へなちょこの日々

プラナリア飼育記録から始まったブログ。

5月に読んだ本(1)

2017-06-01 10:34:00 | 
5月の読書メーター
読んだ本の数:60
読んだページ数:8700
ナイス数:8241

カラスの教科書カラスの教科書感想
図書館本。今まで読まなかったのが悔やまれるくらい面白かったです。カラス知識も面白いのですが、著者の文章が面白くて。なんとなく浮「・悪い奴・不吉…なイメージをもたれているカラスですが、実はかわいい・おもしろい。カラスが攻撃してくるのは巣を守るため、攻撃の前に鳴いて威嚇する。これが分かれば近くにカラスがいてもむやみやたらと恐れることはない! カラス嫌いの人にこそ、読んで欲しいな。ちなみに私も宴会の際は著者と同様スカベンジャーに。だから体重が…とほほ。カラスくんのイラストも、添えられたゆるいキャプションも素敵。
読了日:05月31日 著者:松原 始
まるまれアルマジロ!―卵からはじまる5つの話まるまれアルマジロ!―卵からはじまる5つの話感想
図書館本。卵から始まる5つの動物寓話。「頭のうちどころが悪かったくまのさはなし」よりもメッセージがストレートで、コミカルながらもあたたかな話が多い。「ハゲタカの星」が好き。
読了日:05月29日 著者:安東 みきえ
東京日記4 不良になりました。東京日記4 不良になりました。感想
図書館本。皆が読む「東京日記」といふものを、我も読まむとて読むなり。でも5は貸し出し中だったので4から。一気読みでした。これって創作ではなくエッセイですよね? と確認したくなるくらい、川上さんの日常には川上さんの小説のように不思議な現象がいとも簡単に迷い込んでいる。私も誰かに旅行のしおりを作ってもらったら「へんな動物を拾わない」と注意書きにかかれることだろう。イグアナの名前があとがきで判明したということは、頭に巻きつけて歩くお姉さんと友達になれたのだろうか? 門馬則雄さんの挿絵、とてもかわいい。
読了日:05月27日 著者:川上 弘美
嫌な怒りをすぐに消すコツ (日文新書)嫌な怒りをすぐに消すコツ (日文新書)感想
最近自分と関係ないことでもすぐイライラして心身の調子を崩すことが多いので。ブックオフで100円で購入したので正直あまり期待せずに読んだが、思いのほかよかった。怒りは2次感情なんだなーということがよくわかる。相手の怒りにどう対処するか、自分の怒りをどう散らすか。状況が自分の思い込みと異なるときに怒りが起こる。不安が怒りを呼ぶ。怒りで相手を変えることはできない。お門違いの怒りをぶつけられたら「メタ認知」と「体感コントロール」で回避。使いこなせるにはテクニックがいるだろうけれど。
読了日:05月26日 著者:神岡真司
しないことリストしないことリスト感想
図書館本。「京大卒・元日本一のニート」なんて肩書きを掲げているやつの本なんて…と思いながら手に取ったが、なかなか、いやとてもよかった。なんというか、フラットなのだ。「こうあるべき・こうするべき」を手放したらこんな人になるんだなあ~。私も体力(心の体力も)がない方なので、とても共感するとともにこんな風になりたいと思った。私は乳児のころ死にかけたらしいので、そこからはもう余生だ。十分がんばった。あとは好きなように生きよう。「所有しない・努力しない・自分のせいにしない・期待しない」
読了日:05月26日 著者:pha
7月の京都 (京都12か月)7月の京都 (京都12か月)感想
図書館本。6月が貸し出し&予約だったので、先に7月を。7月といえば京都は祇園祭! ということで祇園祭に相当なページを割いています。しかし祇園祭はただでさえ観光客でごった返す京都が100倍混む時期なので、行くのは却下だ! この本で楽しむとします。グルメは鱧中心。切り通し進々堂のゼリー、店舗で食べました。非常にフォトジェニックですね! ああ、今年こそ扇子を買おう。
読了日:05月25日 著者:
コバンツアーかぶしきがいしゃコバンツアーかぶしきがいしゃ感想
図書館本。「のらねこぐんだん」の工藤ノリコさんのデビュー本だと聞いて。おおー、夢がある。かわいい。のらねこぐんだんのシュールさはほとんどないです。私もコバンツアーに参加したい。さんごしょうの描写が寂しいのがちと残念。
