へなちょこの日々

プラナリア飼育記録から始まったブログ。

さくらんぼありがとう

2013-09-07 16:46:00 | リス日記


突然、さくらんぼとのお別れがやってきてしまいました。

おとといの夜、いつものようにご飯をねだりにやってきた後、
なにやら呼吸がしんどそう。
「どうしたのかな?」と思ったその翌朝、
巣箱の外に出てきた姿は、昨日の姿からは想像もできない、とても弱ったものでした。
一目見て、「これはもう、手遅れだ」とわかりました。

思えば1週間くらい前から、板の上で足を滑らせたり、
トイレでうんちやおしっこをしなくなったりと、「?」な行為が多かった。
それは体調を崩していたサインだったんだね。

後ろ髪を惹かれる思いで出勤、
4時前に早退して帰ってきたら、朝よりもさらに弱った姿でしたが
がんばって生きていました。

だんだん、呼吸が浅くなって、
でもまだ呼吸もしているのに、どんどん冷たくなっていって。
1時間後くらいに、息を引き取りました。
たった1日で、とびっくりするほど、軽く小さくなってしまいました。

今日、もっちーを埋めさせてもらった公園に行って、
ベランダで摘んだお花を敷いたベッドに、大好きだったエサを添えて、
さくらんぼを埋葬しました。
急なお別れに、気持ちがまだついていっていません。

小さいころから隙を見ると脱走したさくらんぼ。
台所で水仕事をしていると、「ご飯がもらえる!」と落ち着かなくなるさくらんぼ。
3歳ごろからは脱毛症で、つるっぱげになったけど、元気いっぱいだったさくらんぼ。
ちょっと寒い日が続くとすぐ冬眠しようとするさくらんぼ。
そのくせ、まだ寒いのに、春の気配を感じて鳴きリスになったさくらんぼ。
君のために、今年は冬に向けてエアコンも新調したんだよ。
まだまだ一緒にすごして、さくらんぼのわがままに悩まされたかったなあ。
まだ5年間しか一緒にいてなかったんだよ。
むぐ太郎が「あとからやってきた子が、みんな先に行っちゃう」って嘆いているよ。

元気いっぱいのリスなのに、一度も広いところで走り回れなかったね。
人間の都合で、狭いケージのなかに閉じ込めてしまってごめんなさい。
今頃、森のなかで木々を自由に飛び回っていてくれたらうれしいな。

姿を見られなくなってしまったのはとってもさみしいけど、
さくらんぼと過ごした5年間のこと、忘れません。
今までありがとう。