3月は気持ちも体も不調で漫画と絵本ばかりに。
武田百合子さんのエッセイがよかった。
2016年3月の読書メーター読んだ本の数:39冊
読んだページ数:5622ページ
ナイス数:1525ナイス
おやすみ、ロジャー 魔法のぐっすり絵本の
感想本屋で立ち読み。「たった10分で寝かしつけ!」との本なだけに、わくわくドキドキするようなストーリーではなく、なんというか… ええい、言ってしまいます。退屈なのです! 多分、自分が寝かしつけられる子どもの立場だったら、途中で聞かずに自分の妄想の世界に入っていくことでしょう。そして読んでくれている大人が眠くなる、というような。
読了日:3月30日 著者:
カール=ヨハン・エリーンちはやふる(29) (BE LOVE KC)の
感想温浴施設にて。ああ、なんて熱い1巻。見せ場が詰め込みまくりで、ゆっくりゆっくり読みました。ヒョロ君、チームをチームとして受け継がせていくために頑張っていたんだね。田丸さんも一皮むけた感じ。前巻では全く出てこなかった太一、そんなとこに…。詩暢ちゃんのバイトの訳もわかった。結局みんな、カルタから離れられないのね。しばらくこの巻の余韻に浸っていたい。
読了日:3月28日 著者:
末次由紀ちはやふる(28) (BE LOVE KC)の
感想温浴施設にて。かなり久々に続きを読みました。千早、意外に早い復帰。ウズウズしちゃうんだね。かなちゃんの強い意志が感じられてぐっと来ました。でも菫ちゃんの気持ちも分かる。早く田丸さんがみんなと打ち解ける日が来るといいね。詩暢ちゃん好きなので登場嬉しいです。
読了日:3月28日 著者:
末次由紀火葬場のない町に鐘が鳴る時(1) (ヤンマガKCスペシャル)の
感想電子書籍で1巻無料にて。うーん、続きは読まないかな。なんというかストーリーもキャラも現実味がなさ過ぎて。
読了日:3月27日 著者:
和夏弘雨いくらなんでもいくらくん (こどもプレス)の
感想あああ! なんてすごい絵本なの! なにこのインパクト! 意味不明すぎるけど癖になる。絵本ナビで全ページためし読みできるけど、これは買いです。しかしいくらの温泉は生臭そうです。
読了日:3月27日 著者:
シゲタサヤカもりのなか (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)の
感想図書館で。森の中を散歩しているといろいろな動物に出会って、だんだん行列になり… どんな終わり方をするのかな? と思ったら。次に来るまで待ってて、ってそれちょっとひどくない? と最初は思ったけど、「ぼく」はみんなが支度するまでゆっくり待っていてあげたのだから、きっと動物達も待っていてくれるよね。結論、お昼寝の夢で見たお話なのかな? と思ったけど、お母さんじゃなくてお父さんが迎えに来るところがちょっと違うような。
読了日:3月27日 著者:
マリー・ホール・エッツ枚方Walker2016-17年版 ウォーカームックの
感想あっ、ジャニーズの写真流用不可だから表紙でないのか…。ちなみにV6岡田君です。地元の情報誌。知っているお店が本に載ってると、うれしいもんですね。最近開店の行ったことないお店も多くあったので、今度行ってみようかな。でも結局普段行きつけのところになるんだろうな、外食減ってるし。
読了日:3月26日 著者:
俺物語!! 2 (マーガレットコミックス)の
感想電子書籍にて。もー、この健さんばりの表紙だけでも笑える…w 猛男、人類最強間違いなし。そして猛男の母ちゃん…。40歳にしてパンチパーマ!(1巻にもちょっと出てきてたけど、失念してました) さすがです。しかし猛男は「兄貴喫茶」よりも肉体系のバイトのほうが高く稼げるのでは…いや、逆に兄貴喫茶のほうが時給いいのか? とひとりで悶々してしまったw なんつうかいい人しか出てこなさすぎて逆に不安になります。
読了日:3月26日 著者:
河原和音はじめまして奈良の