読了日:05月25日 著者:工藤 ノリコ
聞き書・ふるさとの家庭料理〈7〉まんじゅう・おやき・おはぎ聞き書・ふるさとの家庭料理〈7〉まんじゅう・おやき・おはぎ感想
図書館本。このシリーズは料理別10巻とシーン別10巻+別冊1巻の21巻からなる。先に読んだ「お弁当」はシーン別のほう、これは料理別から。中に餡などを包んだまんじゅう(餡が入っていない団子はのぞく)、おやき、平べったい焼きおやつ、おはぎを収録。柏餅のように植物の葉で包んで蒸かすのは、香りを移すためだけではなく防腐作用もあるのか。西日本でよく使われている「さるとりいばら(さんきらい)」で包んだお饅頭、今は見ないですね。素朴なものが多く掲載される中、遠野地方の花饅頭! 家庭料理とは思えない華やかさ。
読了日:05月25日 著者:奥村 彪生
聞き書・ふるさとの家庭料理〈19〉日本のお弁当聞き書・ふるさとの家庭料理〈19〉日本のお弁当感想
図書館本。民俗資料として素晴らしいシリーズである。古老から聞き取りをした地域ごとの家庭料理とそのシチュエーション、再現した料理をカラーでを記載。本巻はお弁当料理について。季節行事のお弁当、行楽や子どものお弁当、労働のお弁当。そうだ、私が小さい頃までは太巻き寿司やお稲荷さんってお祝いの献立だったなあ(田舎だったからかな?)。田植え時は他の野良仕事と違い、ご馳走を用意したのですね。その家庭だけでなく、交換労働があったからだろうか。山仕事など過酷な肉体労働でも、大量の麦飯がメインでおかずはお漬物など簡素。
読了日:05月25日 著者:奥村 彪生
企画展がなくても楽しめるすごい美術館 (ヴィジュアル新書)企画展がなくても楽しめるすごい美術館 (ヴィジュアル新書)感想
図書館本。良書。日本の1000を越える美術館の中から著者おすすめの60館をセレクト。行ったことあるのはおそらく7館、なかでも沖縄の佐喜眞美術館、群馬の富弘美術館は本当によかった。瀬戸内の島にある美術館やねむの木こども美術館、モエレ沼公園に行きたい。美術館は入館料が高いイメージだけど、常設展だけなら私立の美術館でも安いところが多いですね。とりあえず近場の大山崎山荘からいってみようかな。
読了日:05月25日 著者:藤田 令伊
母娘問題 - オトナの親子母娘問題 - オトナの親子感想
ブックオフで購入。読売新聞連載記事とおぐらなおみさんの漫画。漫画はフィクションかな? それでも重い。誰しも親子間の問題はあるだろうが、70代になっても親に縛られながら生きるのはつらすぎる。物理的に距離を置くことは本当に大事。自分の人生は自分のもの、幸せな人生は自分で勝ち取ろう。「私と母が今度生まれ変わるならオヤコ以外のなにかでありますように」。成人したら対等な大人同士の関係を築きたいもの。まだまだクローズアップされていない息子と父親の問題も気になります。
読了日:05月24日 著者:おぐら なおみ,読売新聞生活部
SAVVY(サヴィ) 2017年 07 月号 [雑誌]SAVVY(サヴィ) 2017年 07 月号 [雑誌]感想
いつもは図書館に入った最新号をその場でパラパラ読むのですが、今回は気になる特集だったので購入。こんなにたくさん観光列車があるのですね! 加太さかな線の「めでたい電車」がとにかくかわいい。メインの日帰り電車旅、私の機動力では日帰りちょっと厳しいかなあというところが多かったので1泊2日で組みなおす感じで。いちばんぐっと来たのは丸亀~大歩危の1泊2日旅。多度津から猫島への旅も組み入れたら3泊4日くらいになりそうw 「廃線をめぐる旅」も素敵。見に行った姫路モノレールの跡、やはりいいな。
読了日:05月23日 著者:
猫のはなし  恋猫うかれ猫はらみ猫 (角川文庫)猫のはなし 恋猫うかれ猫はらみ猫 (角川文庫)感想
図書館本。表紙の猫ちゃんは大変きゃわわですが、中身は前時代的というかおじさん(おじいさん)向きというか…失礼。 あとがきを読むとやたら貴重なものも含まれているそうだがピンと来ず。執筆者が男性に偏りすぎなのもちょっと。なので興味のあるものを拾い読みで、すみません。冒頭の浅田次郎(この方が選者であるのだが)の「たみこ」、唯一(かな?)の女性である森田たまの随筆、平福百穂の短歌がよかった。【月例 猫と読書(22日)】
