2月の読書メーター
読んだ本の数:29
読んだページ数:3673
ナイス数:6229
ほしをさがしに (講談社の創作絵本)の感想
図書館本。かわいすぎる表紙だけで2週間くらい満足していたのを、今日ようやく読了。写実的な動物たちの絵も、心がぽっと温かくなるストーリーも、とてもいいですね。
読了日:02月28日 著者:しもかわら ゆみ
闇金ウシジマくん 12 (ビッグコミックス)の感想
サラリーマンくん、完結。「これ以上自分を嫌いになりたくない」と言った板橋に共感。描かれない地獄で何を思っただろうか。小堀くん的にはハッピーエンド? でも闇カジノに入り浸ったり「まいっか」って感じで借金はやべーんじゃねえの。幸せなら何よりなんだけど。自分がしんどい時って、人のしんどさに気づかないよね。
読了日:02月27日 著者:真鍋 昌平
闇金ウシジマくん 11 (ビッグコミックス)の感想
岩盤浴ラウンジにて。板橋の会社での扱い、つらい。「それでも給料もらえてんねんから、ガッハッハ」てなれればいいけど、そんな開き直れるひと、いないよね。
読了日:02月27日 著者:真鍋 昌平
闇金ウシジマくん 10 (ビッグコミックス)の感想
岩盤浴ラウンジで。新章サラリーマンくん編。いつ小堀くんが板橋に引っ張られて借金地獄に堕ちるのかとドキドキ。営業さんはしんどいなあ。
読了日:02月27日 著者:真鍋 昌平
雪上の五輪旗(記念日にショートショートを)の感想
おおお、他の作家さんも記念SS。読み応えのあるSSでした。最後はほっこりだけど、実際こういうぴりぴりした気持ちでこの夜も過ごしている人がいるかと思うと…。
読了日:02月23日 著者:神家 正成
夜廻り猫(3) (ワイドKC モーニング)の感想
発売日に手に入れていたのに、ずっと積んでいて猫の日に読了。解決しない悩みや苦しみも、誰かが気づいて寄り添ってくれるだけで少し軽くなる。私はしづさんのように「ストレスは2つ以上集まったら相殺」できるとは思えないから、しづさんが心配になってしまう。でもやらされてるとか体裁とかのためじゃなく、自分が本当にやりたいことだったら「ストレス」にはならないのかも。でも肉体の休養は必要だよ。健康第一、体も心も。
読了日:02月22日 著者:深谷 かほる
神のドーピング(記念日にショートショートを)の感想
もうお祭りですね。第3段。なんというサービス精神。今回は冬季五輪。でもなんか予定調和な話だったかなあ。コメントに羽生君のことが書いてあったから、ジャンプっていうとフィギュアのことかと思ってしまいちょっと混乱しました。
読了日:02月20日 著者:木下 昌輝
泥酔懺悔 (ちくま文庫)の感想
いまだ酔って記憶がまだらになることがたびたびある、アルコール依存に片足つっこみかけているような私にぴったりの題名! 「酔って記憶をなくします」の女性エッセイストバージョンかと思いきや…泥酔するまで呑めない人、下戸から見た泥酔者、若気の至り、お酒はたのしくたしなむものなんですのよオホホ…など書名詐欺のエッセイが多く、「お前のような恥知らずの泥酔者は懺悔せい」と言われているかのような気分に。西さん、しをんさん、角田さん、あたりの章は書名に準ず。室井滋さんの「たまには」の部分の話をもっと聞きたかった。
読了日:02月20日 著者:朝倉 かすみ,中島 たい子,瀧波 ユカリ,平松 洋子,室井 滋,中野 翠,西 加奈子,山崎 ナオコーラ,三浦 しをん,大道 珠貴,角田 光代,藤野 可織
九病五八の孤独(記念日にショートショートを)の感想
「ロシアンバレンタイン」を読んだつながりで、こっちも。こちらは掌編小説といった感じで、ショートショート風のオチはなし。題名が全て、といったところかな。でも「ロシアンバレンタイン」もこちらも、目の付け所が新しい! 作家さんが惜しげもなくツイッターにぽん、とこういうのを載せるのは、なんというか太っ腹ですね。
読了日:02月20日 著者:木下 昌輝
ロシアンバレンタインの感想
読メで流行っているようなので読んでみました。たった1PのSS、命をかけたバレンタイン、お後がよろしいようで。でもあんまり好みの話ではなかったなあ。著者のほかの作品を読んだことがないんだけれど、こういったブラックユーモアが多いのかな?