感想図書館本。大阪に越してきたときは「これで毎月奈良や京都に行ける!」と喜んだはずなのに、実際は京都は3ヶ月に1度行けばいいほう、奈良にいたっては3年に1度くらいは行っているか?…な有様。そしてふらっと行ったときもなんとなく駅近辺をぶらぶらして帰ってしまっていた。近いうちにこの本を持ってならに行けたらいいなあ。とはいえ、ガイドブックというよりかは眺めているだけで楽しい写真集のような本でした。
読了日:3月26日 著者:
井岡美保,小我野明子平凡倶楽部の
感想図書館本。ネットでの連載をリアルタイムで読んだからいいや、と手を出さないでいたけれど、読んでみたら「わしズム」に連載されていたのも同じくらいの分量で収録されていた。「平凡倶楽部」のほうはほのぼの、「わしズム」のほうは毒多めで浮ゥった。うーん、これは分けて載せて欲しかったなあと思ったけど、どちらもこうのさんの本音なのだろう。「私の白日」と「なぞなぞさん」がとくに良かった。こうのさんの作品を読むと、すとんと落ちるのではなく心に波紋が広がる。
読了日:3月26日 著者:
こうの史代生き返っても、あの世の
感想電子書籍で。こんな身も心もしんどい時期に読んだら底まで行ってしまうかな?と思ったけど意外と元気をもらえた気がする。前作よりも混沌として、あがいているような内容。というか前作、こんな状況でよくぞ仕上げましたな。「生き返ってよかった」とは未だ言えぬ著者。9つもの合併症を併発しながら蘇生した著者。不慮の事故で生き死にをさまよった人とは背景が違うわけで。低気圧でしんどくなるのは程度の差こそあれ、私も同様だけど。つうかマネージャー、鬼畜…。
読了日:3月23日 著者:
村上樗?/a>
めめんと森 (フィールコミックス) (Feelコミックス)の
感想古本で購入。ここ数日、集中してこの作者の漫画を読んだけれど、これがいちばん「おお」となったかな。まずタイトルが秀逸。はじめは葬儀社におけるドS先輩とM女子の恋愛模様…と見せかけて、少しずつあらわになる内面が痛々しい。みんな幸せになるがいい。
読了日:3月22日 著者:
ふみふみこ女の穴(リュウコミックス)の
感想レンタル電子書籍にて。初単行本がこれかー。ふみふみこさん、業が深いですな。4作とも問題作。女性のイニシアチブを謳っているような…気がしないわけでもない。
読了日:3月21日 著者:
ふみふみこぼくらのへんたい 10 (リュウコミックス)の
感想完結。最後、どうにもラブコメ的になったのは、みんなの心の闇が昇華して幸せになったから…だと思っとこう。でも最後、3年一気に経ったのに、人間関係があんまり変化してないのは読者に迎合しすぎって感じがして…ハッピーエンドだけどちょっと不満が残ってしまう。
読了日:3月21日 著者:
ふみふみこぼくらのへんたい 9 (リュウコミックス)の
感想なんかもー普通のBLラブコメみたいな雰囲気になってきてしまった。あと1巻でおしまいか。
読了日:3月21日 著者:
ふみふみこぼくらのへんたい 8 (リュウコミックス)の
感想トモちとの交流で修がこのまま元気になってくれたら…と思うけど、まあ無理でしょうね。はっちと亮介はやはりこうなってしまったか。仕方ないけどつらいね。
読了日:3月21日 著者:
ふみふみこぼくらのへんたい 7 (リュウコミックス)の
感想まりか、よかったね。あかねちゃん、なんていい子。ふつう嫉妬しちゃうような場面で「好きな人同士は仲良くして欲しい」なんて。巻末の「世ペンのあかねちん」とかおまけも素敵。
読了日:3月21日 著者:
ふみふみこぼくらのへんたい 6 (リュウコミックス)の
感想今まで以上に一気読み。あー、トモち、出てきたときは「嫌なやつ」とかちょっとでも思ってごめんね。家族ひっくるめていい人じゃない。親をも巻き込んで行動できるなんて、はっちも素敵。本当に本当に、亮介が好きなんだね。さてまりか亮介も、いいほうへ一歩進めた。残るは修。そこで嗜虐的になってどうするよ。にげるな!