読了日:05月23日 著者:
関西ウォーカー 2017年05/09号関西ウォーカー 2017年05/09号感想
美容室で。最新号じゃなくてちょっとがっかりorz 美術展、行こう行こうと思っていた水木しげる回顧展(京都)がとっくに終わっていた…。残念。他、何もかも行きたいのが5/7までってのが多くてがっくりよ。
読了日:05月21日 著者:
LDK (エル・ディー・ケー) 2017年 06月号 [雑誌]LDK (エル・ディー・ケー) 2017年 06月号 [雑誌]感想
美容室で。この雑誌のよさは、歯に衣着せぬ徹底比較。BBクリームはKOSEのヴィセのがとにかくいいらしい。ニトリ・無印・イケアの神アイテムもよかった。無印の「これはダメ」アイテムの「さくらんぼの種取り器」。確かにいつ使うの、というアイテムに1500円は出せねえ。というか、こんな道具がうってるってよくつきとめましたな笑 イケアの400円で6個入ってる耐熱グラス、欲しいですがわざわざイケアまで行くのはなあ~ 
読了日:05月21日 著者:
私の家では何も起こらない (幽BOOKS)私の家では何も起こらない (幽BOOKS)感想
図書館本。幽霊屋敷をめぐる10の怪異譚。凄惨な場面が出てくるのに、なぜか長閑で心地よい。浮「というより哀しい、愛おしい。そうか、丘も境界なのか。私も何もないところでよく転ぶ子どもだった、いや今でもよく転ぶ。実は何かがあったのか? 何が。
読了日:05月20日 著者:恩田 陸
かめんやさんかめんやさん感想
図書館本。読メでこのインパクト大な表紙にひかれて。仮面をつけたらなりたい自分になれる。でも齟齬が生じて…「本当の自分が素敵」的な主題のお話かと思ったら、最後ホラーじゃないですか。いやー、好きです。
読了日:05月19日 著者:文:まきうち れいみ 絵:ひだか きょうこ
BLAME!(2) (アフタヌーンKC)BLAME!(2) (アフタヌーンKC)感想
電子レンタル無料にて。うおお、重力子放射線射出装置にメガストラクチャー、そしてこのフォント。一気に弐瓶ワールド色全開、それに伴い難解に。シボさんこんな登場の仕方だったっけ。「成長期は終わっている」「体がいっぱいあるよー!」
読了日:05月19日 著者:弐瓶 勉
BLAME!(1) (アフタヌーンKC)BLAME!(1) (アフタヌーンKC)感想
映画公開記念電子レンタル無料にて。おお、なつかしい。実は6巻くらいで断念しています。これを機に通読してみようかな。1巻は絵も世界観も若干中二病っぽい感じから作者の若さを感じます。ここが弐瓶勉の原点か。ここから始まる。
読了日:05月19日 著者:弐瓶 勉
団地で暮らそう!団地で暮らそう!感想
図書館で目があって。著者といえば少年の出てくる耽美な小説のイメージがあり、「団地?」とびっくり。小説でもエッセイでもなく、団地自らが団地の解説をするという風変わりな本。ここ数年なぜか団地に興味が出てきて、とうとう去年分譲型団地を中古で購入してしまった私です。この本に出てくるほど大規模ではないけれど、まさに「ようかん型」団地、呼び名も○○住宅。大規模改修がなされて建築当時の面影はあまりないけれど、この本で「この団地もこうだったのかなー」と楽しく妄想が膨らみました。後半はタイトルに反してリベラルな記述も。
読了日:05月17日 著者:長野 まゆみ
人形の国(1) (シリウスKC)人形の国(1) (シリウスKC)感想
新連載、始まっていたとは知らなんだ。近くの書店ではことごとく売り切れ、アマゾンでようやく購入。シドニアよりもアバラやバイオメガ寄りのヒーローもの! 今までの作品の中で随一の理解し易さ。ヒロイン(?と言っていいのか)タイターニアのひょろっと具合(もちろん人型じゃない方)がかわいいよ。若干挟まるラッキースケベ描写が逆にシュール。「女の子は千切って丸めちゃだめでしょ」
読了日:05月16日 著者:弐瓶 勉



5月に読んだ本(3)