読了日:02月19日 著者:木下 昌輝
LDK(エルディーケー) 2018年 03 月号 [雑誌]の感想
いつものごとく、美容室で。プチ不調のコーナーは熟読したかったのだけど、女性ならではの悩みが多く、お兄さんの美容師さんだったのでサラッと。とにかくヘソと三陰交を温めよう。マグボトル、やはりタイガーなどの魔法瓶メーカーは機能性が高いのね。千円くらいの安価のは、保温性に難ありとわかった。
読了日:02月19日 著者:
時をかけるゆとり (文春文庫)の感想
図書館本。朝井リョウのエッセイが面白いと聞いて。たしかに抱腹絶刀A活字で読むコミック的なテンモフよさ。オノマトペや間の取り方が絶妙。ゆとりゆとり、とバカにされて来た世代の、これは復讐? いや誰も傷つけない、それが彼ら世代。若さゆえのバカさ、それを振り返る朝井さんも若いから、青くてヒリヒリするよ。私は擦り切れて無くしてしまった、恥ずかしいけれど尊いなにかの軌跡。
読了日:02月16日 著者:朝井 リョウ
長崎 ハウステンボス 五島列島 (マニマニ)の感想
今度の長崎旅行は時間がなくて長崎タウンだけになりそうなので、長崎市内情報の多いこれをチョイス。あーでも読んでいると、市内だけじゃなくて波佐見や五島列島にも行きたくなってしまいますね…。情報の選び方だけでなく、装丁や編集も素敵な感じで私好みです。このシリーズは初めて読みましたが、いいね。他の地方のも読んでみたいな。
読了日:02月14日 著者:
天に向かってつば九郎(1) (ワイドKC 月刊少年シリウス)の感想
電子レンタルの、無料サンプル部分だけ。題名どおりの作風。畜ペンことつば九郎、本物同様フリップで会話し、なんともブラックなギャグを展開してくれます。いいね。ってこれ、少年誌連載なんや笑 ちなみに彼をペンギン呼ばわりすると、スワローズファンの村上春樹さんに怒られますよ。
読了日:02月14日 著者:まがり ひろあき
ニンジャスレイヤー(14) ~ネオサイタマ・イン・フレイム(ニ)~ (角川コミックス・エース)の感想
死闘の中でのナラクとの和解と統合、そして別れ。第1部の完結にふさわしい盛り上がりでした。惜しむらくは本筋に関わるいくつかのエピソードがコミカライズされなかったこと。ユカノがイッキ・ウチコワシに属していたときのこととかさあ…まあその辺はニンジャスレイヤーはメディアミックスで楽しめ、ということなのかな。お疲れ様でした、お見事。
読了日:02月14日 著者:余湖 裕輝,田畑 由秋
ニンジャスレイヤー(13) ~ネオサイタマ・イン・フレイム(イチ)~ (角川コミックス・エース)の感想
いよいよ完結へのカウントダウン。モービットの亡霊が哀れだ。「ネズミは二度噛めばライオンをも殺す。すなわちアラフィラキシー・ショックなり」・・・?
