
立て続けに、国際交流の場に出る機会が続く。
今日は、R.I.JAPAN(国際難民奉仕会)の
食卓の芸術チャリティー展示会に出向く。
フローラダニカの美しいテーブル

今回は、フライ英国大使夫人が主催で
各国の代表的な器や有名人のテーブルセッティングが
会場を美しく彩る。
私の前職は
イギリスのウェッジウッド社で
(ワイルドストロベリー柄のTea Cupが有名ですよね。)
テーブルコーディネーターだった。
だから、
基本的には、美しい食器や
季節をテーマにしたセッティングが大好き

でもここ10年以上、
仕方がないことだったけれど、
私はその世界から遠ざかっていた。
かわりに、病院のことや子供の教育のことは
かなり詳しくなったけれど・・・。

最近の私には、不思議なことが起る。
それは、遠く航海に出ていた船が
帰港するような、そんな感じ。
今日もこの展示会は午前10時半から始まっていた。
私は午後4時くらいに会場に着く。
すると・・・
同じタイミングで、
前職の先輩達が、会場に姿を現す。
”テーブルセッティング”という世界に
15年ぶりに足を踏み入れた、
その瞬間だ。

そして、今日は
ウェッジウッド社の創始者ジョサイア・ウェッジウッドから
数えて8代目の直系の子孫
トム・ウェッジウッド氏ともお話が出来た。

15年前の世界が、目の前に再現される・・・。
Mr.&Mrs.Wedgewoodのセッティング

私は、今となっては
それが”スーパーエゴ”と呼ばれるものだと分かったけれど
この10数年は、
家のため、
母のため、
子供のため・・・と
自分がそうすることがいい事だと思ってやってきた。
そして、
本当の自分が好きなものから
遠ざかっていった。
ところが、このブログを書き始めたり、
クリスタルやオーラソーマのボトルを通して
すこしづつ自分を見つめるようになると
本来の自分の好きだったものが
偶然を装って、目の前に現れる。

最後に。
現在のイギリスのフライ駐日大使夫人は
実は、イギリス人ではなく、日本女性だ。
そして、イギリスでは貴族にあたる
トム・ウェッジウッド氏の奥様も、日本女性だ。
未だ階級がはっきりしているイギリスの、
上流階級の方々に、伴侶に選ばれる日本女性・・・。
日本女性のポテンシャルの高さを実感

そして、
イギリスの貴族との結婚に踏み切ることが出来た
勇気と、運のつかみ方に
同じ日本人の女性として、
尊敬の念を抱かざるを、得ないのである。