2017-06-01 10:31:00 | 

ちはやふる(30) (BE LOVE KC)ちはやふる(30) (BE LOVE KC)感想
レンタル。超久しぶりに続き読みました。周防名人と太一に詩暢ちゃん、そして全国大会とオールスターで盛りだくさんな30巻。1冊にこんなにたくさん感動シーンが詰まっていて、熱いよ熱いよさすがだよ。桜沢先生のびっくり激白に涙シーン、でもいちばんの萌はおにぎり理音であった。ヒョロットカードってなんだっけ?笑
読了日:05月06日 著者:末次 由紀
ぼくの死体をよろしくたのむぼくの死体をよろしくたのむ感想
図書館本。クウネル連載短編掲載4冊目、でも今までのようにオンリーでなく、他掲載も含む。なんだろな、小さい人もアン子と修三ちゃんの話もあるのに、前作までとは一線を期すというか。死の匂いというか気配が満ち満ちて。死ねないならいっそ哲学的ゾンビになりたいものだと思うけど、夢ならゾンビでもなんでもなれるのだな、と天丼食べながら考えていたら連れ合いに「どうかしたか?」と聞かれました。あなたのために死なない方法を考えていたとはいいません。さておき、装丁の雑さが気になります。
読了日:05月05日 著者:川上 弘美
世界の美しいハチドリ世界の美しいハチドリ感想
T-SITEで。ハチドリってこんなに種類があるのか!! なんとなく暖かい地方の鳥、というイメージでしたがカナダにもいるのね。表紙の子をはじめとして色鮮やかなハチドリたちが盛りだくさん。自然にこんな造形や色になったなんて、進化とは不思議だ。カラフルすぎて、最後には目がクラクラしました。【酉年に鳥本31冊目】
読了日:05月05日 著者:
生きる場所を、もう一度選ぶ 移住した23人の選択(しごとのわ)生きる場所を、もう一度選ぶ 移住した23人の選択(しごとのわ)感想
T-SITEで、バーっと立ち読み。組織から離れ、田舎で暮らす人たちを取材。「どこでもいいから田舎で生きたい」「この土地で生きたい」「この仕事がしたいからここに行きたい」など事情はさまざま。手に職があって、移住先でもこの仕事が出来る、という人は強いな。その反面、都会でOLをしていてたまたま遊びに行った益子で、それまで興味がなかった陶器にビビッと来て…という人もいるから人生わかりませんね。大事なのは思い切りと勢いだけではなく将来の展望があるかどうか、か。
読了日:05月05日 著者:小林奈穂子
ぼくのつくりかたぼくのつくりかた感想
T-SITEで。切り絵絵本。とある工場、この材料で何を作る? えっ、そんなものが! でもシルエットや色、好物などの要素を見ていくとほほーう、なるほど、クスリ。クイズ要素のある絵本はたくさんあれど、この絵本はそういう意味ではかなり手ごわいです。私を作るには何が要るかな?
読了日:05月05日 著者:たけうちちひろ
プリンセスメゾン 3 (ビッグコミックス)プリンセスメゾン 3 (ビッグコミックス)感想
レンタル。いろいろぐっと来た1冊でしたが、とにかく気になってしまったのは巻頭で要さんが食べている「とん蝶」。とん蝶? なにそれ、なんかおこわみたいな外見だけど…とggると…なんと、うちの最寄のローカル百貨店で取り扱っているらしいじゃないですか?! うわー知らなかったこんなおいしそうなもの。この本返しに行くときに探してみよう。ともあれ、沼ちゃんの夢がついに! おめでとう。えっちゃんが来たときの過去エピソードを読んで、沼ちゃんが自分の城を手に入れたい理由がわかり…涙。巻末の伊達さんの淋しくも穏やかな表情にも。
読了日:05月05日 著者:池辺 葵
プリンセスメゾン 2 (ビッグコミックス)プリンセスメゾン 2 (ビッグコミックス)感想
レンタル。1巻の感想で中古物件推ししたら、2巻は中古物件の話から始まっていた笑 沼ちゃんたちの楽しげな日常の描写と巻頭のフードコーディネーターのレイさんの浮き立つような孤独の対比がつらい。そして要さんの涙…。パリッとしたそつがなさそうな伊達さんの意外な弱点、これって萌ャCントですよね。しかし沼ちゃんや要さんはわざわざ出会わないとブルーハーツの曲を知らない世代なのか。がーん。