読了日:02月14日 著者:余湖 裕輝,田畑 由秋
人形の国(2) (シリウスコミックス)の感想
少年誌での連載で、ということだからだろうか。あっという間にさくさくと話が進むなあ。あと2巻くらいで終わってしまうのではないだろうかという展開の速さ。かわいい女の子が次々出てくるも、タイターニアのもふもふ姿が1コマしか見られなかったのが無念。
読了日:02月14日 著者:弐瓶勉
闇金ウシジマくん 9 (ビッグコミックス)の感想
フリーターくん完結。めずらしくハッピーエンド…なのかな? どん底には変わりはないけれど。人とのつながりがあれば、人はやり直せるのかな。とことん底つき体験が必要な人もいる。そんな人にとったら悪どいウシジマが救いになることもあるのかもしれない。最後、鶏肉にあたって一家食中毒というオチがくるんじゃと、ヒヤヒヤしてしまった。
読了日:02月13日 著者:真鍋 昌平
SAVVY(サヴィ)2018年3月号[雑誌]の感想
岩盤浴ラウンジで。いっつも思うんだけど、この雑誌、サイズ半分になってくれたらいいのになあ。そうしたら持ち歩けるのに。どんどん新しい、魅力的なお店ができていますね。何度も行きたいお店も、まだ行けてない老舗もたくさんあるのに。いちばん気になったのは、五条のワインも飲めるコロッケ屋さん「西富家コロッケ工場横ワインスタンド」。名前も素敵。水から土の、しかも夜8時からしか営業していないとはなかなか。
読了日:02月13日 著者:
森のノート (単行本)の感想
図書館、他館からのコーナーより。森の家での出来事を綴った短いエッセイと、子どもたちをモチーフにした絵画。どちらもうつくしく、かわいいのに、少しだけ死のかおりがするような、はかない毒を潜める。エッセイはどこまでが現実なのか、でもそんなことはどうでもいいことなのかもしれない。凸版印刷の字体のようなフォントも素敵です。
読了日:02月11日 著者:酒井 駒子
そこらじゅうにて 日本どこでも紀行 (幻冬舎文庫)の感想
近々長崎のランタンフェスティバルを観に行けそうなので、長崎の章を再読。ランタンはもちろんだけれど、出島で絵のへたくそなウンスンカルタやすごろくをぜひ見てこよう。
読了日:02月11日 著者:宮田 珠己
しかしかの感想
図書館本。鹿が好き。つぶらな瞳がかわいい。町なかに鹿のいる風景。お店や施設の中に入り込んでも人々が怒らないのは、神様のお使いだから、というだけではないはず。野生動物との共生というよりは完全に地域ペット化している例だろうけれど、それでも町にあんなにかわいくて大きな生き物がぞろぞろいるのは素敵です。たったか走っていたり、夜の鹿など、あまり見られない鹿の姿の写真があったのもよかった。見慣れぬ風景、と思ったら奈良ではなくて宮島の鹿だった。宮島は行きたいと思いつつ未踏。海と鹿もいい取り合わせ。
読了日:02月11日 著者:石井 陽子
私なりに絶景 ニッャ唐墲ェまま観光記の感想
シリーズ第4弾。web連載は「日本全国津々うりゃうりゃ<休暇強奪編>」だったのに片鱗もないタイトル。うりゃうりゃが駄洒落だとわからない廣済堂上層部を慮っての改題か。さてはweb閲覧者に書籍も買わせようという汚い手法か。そんなことしなくても宮田珠己の著作なら買って読むのに。でも図書館にあったので借りて読みました。安定の、いやシリーズいちばんの面白さ。文体にキレが戻っている。イラストに加えカラー写真が増えたのも嬉しい。隠岐のイカ神社や青森や長野の石仏、鹿児島の濃い顔ながらもユーモラスな仁王像。私も見たい。
読了日:02月11日 著者:宮田珠己
美しい海の浮遊生物図鑑の感想
図書館本。海を漂うプランクトンの図鑑。一生漂って暮らす「終生プランクトン」と、幼生のころにだけプランクトンとして暮らすエビやイカや貝、魚たち。黒をバックにして写る、透明な体が美しい。タルパなどの中身を食べて、残った樽型の外壁を巣にして暮らすタルマワシを実際に見てみたい。でもすごく小さいんだろうなあ。説明文もうつくしいのです。「近くに来た小型甲殻類からバクテリアまでさまざまな餌を捕食する。オパールまたは硫酸ストロンチウムでできた内骨格を持つ。」放散虫の項より。
読了日:02月09日 著者:若林 香織,田中 祐志
村上さんのところの感想
