扉を下ろすと、
おとなしくケージに入った。
そのままえさを取りに行くが、閉じ込められたと知るとどかんどかん暴れまわる。

しかしもう遅い。
君は完全に、かごの鳥(リス)だ。
11:45
ホシの身柄を確保。

・・・というわけで、疲れました。
今日は有給を申請していたのですが、
職場に顔出そうと思ってたのに。
完全に行く気がなくなりました。
観念して午後は年越し前から保留にしていた片付けでもします。

ホシにやられた本官の右手。
ホシが起床。
寝不足の本官はもっと寝ていたかったが、まだ風邪が治らぬホシに、
早くえさをあげてやろうと起床。
いつもの主食「鳩のえさ」を与えるが、全部頬袋に入れようとしない。
元気だったころはある限り頬袋に詰め込んでいたのに。
まだ具合が悪いのだろうと、ホシの好物リンゴを与えようと、
仏心を出したのが間違いであった。
ケージの入り口を開けたとたん、リンゴに見向きもせず脱走。
やられた。
8:30
第1作戦「えさで釣ろう」を決行。
ホシは今まで何度もこの作戦に引っかかってきたのだ。
今回もうまく行くに違いない。
部屋を走り回るホシにえさを差し出すが、見向きもしない。
縦横無尽に部屋を走り回り、カーテンやら服やらに登ったり
冷蔵庫の後ろに隠れてくしゃみをしたり、
何かうまいものはないかと台所の引き出しに入ったり、
床の野菜くずを食べようとする。
この場所では危険だ。
第2作戦に移る。
9:00
第2作戦「寝室に閉じ込めちゃえ」決行。
この部屋は電気コードがないのでかじって感電死する危険性もなく、
かじられて困るものも特にはない。
9:30
作戦成功。
ホシは寝室に閉じ込められた。
思う存分暴れたまえ。
そして疲れて本官に捕獲されよ。
10:00
前回の「寝室に閉じ込めちゃえ」作戦のときに、
ホシが水分不足かぐったりしてしまったことを思い出す。
今回は病み上がりでもあるし、無駄な体力の消耗は避けてあげたい。
ホシのケージを寝室に運び入れる。
入り口を開けっ放しで固定し、
中に鳩のえさやさっきあげ損ねたリンゴを入れる。
ケージの入り口は少し高いところにあるので、
踏み台としてケージの前に段ボールをおく。
あわよくば、疲れてケージの中に自ら入って寝てくれれば…。
本官はふすま1枚隔てた居間から、ホシの様子をうかがう。
ホシが走り回る音やふすまを引っかく音が聞こえる。
11:00
油断した。
夕べの寝不足から、本官は居眠りをしてしまった。
寝室のほうからは音は聞こえない。
ふすまを開けると、やつの姿はない。
ケージの中のえさは減り、床にリンゴが転がる。
ホシはケージの中に入って、えさを持ち出すという強行手段にでたようだ。
程なくして、ホシが現れる。
「えさで釣ろう」作戦をもう一度試すが、
釣られるものの触ろうとするとするりと逃げる。
逃げるばかりか、引き返してきて本官の手にアタックを加える。
とんだ反抗心だ。この作戦はだめだ。
11:15
第3作戦「自分で戻ってね」に移行。
ホシが持ち出して隠したえさをあばき、没収。
これでえさが食べたくなったホシは、またケージの中に取りに帰るだろう。
その隙に扉を閉めようという作戦だ。
はっきり言って今のところ、ホシがケージに近づく気配は、ない。
部屋中を走り回り、びょんっびょんジャンプしてカーテンに飛びつき、
またカーテンを登る。カーテンの裏側に廻り、下りてくる。
棚に取り付き、てっぺんで頬袋のえさをャ潟リ。
バッグの中を探検し、たまに高いところに登ってはジャンプしそこねて落ちる。
やりたい放題だ。
11:30
ホシの動きに変化が現れた。
ケージの周りをぐるぐる廻り、中にはいりたそうにしている。
手を出したくなるが我慢。
やがて踏み台までやってきて、ジャンプ!
ところが開いている扉のほうには行かず。おしい。
しばらくまた部屋中を駆け回るが、また踏み台に。
今度は一直線にケージの入り口へ。
若干お尻がはみ出ているが、そっと扉を下ろすと、
おとなしくケージに入った。
そのままえさを取りに行くが、閉じ込められたと知るとどかんどかん暴れまわる。

しかしもう遅い。
君は完全に、かごの鳥(リス)だ。
11:45
ホシの身柄を確保。

・・・というわけで、疲れました。
今日は有給を申請していたのですが、
職場に顔出そうと思ってたのに。
完全に行く気がなくなりました。
観念して午後は年越し前から保留にしていた片付けでもします。

ホシにやられた本官の右手。