読了日:05月03日 著者:池辺 葵
プリンセスメゾン 1 (ビッグコミックス)プリンセスメゾン 1 (ビッグコミックス)感想
ずっと気になっていたのを、レンタルで。夢はマンションを買うこと、な沼ちゃん26歳(チェーン居酒屋勤務)を中心に女性の一人暮らし模様を。うう、好きです、すごく。3巻一気に借りてから「しまった、まだ完結してなかったのか!」と思ったけどその辺は問題なさそう。マンションのモデルルーム、1回だけ冷やかしで見に行ったことがあるけれどすごくハリボテ感があって気持ちが冷めたのを覚えています。でも物件が気に入って見に行ったのだったら逆にいいところしか見えないんだろうなあ。私は中古物件をおすすめします。現物見られるし。
読了日:05月03日 著者:池辺 葵
ゴールデンカムイ 1 (ヤングジャンプコミックス)ゴールデンカムイ 1 (ヤングジャンプコミックス)感想
レンタルで、とりあえず1巻だけ借りてみた。明治末期の北海道が舞台。不死身の帰還兵杉元とアイヌの少女アシリパが協力し、盗まれた金塊の手がかりである囚人たちを探す。アクションありグルメ要素もあり、新撰組の生き残りまで絡んでくるという盛りだくさん具合。キャラクターも魅力的。大好物を肩に乗せて微笑むアシリパさんかわいいよ。いったん退場となった脱獄王はまた後で絡みが出てくる気がする。アイヌについてもかなり研究されたようで好感。続き気になるけどどうしよう。これは完結してから一気に読むべきか。
読了日:05月03日 著者:野田 サトル
ヤングブラック・ジャック 1 (ヤングチャンピオンコミックス)ヤングブラック・ジャック 1 (ヤングチャンピオンコミックス)感想
レンタル。やたらとイケメソな医学生時代のBJが活躍する話。他の登場人物も本家BJに登場するキャラクターを模写しているというファンにおもねった仕様。脚本が「ニンジャスレイヤー」のコミカライズを手がけた田畑さんだったのでちょっと期待したけど2巻以降はもういいかな。
読了日:05月03日 著者:田畑 由秋,大熊 ゆうご
ネオ寄生獣 (アフタヌーンKC)ネオ寄生獣 (アフタヌーンKC)感想
レンタル。収録作のレベルのばらつきがありますが、ほぼ満足。中には「そんなのは自費出版の薄い本でやってくれ」というのもありましたが。とにかく巻頭の萩尾望都さんの作品がすごすぎて、これを読めただけでも価値あり。あと昨年亡くなった韮崎靖氏の作品が読めて良かった。
読了日:05月02日 著者:遠藤 浩輝,鋳J 隆之,萩尾 望都,PEACH‐PIT,平本 アキラ,真島 ヒロ,皆川 亮二,植芝 理一,太田 モアレ,韮沢 靖,熊倉 隆敏,瀧波 ユカリ
Dear deer 鹿たちの楽園Dear deer 鹿たちの楽園感想
TヾITEで。そうか、もうすぐ子鹿のシーズン。6月になったら奈良へ行こう。子鹿とお母さんの触れ合いシーンがとてもかわいい。いつも広っぱでシカ見てるけど、森の中もいいね。冬は奈良、こんなに雪が降るとは。
読了日:05月02日 著者:佐藤 和斗
「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)感想
これは買うかも…だけど、とりあえずTヾITEで通読。思い当たることがありすぎて。「まだ大丈夫」の一歩先が「もう死ぬしかない」なんだよね。他人を基準にするからそうなっちゃう。私の場合は「まだ円形脱毛症になってないから」(同僚の人が円形脱毛症になっていて、でも働いていた)でした。人によって脱毛症とか蕁麻疹とか胃潰瘍とか、しんどさの出方は色々あるのにね。「できないのは努力が足りないから」ってのも小さい頃からの刷り込み。私のことは私しか救えない。会社は私がいなくてもまわるけど、家族や友人にとっての私はひとり。
読了日:05月02日 著者:汐街コナ
食べテツの女食べテツの女感想
図書館本。駅弁や駅ナカ食堂を楽しむ「食べテツ」。1章が短く読みやすいけれど、若干独りよがりな文章が読みにくかったです(どっちやねん)。写真が小さい白黒なので、よくわからないものも。巨大ローストボークサンドはシュークリームに見えて、その巨大さがイメージできず残念。いちばん気になったのは、390円(!)のカツカレー…も捨てがたいけれど、思わず複数買って連結させたくなる「ケイキュウャbャpン」。夜中に読むと立ち食いそばの濃いお汁が飲みたくなって大変。