図書館本。「みみずくは黄昏に…」の読了後、これが読みたくなって借りました。リアルタイムでサイトを見ていたのですが、そのときは質問が思い浮かばず、投稿は結局せず。今なら質問するかもなあ、スパゲッティのこととか? 作品についてはもちろん、「よくもこんなくだらない質問を」と思うようなものから新聞の人生相談に寄せられそうな生活に準じたもの、人生が止まってしまうほど傷ついている人からのものなど、ありとあらゆる種類の質問に、村上さんが的確に答える。村上作品に救われた、というお礼のメールもありました。私もその1人かな。
読了日:02月09日 著者:村上 春樹
歌う鳥のキモチ 鳥の社会を浮き彫りにの感想
図書館本。かわいい表紙とタイトルにつられて借りたら、かなりマニアックな野鳥のさえずりに関しての研究本でした。野鳥の名前を聞いて姿が思い浮かぶくらいの知識がないと、かなりとっつきにくいかも。文章も少し独特ですが、面白いです。でもあまりにマニアック過ぎて2、3章はかなり流し読みしてしまいました。著書自身が描いた1コマ漫画風の挿絵も味があり、楽しい。より強い個体の選択と多様性の追求の先にある繁殖。
読了日:02月08日 著者:石塚 徹
たましい いっぱい (ビームコミックス)の感想
電子書籍で。どこか別れを予感する物語たち。落語「三年目」は改変したらしいが、本編はどんな終わり方なのかな。
読了日:02月05日 著者:おくやまゆか
廃村 昭和の残響の感想
図書館本。タブーを取材する記者、村田らむの写真集(ただしこの人、ハムケツとかフクロモモンガのかわいい写真集も出している)。全国のいくつかの「廃村」を撮影。自然に飲み込まれる、木造土壁の家、朽ちていく自動車…生活用品はおろか、賞状などの思い出の品もそのまま飾ってある居間。住んでいた人は、その後どこでどんな生活を送ったのだろう。「廃墟が建物の死骸とするならば、廃村は共同体の死骸」。しかし見ているとなぜか、穏やかな気持ちになってくる、そんな写真集。
読了日:02月04日 著者:村田 らむ
この地獄を生きるのだ うつ病、生活保護。死ねなかった私が「再生」するまで。の感想
図書館本、一気に読んだ。「文学フリマ」に出品した同人誌が元になった本。ブラックワークによりうつ病が重度化し、自殺未遂を繰り返した著者が生活保護受給期間を経て、再び仕事と自分の自由になるお金を獲得できるまで。製薬会社と癒着し、患者と制度を食い物にする精神科クリニックは許せない。精神障害者を人と思わないケースワーカーも。そこから抜け出せて、本当によかった。多くの人に読んで欲しい。
読了日:02月04日 著者:小林エリコ
読書メーター
読んだ本の数:29
読んだページ数:3673
ナイス数:6229
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図書館本。かわいすぎる表紙だけで2週間くらい満足していたのを、今日ようやく読了。写実的な動物たちの絵も、心がぽっと温かくなるストーリーも、とてもいいですね。
読了日:02月28日 著者:しもかわら ゆみ
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サラリーマンくん、完結。「これ以上自分を嫌いになりたくない」と言った板橋に共感。描かれない地獄で何を思っただろうか。小堀くん的にはハッピーエンド? でも闇カジノに入り浸ったり「まいっか」って感じで借金はやべーんじゃねえの。幸せなら何よりなんだけど。自分がしんどい時って、人のしんどさに気づかないよね。
読了日:02月27日 著者:真鍋 昌平
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岩盤浴ラウンジにて。板橋の会社での扱い、つらい。「それでも給料もらえてんねんから、ガッハッハ」てなれればいいけど、そんな開き直れるひと、いないよね。
読了日:02月27日 著者:真鍋 昌平
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岩盤浴ラウンジで。新章サラリーマンくん編。いつ小堀くんが板橋に引っ張られて借金地獄に堕ちるのかとドキドキ。営業さんはしんどいなあ。
読了日:02月27日 著者:真鍋 昌平
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おおお、他の作家さんも記念SS。読み応えのあるSSでした。最後はほっこりだけど、実際こういうぴりぴりした気持ちでこの夜も過ごしている人がいるかと思うと…。