読了日:3月21日 著者:
ふみふみこぼくらのへんたい 5 (リュウコミックス)の
感想はっちの回顧とか、そういうところまで丁寧に描かれているのがいいね。みんなの「どうしたらいいの」とあがいている内面がとてもリアル。亮介は一歩前へ進めた感じか。
読了日:3月21日 著者:
ふみふみこぼくらのへんたい 4 (リュウコミックス)の
感想トモちいいね~。いつの間にか家庭部(料理部じゃないんですね)入ってるし。まりか、強くなったな。ぼんやりの亮介、どうなる。このままじゃ(というかすでに)はっちがかわいそうだよ。
読了日:3月21日 著者:
ふみふみこぼくらのへんたい 3 (リュウコミックス)の
感想若いと、好意が募ったときにに恋愛感情にしか持って行き場がないのがつらいね。トモちが意外にさっぱりした性格でよかった。彼がらみでもっとドロドロになるかと思っていたから… しかし修の過去…思い出してしまったということは、つらくても相対しなければいけない。自暴自棄に逃げ出しかけていたところに、2人に会えてよかった。
読了日:3月21日 著者:
ふみふみこぼくらのへんたい 2 (リュウコミックス)の
感想無料で1巻読んでしまったら、続きが気になって仕方がない。いちばん安く/早く読めるのは…と考えてレンタル電子書籍で。でもこれだと48時間しか持たないから読み返しがあまりできないんだよなあ~。ぶつぶつ。ギクシャクしてしまったけど均衡は保っていた3人の関係が、いまどきの「男の娘」登場で崩れそう。ここを失ってしまったら、亮はどこへ行けばいいの。あかねちゃんのエピソードはほっこり和んだ。料理クラブの先輩、やさしいなあ。中学校ってなぜか、1・3年生が仲良しになりますね。
読了日:3月21日 著者:
ふみふみこぼくらのへんたい(1) (リュウコミックス)の
感想電子書籍の期間限定無料にて。男の娘サイトのオフ会で集まった3人。女装の理由はそれぞれ。でもみんな鬱屈したものを抱え、育ててしまっている。ほわっとした優しいかわいい絵なのに重いストーリー。最初なんてタイトルだ、と思ったけど「さなぎが蝶に変わる」方の変態の意味もあると書いてあって納得。3人は変態できるのか。1巻だけ無料、ってことでうかつに手を出しちゃったけど、これ10巻まであるのね…続きが気になる。
読了日:3月20日 著者:
ふみふみこUNCOntrollable(アンコントローラブル)(1) (メテオCOMICS)の
感想電子書籍で。うん、わかってましたよ、タイトル出オチなのは。誰にでも経験のある腹痛・尿意・吐き気の我慢。他人事とは思えないけど、わが身でなくてよかったと胸をひとなで。でもアナル挿入痴漢とか、尿道にふたとかはやりすぎだと思うの。そして水中って、結構出そうと思っても出ないものなのですよ。2巻はもういいや。
読了日:3月20日 著者:
宮場弥二郎昨夜のカレー、明日のパン (バーズコミックス)の
感想昨日読んだ原作を、渡辺ペコさんがコミカライズしてると知って速攻で電子書籍で。岩井さんがイメージどおりでした。あとはページ数の関係やら何やらでだいぶ削っり改変したエピソードがいろいろ。原作読んだ後だとどうしても表面をさっとなぞってわかりやすくした感じがしてしまう。岩井さんとテツコの関係が原作とはだいぶ違うけど、これはこれでアリ? じゃないと表紙が成り立たないし。私の好きなエピソードや「夕子」の章が丸々ないのがなんとも残念。漫画が気に入った方はぜひ原作もどうぞ。
読了日:3月20日 著者:
渡辺ペコ木皿泉(原著)俺物語!! 1 (マーガレットコミックス)の
感想電子書籍、期間限定無料にて。ごつい男子が主人公という異色の少女マンガ。なのにキュンキュンするよ、すごい。猛男いいやつ。砂川もいいやつ。砂川姉ちゃんもいい人。すれ違いがもっと続くのか、と思いきや1巻で付き合っちゃうのか。今のところ安心して読める展開だけど今後、恋路を邪魔するようなキャラが出てきちゃうのかなあ。
読了日:3月20日 著者:
河原和音切子 (ニチブンコミックス)の
感想レンタル電子書籍で。B級ホラー。面白かったか? というと、うーん。少人数の学校でのいじめって行き場がなくてえげつないなあ。
読了日:3月20日 著者:
本田真吾昨夜のカレー、明日のパンの
感想図書館本。題名から食べ物メインの話かと思ったらそうではなかった。脚本家が書いた初めての小説ということで、なるほど。文学的な言い回しを多用しなくても、ここまでの描写ができるのね、と感動。気持ちが弱っているときに読んだからか、最初から最後まで涙が止まりませんでした。私も何かにとらわれているのかな。自分では気付いていないけれど深く傷ついた人が再生して行く話。なんとなくこうの史代さんの漫画のようなテイストも。「パワースャbト」「虎尾」が好き。しかしテツコが義父を「ギフ」と呼ぶようになったのはなぜ、と気になった。
読了日:3月19日 著者:
木皿泉ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集の