読了日:05月02日 著者:荷宮 和子
情熱のアレ 1 (クイーンズコミックス)情熱のアレ 1 (クイーンズコミックス)感想
レンタル電子無料にて。広告の感じはひたすら重そうだったけど、読んでみたらあっけらかんとした部分もあってサクサク。自分のことは棚にあげて女性に幻想を抱いている感のある彼氏(女はこうあるべき)、嫌なタイプだなあ。結婚したら夜の面以外でも齟齬が出てきそう。「曜日を決めてしよう」→ゴミの日かよ…は切ない。あと残り3巻で溝が埋まるのか? 無理に埋めなくてもいいんじゃないかな。
読了日:05月02日 著者:花津 ハナヨ
ふくはなにからできてるの? せんいのはなし (福音館の科学シリーズ)ふくはなにからできてるの? せんいのはなし (福音館の科学シリーズ)感想
図書館本。「せんい」ってなかなか難しい概念だとおもう。子どもにも「繊維とは何か」がわかりやすく、良書。セーター1着は羊1匹分。でも最近は混紡の服ばかりになってしまった。重たいけれどウール100%のセーターはいいもんです。化学繊維についての記述もあり、good。
読了日:05月01日 著者:佐藤 哲也
夜廻り猫(1) (ワイドKC モーニング)夜廻り猫(1) (ワイドKC モーニング)感想
新装版が出たとのことでとりあえず1巻だけ購入。簡単には感動なんてさせられないからな、と構えて読み始めたけど、ううう、これは! 優しい人ほど顔で笑って心で泣いて。寄り添うことがいちばん心をあたためる。寄り添われた人だけでなく、寄り添った人も。現状を打破するような魔法は何もないけれど、1日1日、今日を生きる。
読了日:05月01日 著者:深谷 かほる

読書メーター



5月に読んだ本(2)

2017-06-01 10:29:00 | 

ホロホロチョウのよる (四月と十月文庫 2)ホロホロチョウのよる (四月と十月文庫 2)感想
図書館本。先に作品集を見ておいてよかった。大きなくじら、どうぶつ手帳、実物を見てみたい。同じ時期に近くに住んでいたのにミロコさんを存じ上げなかったのが悔やまれる。でも自分に忙しかったあのころ、知ったとして惹かれたかどうかもあやしいけれど。とにかく生命力を感じるミロコさんの絵だけれど、初期にはわかりやすい形で不安も表れていたということに驚き。私も不安を形に出来たら。病院の待合室で読んで、まだ時間があったから私も手帳に絵を描いてみた。飼っていたリス。うまく描けなかったけど、描いたという事実だけでちょっと満足。
読了日:05月16日 著者:ミロコマチコ
日本一楽しい漢字ドリル うんこ漢字ドリル 小学6年生日本一楽しい漢字ドリル うんこ漢字ドリル 小学6年生感想
話題の書、最寄の本屋でも山積み販売。どれどれとめくってみると「郵」・・・「うんこに切手をはっても郵便では送れません。」1つの漢字に3つの例文、すべてがこの調子。バカだ、バカすぎる。しかしバカもつきつめると件pの域に達するのである。ドリルとして優秀かどうかはわかりません。漢字の形よりも例文が頭を駆け巡りそう。
読了日:05月15日 著者:文響社(編集)
夜廻り猫(2) (ワイドKC モーニング)夜廻り猫(2) (ワイドKC モーニング)感想
与えたと思ったら与えられていた、施されたと思ったら施していた、逆も然り。今回は猫同士の話が多い。が、それもよし。今日を懸命に生きよう。誰のためにでもなく、己のために。
読了日:05月14日 著者:深谷 かほる
ノラネコぐんだん あいうえお (コドモエのえほん)ノラネコぐんだん あいうえお (コドモエのえほん)感想
立ち読みで。あ行~わ行まで、いろいろなことばを野良猫軍団の絵とともに紹介。まっとうなものから、ふふっと来るものまで。「ほっかむり」とか、日常でなかなか使わない言葉ですが積極的に使って行きたいですね!! それぞれのページにテーマというかシチュエーションがあるのに、「か行」だけなんか脈絡なくいっぱい並んでいるのは何でかな?