読了日:02月23日 著者:神家 正成
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発売日に手に入れていたのに、ずっと積んでいて猫の日に読了。解決しない悩みや苦しみも、誰かが気づいて寄り添ってくれるだけで少し軽くなる。私はしづさんのように「ストレスは2つ以上集まったら相殺」できるとは思えないから、しづさんが心配になってしまう。でもやらされてるとか体裁とかのためじゃなく、自分が本当にやりたいことだったら「ストレス」にはならないのかも。でも肉体の休養は必要だよ。健康第一、体も心も。
読了日:02月22日 著者:深谷 かほる
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もうお祭りですね。第3段。なんというサービス精神。今回は冬季五輪。でもなんか予定調和な話だったかなあ。コメントに羽生君のことが書いてあったから、ジャンプっていうとフィギュアのことかと思ってしまいちょっと混乱しました。
読了日:02月20日 著者:木下 昌輝
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いまだ酔って記憶がまだらになることがたびたびある、アルコール依存に片足つっこみかけているような私にぴったりの題名! 「酔って記憶をなくします」の女性エッセイストバージョンかと思いきや…泥酔するまで呑めない人、下戸から見た泥酔者、若気の至り、お酒はたのしくたしなむものなんですのよオホホ…など書名詐欺のエッセイが多く、「お前のような恥知らずの泥酔者は懺悔せい」と言われているかのような気分に。西さん、しをんさん、角田さん、あたりの章は書名に準ず。室井滋さんの「たまには」の部分の話をもっと聞きたかった。
読了日:02月20日 著者:朝倉 かすみ,中島 たい子,瀧波 ユカリ,平松 洋子,室井 滋,中野 翠,西 加奈子,山崎 ナオコーラ,三浦 しをん,大道 珠貴,角田 光代,藤野 可織
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「ロシアンバレンタイン」を読んだつながりで、こっちも。こちらは掌編小説といった感じで、ショートショート風のオチはなし。題名が全て、といったところかな。でも「ロシアンバレンタイン」もこちらも、目の付け所が新しい! 作家さんが惜しげもなくツイッターにぽん、とこういうのを載せるのは、なんというか太っ腹ですね。
読了日:02月20日 著者:木下 昌輝
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読メで流行っているようなので読んでみました。たった1PのSS、命をかけたバレンタイン、お後がよろしいようで。でもあんまり好みの話ではなかったなあ。著者のほかの作品を読んだことがないんだけれど、こういったブラックユーモアが多いのかな?
読了日:02月19日 著者:木下 昌輝
![LDK(エルディーケー) 2018年 03 月号 [雑誌]](https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/61LpgmIwTdL._SL75_.jpg)
いつものごとく、美容室で。プチ不調のコーナーは熟読したかったのだけど、女性ならではの悩みが多く、お兄さんの美容師さんだったのでサラッと。とにかくヘソと三陰交を温めよう。マグボトル、やはりタイガーなどの魔法瓶メーカーは機能性が高いのね。千円くらいの安価のは、保温性に難ありとわかった。
読了日:02月19日 著者:
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図書館本。朝井リョウのエッセイが面白いと聞いて。たしかに抱腹絶刀A活字で読むコミック的なテンモフよさ。オノマトペや間の取り方が絶妙。ゆとりゆとり、とバカにされて来た世代の、これは復讐? いや誰も傷つけない、それが彼ら世代。若さゆえのバカさ、それを振り返る朝井さんも若いから、青くてヒリヒリするよ。私は擦り切れて無くしてしまった、恥ずかしいけれど尊いなにかの軌跡。
読了日:02月16日 著者:朝井 リョウ