感想図書館本。春樹氏の旅行記は初読み。小説やエッセイの文章はすらすらと入ってくるのに、紀行文は手こずった。特にアメリカのことについて書いてある章。なぜかはわからないけど。アイスランドとフィンランドの章がよかった。自分では北国とか寒いところにはよう行かんから、人の旅行記で北の魅力を味わいたい、という思いがあるからかもしれない。春樹氏にそういう意図はまったくないと思うのだけれど、田舎を小馬鹿にしたような表現がちょっと鼻に付いた。疲れているときに読む本じゃなかったかもしれない。
読了日:3月19日 著者:
村上春樹飛び猫の
感想図書館本。飛び猫、というか跳び猫です。猫のジャンプの瞬間を中心にした写真集。躍動感があるから、1枚をじっくりという鑑賞よりもパラパラすばやくめくって、何往復も見たい本。写真を撮った島の名前とかも載っていればなおよし。
読了日:3月16日 著者:
巨大仏!!の
感想図書館本。全国に、こんなにたくさん巨大仏がおわすとは! 鎌倉の大仏さんだって相当でかいのにその何倍も、最大の牛久大仏はなんと9倍もあるなんて! 肉眼で見たことあるのは高崎のを遠目からだけなので、一度近くで見てみたいなあ。罰当たりでは、と思うほどにゆるゆるなキャプションに何度も笑わされました。
読了日:3月16日 著者:
こっこさんの
感想再読。今回は図書館本。(自分で買った本は弟に上げたんだったかな?)こうのさんの漫画をおいてくれる、うちの市の図書館に感謝。そう、白色レグホンはとても凶暴ですよね。私はジーパン越しにつつかれて流血しましたよとほほ。でも飼ったら、そんな凶暴野郎どももかわいく感じてしまうのでしょうね。ほのぼの系なのに、ところどころとっても深い哀愁にがんじがらめにされてしまう、こうのさんの漫画。本作も同様に。
読了日:3月15日 著者:
こうの史代パンダです。の
感想図書館本。読売TV「土曜はダメよ!」のダメっとさんから始まった企画。この写真を使ったグッズ(クリアファイルとか)、持ってました。写真家自身が作ったリアルパンダぬいぐるみで撮る、いろいろなシチュエーション。どのショットも、もう生きているとしか思えません! 1体のぬいぐるみなのに、何でこんなに表情豊かなの。はあ~、極限まで癒されました。
読了日:3月15日 著者:
大西亜由美,よみうりテレビ共同制作TVピープル (文春文庫)の
感想20年ぶりくらいの再読。前に読んだときにはぴんと来なくて、あまりいい印象のなかった短編集だが、今回読んだらとても興味深いものばかりだった。後の長編のエッセンスを感じたからかな? どれも、「どこにもいけない」主人公達の話。行き場のなさが、浮「。「飛行機―あるいは彼はいかにして詩を読むようにひとりごとを言ったか」がいちばん好きかな。「眠り」は、ストーリーを簡単に解釈できそうでできないもどかしさに酔いました。わからないことが面白いこともあるのですね。
読了日:3月14日 著者:
村上春樹百姓貴族 (4) (ウィングス・コミックス・デラックス)の
感想安定の面白さ。荒川農園、ネタが尽きませぬなあ。遠足で個人宅に行くというのは、本州住まいにはない発想。私は体が丈夫でないので、お父様の頑丈さがうらやましいです。「ちはやふる」でも出てきた北海道の板カルタネタも読めてうれしい。それにしても食べ物を作るお仕事をしている人の尊さよ。皆さん書いてますが、私も「裏百姓貴族」読みたいに1票!
読了日:3月12日 著者:
荒川弘柔らかい土をふんで、 (河出文庫)の
感想図書館本。全部読めませんでした。お手上げ。
読了日:3月11日 著者:
金井美恵子ことばの食卓 (ちくま文庫)の
感想図書館本。平たく言えば食べ物に関するエッセイ集、だが只者ではない。巻頭の「枇杷」からやられた。なんて表現力。愛に関する言葉を使わずに、こんなに愛を描けるなんて。1話読み終わるたび、夕方昼寝から目覚めた時のような切ない気持ちになる。どこまでが思い出で、どこからが夢の中の出来事なのか。読むのがもったいなくて、そのうち「さよならが淋しいからいっそ会いたくない」みたいな気分に。あたたかくて、うらさみしい。手元に置きたい本がまた1冊増えました。
読了日:3月10日 著者:
武田百合子4ページミステリー 60の奇妙な事件 (双葉文庫)の
感想図書館本。「意味がわかると○○な話」が好きな人におすすめ、と聞いて。何せ1話4ページなので、登場人物同士の関係がわかりにくいところとか、現実離れしてるところとかが多々あります。オチもブラックで後味はあまりよくない。その中でも「すすり泣く和尚」と最終話の「背中を押されて」はよかった。しかし著者は猫が好きで犬が嫌いなんだろうなあ~
読了日:3月7日 著者:
蒼井上鷹えぞ地の和人とアイヌ人―二つの民族の出会い (ミニ授業書)の
感想よかった。北海道を巡る日本の歴史を紐解いていく上で、世界に普遍的な民族同士の陥りやすい支配などの関係性の構造が見える。2004年発行だが、今こそタイムリー。
読了日:3月5日 著者:
板倉聖宣読書メーター