読了日:05月14日 著者:工藤 ノリコ
職業としてのAV女優 (幻冬舎新書)職業としてのAV女優 (幻冬舎新書)感想
図書館本。ちょっと思ってたんと違う内容でした。でもいちばんはどんな人がAV女優を志すのかを知りたかったので、そこは記述があってよかった。地方から出てきた子がワーキングプアに落ちいり、手っ取り早く収入を得る手段として、というのがいかにも現代らしい。ただし誰でも脱げば現金を得られる時代は終わり、外見や性的スキルだけでなく人間関係の円滑さも求められる時代。さらにリアルさを出すために本人には知らされず、暴力やレイプまで行われる場合もあるということを忘れてはいけない。そしてデジタルメディアはいつまでも残る。
読了日:05月13日 著者:中村 淳彦
ぼくのふとんはうみでできているぼくのふとんはうみでできている感想
図書館本。ミロコさんの、どこまでも自由な発想と伸びやかな絵。鼻がはみ出て寒がっている象がかわいい。わたしの布団は何でできているのかな。
読了日:05月12日 著者:ミロコ マチコ
ヒワとゾウガメヒワとゾウガメ感想
図書館本。安東みきえさんのお話とミロコマチコさんの絵。もの言えぬ長生きのゾウガメの寂しさ、でもそれは添い遂げられない短命のヒワも同じ。寄り添うということ、心が通うということ。ヒワの鈴のような鳴き声を聞きながら読了。
読了日:05月12日 著者:安東 みきえ
本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方 (SB新書)本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方 (SB新書)感想
昔からホリエモンのことを毛嫌いしていたが、この前TVで興味を持って、図書館で借りられる中での最新刊を。思っていたよりさっぱりした憎めない人ではないか。「意見の違いは人格の否定ではない」など、アドラー心理学を体現しているよう。自分の意見になびかない人をバカ呼ばわりする某元知事と同等に思ってた、ごめん。第4章「最適化せよ」は隙間時間まで合理的に使っていったり膨大な情報を浴びたら、普通の人は頭が疲れてしまうよ、と思う。情報処理能力が高いホリエモンだからこそ出来る技か。第5章は自分の宣伝になっていて、笑った。
読了日:05月11日 著者:堀江 貴文
自己肯定感、持っていますか? あなたの世界をガラリと変える、たったひとつの方法自己肯定感、持っていますか? あなたの世界をガラリと変える、たったひとつの方法感想
図書館本。この著者の本はとても読みやすい。自己肯定感を手に入れる方法=決め付けを手放し、他人の存在自体をリスペクトする。そうしているうちに自分の存在もリスペクトできる…うーん、読むは易いが実行は…。「ありのままの自分」ということばもよく出てくるが、自分の中のどこまでがありのままでどこからが無理して作っている部分なのかよくわからなくなってきた。ぐるぐる。
読了日:05月11日 著者:水島広子
日本全国猫島めぐり のんびり猫旅 (別冊週刊女性)日本全国猫島めぐり のんびり猫旅 (別冊週刊女性)感想
図書館本。前半は猫島の写真集、後半は猫島への行き方や、島内ガイドを掲載。有名どころの田代島、青島はもちろんのこと12の猫島+αの情報をコンパクトかつ魅力的に伝えてくれる。最近気になっていた佐柳島も載っていてうれしい。猫と炭鉱がダブルで楽しめる長崎県の池島も気になる。
読了日:05月10日 著者:南幅 俊輔
BIRDCALL 光の中でBIRDCALL 光の中で感想
T-SITEで。ちょこちょこ歩くチドリ、さえずるミソサザイ、羽ばたく猛禽。その鳥がいちばん素敵に見えるシーンを選んで撮られたのだなあ、という感じがしました。【酉年に鳥本32冊目】
読了日:05月09日 著者:中村 利和
靖子の夢靖子の夢感想
T-SITEにて。光浦さんがブローチを作る人だとは聞いていたけれど、こんなモコモコしたかわいいブローチだったとは! いいですねえ。沖縄シリーズ、いいですねえ。特に具志堅さん三部作。
読了日:05月08日 著者:光浦靖子
お父さん、チビがいなくなりました (フラワーコミックスアルファ)お父さん、チビがいなくなりました (フラワーコミックスアルファ)感想
レンタル。お父さんとお母さんと猫の絵が可愛くて読んでみたけどやっぱ西さんの漫画だなあ。モヤる。娘37には見えんし、結局なんであんな男とくっつくのか? 西さんてイケメンストーカーがタイプなんですね。志津子さんも気持ち悪い。
読了日:05月08日 著者:西 炯子
うちの猫のキモチがよくわかる!うちの猫のキモチがよくわかる!感想
T–SITEにて。残念ながらうちに猫はいないのですが、外で会う猫さんたちともっと仲良くなりたくて。ヒゲや耳の様子から気持ちがわかるんですね。瞳孔は暗いところで開くだけかと思いきや、リラックスしているときは細くなるんですね。ご飯をひっくり返すのは「お腹いっぱい」、なるほど。でもこれは私には使えないネタだなあ。
読了日:05月08日 著者:
よつごのこりす はるくんのおすもうよつごのこりす はるくんのおすもう感想
T–SITEにて。写真を使っているけど話はフィクションの様子。んー、かわいいけどどうなんだろ。フィクションにする必要性?