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今度の長崎旅行は時間がなくて長崎タウンだけになりそうなので、長崎市内情報の多いこれをチョイス。あーでも読んでいると、市内だけじゃなくて波佐見や五島列島にも行きたくなってしまいますね…。情報の選び方だけでなく、装丁や編集も素敵な感じで私好みです。このシリーズは初めて読みましたが、いいね。他の地方のも読んでみたいな。
読了日:02月14日 著者:
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電子レンタルの、無料サンプル部分だけ。題名どおりの作風。畜ペンことつば九郎、本物同様フリップで会話し、なんともブラックなギャグを展開してくれます。いいね。ってこれ、少年誌連載なんや笑 ちなみに彼をペンギン呼ばわりすると、スワローズファンの村上春樹さんに怒られますよ。
読了日:02月14日 著者:まがり ひろあき
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死闘の中でのナラクとの和解と統合、そして別れ。第1部の完結にふさわしい盛り上がりでした。惜しむらくは本筋に関わるいくつかのエピソードがコミカライズされなかったこと。ユカノがイッキ・ウチコワシに属していたときのこととかさあ…まあその辺はニンジャスレイヤーはメディアミックスで楽しめ、ということなのかな。お疲れ様でした、お見事。
読了日:02月14日 著者:余湖 裕輝,田畑 由秋

いよいよ完結へのカウントダウン。モービットの亡霊が哀れだ。「ネズミは二度噛めばライオンをも殺す。すなわちアラフィラキシー・ショックなり」・・・?
読了日:02月14日 著者:余湖 裕輝,田畑 由秋
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少年誌での連載で、ということだからだろうか。あっという間にさくさくと話が進むなあ。あと2巻くらいで終わってしまうのではないだろうかという展開の速さ。かわいい女の子が次々出てくるも、タイターニアのもふもふ姿が1コマしか見られなかったのが無念。
読了日:02月14日 著者:弐瓶勉
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フリーターくん完結。めずらしくハッピーエンド…なのかな? どん底には変わりはないけれど。人とのつながりがあれば、人はやり直せるのかな。とことん底つき体験が必要な人もいる。そんな人にとったら悪どいウシジマが救いになることもあるのかもしれない。最後、鶏肉にあたって一家食中毒というオチがくるんじゃと、ヒヤヒヤしてしまった。
読了日:02月13日 著者:真鍋 昌平
![SAVVY(サヴィ)2018年3月号[雑誌]](https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/61fVBVVVRFL._SL75_.jpg)
岩盤浴ラウンジで。いっつも思うんだけど、この雑誌、サイズ半分になってくれたらいいのになあ。そうしたら持ち歩けるのに。どんどん新しい、魅力的なお店ができていますね。何度も行きたいお店も、まだ行けてない老舗もたくさんあるのに。いちばん気になったのは、五条のワインも飲めるコロッケ屋さん「西富家コロッケ工場横ワインスタンド」。名前も素敵。水から土の、しかも夜8時からしか営業していないとはなかなか。
読了日:02月13日 著者:

図書館、他館からのコーナーより。森の家での出来事を綴った短いエッセイと、子どもたちをモチーフにした絵画。どちらもうつくしく、かわいいのに、少しだけ死のかおりがするような、はかない毒を潜める。エッセイはどこまでが現実なのか、でもそんなことはどうでもいいことなのかもしれない。凸版印刷の字体のようなフォントも素敵です。
読了日:02月11日 著者:酒井 駒子
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近々長崎のランタンフェスティバルを観に行けそうなので、長崎の章を再読。ランタンはもちろんだけれど、出島で絵のへたくそなウンスンカルタやすごろくをぜひ見てこよう。
読了日:02月11日 著者:宮田 珠己
