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日中文化・スポーツ交流年開幕式

2007年04月13日 | work
日中文化・スポーツ交流年開幕式



今晩、国立劇場にて

日中国交正常化35周年記念 及び
日中文化・スポーツ交流年 開幕式が行われた。

そして、その後
”守望家園(故郷を見守る)”と題された
中国無形文化遺産特別公演が

温家宝首相、安倍晋三首相ご臨席のもと
行われた。


昆曲”牡丹亭 驚夢”



温家宝首相は満面の笑みを浮かべ
会場に姿を現された。

ゆっくりとした口調で
背筋をぴん、と伸ばして
日中の文化、スポーツ交流年の開幕の
スピーチをなさる。


続いて、安倍首相。

背が高く、日本人としては顔が小さく
スマートで、温和な雰囲気。


”温家宝首相の来日で
日中関係が熱くなりすぎて
地球温暖化に影響を与えなければいいですが・・・。”

というスピーチで場内に笑いがおこり、

日中双方のゲストが多い
会場内の雰囲気が一瞬にして柔らかく解けていく。

まさに、”氷を解かす外交”。



二胡の演奏 ”二泉映月”




中国を代表する古琴、二胡の奏者の演奏をはじめ、
ウイグルの民のダンスや蒙古族の民謡など

さすがに、大きな国。
多様な民族の、さまざまな文化が披露される。


私はイギリスにいた頃、痛感したことは

言葉や顔が違うもの同士を結びつけるのに
一番いい方法は

共通の言語(?)である”音楽”を使うこと。

音楽を通して、私達は
国境を越え、人間としての

心で感じること、伝えたいことの全てを互いに
感じあうことが、出来る。


そう、今日の記念公演のメッセージは

さまざまな民族、文化、歴史があるけれど

人間として、喜びあい、わかちあい、
痛みをわけあいながら 一生懸命生きていこう、

互いを大切に思いながら
次のステージへの道を開いていこう、というような

ものだったのでは、ないだろうか。



ウイグルのムカム




私の曽祖父はアジアはアジア人同士で
仲良く助け合うべきだ、と

志を同じくする孫文の辛亥革命を
私財を投じて
支援し続けた人物である。


最近出会った友人にも
やはり、そういった高い志を持って
仕事に励んでいる人がいる。


お隣の、大きな国、中国。

お互いに長い歴史を持つ国同士。

さあ、

私はこれからどういった形で
曽祖父の志を伝えていこうか。

そして、

私自身には、このお隣の、大きな国と日本のために

何が出来るだろうか・・・・。











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