読了日:05月08日 著者:西村 豊
ちはやふる(33) (BE LOVE KC)ちはやふる(33) (BE LOVE KC)感想
レンタル。ううう~、今回ももりもり盛りだくさん、いろいろあった1冊でしたがとにかく肉まんくんがかっこよすぎです。
読了日:05月08日 著者:末次 由紀
ちはやふる(32) (BE LOVE KC)ちはやふる(32) (BE LOVE KC)感想
レンタル。ヒョロくんすごいよヒョロくん。瑞沢のみんなは太一が帰ってきたーって喜んでいるけれど、私はなんだか素直に喜べず。団体戦の夏が終わり、個人戦へ。でもチームのある子達は「外にもエンジンを持つ。」個人戦から参戦の黒詩暢ちゃん、浮「よー。
読了日:05月08日 著者:末次 由紀
ひとりたび2年生ひとりたび2年生感想
こちらも再読。今はなき北斗星…私、夜行的な乗り物は絶対眠れず悶々としんどい一夜を過ごす羽目になるのですが、それでも乗ってみたかった寝台列車。一人フェリーってかなり勇気要るなあ。お風呂が素敵。大阪ー別府ならフェリーあるなあ。やってみようかな? 食べることが唯一の楽しみとなった今、断食は無理です…健康にはなれそうですが。そしてうらやましき石垣島2週間ステイ! いつかやるぞ!(今じゃない)
読了日:05月08日 著者:たかぎ なおこ
ひとりたび1年生ひとりたび1年生感想
ひとり旅気分が高まっている今、久々に再読。大沢温泉はいいよねー。前回は母と2人旅だったけれど、一人でも行ってみたいなあ。私は混浴も入っちゃるよ! ちょっと高い気もするけれど、浴衣は借りるべし、温泉のにおいが付いちゃうから。そして沖縄、たかぎさん、体験ダイブの経験もないのにCカード取ろうって良く思ったなあ、すごい。私は今はもぐっていないし、Cカード取るときもガクブルだったのでたかぎさんの緊張具合が良くわかります。さてひとり旅はどこにしよう。近場で京都ってのもありか?…いや、なしだな。(片道1時間で行けます)
読了日:05月07日 著者:たかぎ なおこ
ちはやふる(31) (BE LOVE KC)ちはやふる(31) (BE LOVE KC)感想
レンタル。準決勝で瑞沢敗退---しかし終わらない、3位決定戦。駆けつける太一に目もくれず、千早は集中する、ひたすらに、チームを率いる主将として。冒頭の回想でつくえくんと肉まんくんが乙女してるなあー。
読了日:05月07日 著者:末次 由紀
オレときいろオレときいろ感想
図書館本。圧涛I生命力。力を独り占めしようとしてもかなわない、そのことがわかったから猫君は「きいろ」と仲良くなれたんだね。
読了日:05月07日 著者:ミロコ マチコ
世界一楽しい 遊べる鉱物図鑑世界一楽しい 遊べる鉱物図鑑感想
図書館本。「鉱物レシピ」よりとっつきやすく、おもしろかった。そもそも「鉱物とは何か?」という基礎的なこともわかってなかった。実験はなかなか対象物が手に入らないだろうし、入ったとしても畏れ多くて(?もったいなくて)再結晶くらいしかチャレンジできないから、この本でよく見ておこう。しかし黒曜石(天然ガラス)の単純な原子構成(Sio2)と対照的なアホー石の原子構成の複雑さよ(K3Cu220Al3Si29O76…まだ続く)。断面が星型という奇跡の鉱石ペンタゴン石や融点が25度なので要冷蔵庫保存の南極石、見てみたい。
読了日:05月06日 著者:さとう かよこ