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図書館本。鹿が好き。つぶらな瞳がかわいい。町なかに鹿のいる風景。お店や施設の中に入り込んでも人々が怒らないのは、神様のお使いだから、というだけではないはず。野生動物との共生というよりは完全に地域ペット化している例だろうけれど、それでも町にあんなにかわいくて大きな生き物がぞろぞろいるのは素敵です。たったか走っていたり、夜の鹿など、あまり見られない鹿の姿の写真があったのもよかった。見慣れぬ風景、と思ったら奈良ではなくて宮島の鹿だった。宮島は行きたいと思いつつ未踏。海と鹿もいい取り合わせ。
読了日:02月11日 著者:石井 陽子
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シリーズ第4弾。web連載は「日本全国津々うりゃうりゃ<休暇強奪編>」だったのに片鱗もないタイトル。うりゃうりゃが駄洒落だとわからない廣済堂上層部を慮っての改題か。さてはweb閲覧者に書籍も買わせようという汚い手法か。そんなことしなくても宮田珠己の著作なら買って読むのに。でも図書館にあったので借りて読みました。安定の、いやシリーズいちばんの面白さ。文体にキレが戻っている。イラストに加えカラー写真が増えたのも嬉しい。隠岐のイカ神社や青森や長野の石仏、鹿児島の濃い顔ながらもユーモラスな仁王像。私も見たい。
読了日:02月11日 著者:宮田珠己

図書館本。海を漂うプランクトンの図鑑。一生漂って暮らす「終生プランクトン」と、幼生のころにだけプランクトンとして暮らすエビやイカや貝、魚たち。黒をバックにして写る、透明な体が美しい。タルパなどの中身を食べて、残った樽型の外壁を巣にして暮らすタルマワシを実際に見てみたい。でもすごく小さいんだろうなあ。説明文もうつくしいのです。「近くに来た小型甲殻類からバクテリアまでさまざまな餌を捕食する。オパールまたは硫酸ストロンチウムでできた内骨格を持つ。」放散虫の項より。
読了日:02月09日 著者:若林 香織,田中 祐志

図書館本。「みみずくは黄昏に…」の読了後、これが読みたくなって借りました。リアルタイムでサイトを見ていたのですが、そのときは質問が思い浮かばず、投稿は結局せず。今なら質問するかもなあ、スパゲッティのこととか? 作品についてはもちろん、「よくもこんなくだらない質問を」と思うようなものから新聞の人生相談に寄せられそうな生活に準じたもの、人生が止まってしまうほど傷ついている人からのものなど、ありとあらゆる種類の質問に、村上さんが的確に答える。村上作品に救われた、というお礼のメールもありました。私もその1人かな。
読了日:02月09日 著者:村上 春樹

図書館本。かわいい表紙とタイトルにつられて借りたら、かなりマニアックな野鳥のさえずりに関しての研究本でした。野鳥の名前を聞いて姿が思い浮かぶくらいの知識がないと、かなりとっつきにくいかも。文章も少し独特ですが、面白いです。でもあまりにマニアック過ぎて2、3章はかなり流し読みしてしまいました。著書自身が描いた1コマ漫画風の挿絵も味があり、楽しい。より強い個体の選択と多様性の追求の先にある繁殖。
読了日:02月08日 著者:石塚 徹

電子書籍で。どこか別れを予感する物語たち。落語「三年目」は改変したらしいが、本編はどんな終わり方なのかな。
読了日:02月05日 著者:おくやまゆか

図書館本。タブーを取材する記者、村田らむの写真集(ただしこの人、ハムケツとかフクロモモンガのかわいい写真集も出している)。全国のいくつかの「廃村」を撮影。自然に飲み込まれる、木造土壁の家、朽ちていく自動車…生活用品はおろか、賞状などの思い出の品もそのまま飾ってある居間。住んでいた人は、その後どこでどんな生活を送ったのだろう。「廃墟が建物の死骸とするならば、廃村は共同体の死骸」。しかし見ているとなぜか、穏やかな気持ちになってくる、そんな写真集。
読了日:02月04日 著者:村田 らむ

図書館本、一気に読んだ。「文学フリマ」に出品した同人誌が元になった本。ブラックワークによりうつ病が重度化し、自殺未遂を繰り返した著者が生活保護受給期間を経て、再び仕事と自分の自由になるお金を獲得できるまで。製薬会社と癒着し、患者と制度を食い物にする精神科クリニックは許せない。精神障害者を人と思わないケースワーカーも。そこから抜け出せて、本当によかった。多くの人に読んで欲しい。
読了日:02月04日 著者:小林エリコ
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