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壱岐の宿 海里村上~その2 夕食編

2009年06月06日 | 旅館&Hotel
壱岐の宿 海里村上~その2 夕食編







夕食は和食のお食事処、<和佳>にて。



海に面したカウンター席と後ろにはテーブル席。
西に向いた窓からは夕陽が海に沈んでいくのを
食前酒を飲みながら、見ることが出来る。





贅沢なことに、私は板長さんの目の前に座り
目の前で繰り広げられる
繊細な手さばきを堪能しながら、食事をすることに。。。


まずは前菜。



からすみ炙り・鯛酒盗・このわた
砂ずり醤油漬け・トマト蜜煮

お酒のつまみばかり満載のこの一皿で
軽くビール2杯はいけてしまふ。




おおぅ殻付き雲丹だよぅ。
しかも、殻の針がまだ動いている。
新鮮。しかもいっぱい

死ぬ前に何か一つだけ食べていい、と言われたら
私は<雲丹>。  大好物。 


海里村上の近くにある勝本漁港は
”イカ”が沢山あがるという。


”さっき、あがってきたばっかりだよ。”

と副調理長のタニガワさんが
墨を吹かないように布で覆いながら
まだ元気いっぱいの”あおりイカ”を
私に見せてくれる。





そしてそのまますぐにイカは
手早くタニガワさんの手でさばかれ
あっという間にお刺身に。





黒あわび・石鯛・横輪鮪・あおり烏賊

あおり烏賊は、壱岐でとれる地元の”塩”で頂く。


次は、鯨のさえずり炙り



鯨を食べるのなんて、久しぶり。
昔は壱岐の近くの海でも鯨漁は盛んだったそう。




どど~ん、とあわび丸ごと。

これを、しゃぶしゃぶにしてもよし、
焼いて、アンチョヴィソースで頂いてもよし。

とにかく、柔らかくて、美味しい!!!





いわしとさざえが熱々で登場。




そして焼料理として供されたのは

<壱岐牛ステーキ





私はあまりお肉は普段頂かないのだけれど
こういう美味しいのは別。

壱岐牛は、<松阪牛>の種牛ともなる。
つまり、最上級のお肉なのだ。

なんと表現したら良いのだろう。
お口の中で、溶けちゃうのですよ、ステーキが


ここのお料理は
とにかく、お酒と相性が良すぎて
もお、どんどんお酒も進んでしまふ。




梅酒のソーダ割りと
タニガワさんがつけた、という
壱岐でとれる赤い実でつくった果実酒。

もちろん、これらはビールの後に頂いた。

そして、次なるは



私は焼酎はあまり得意ではないのだけれど
これはほんのり甘さもあって
飲みやすい。 ロックで頂く。





”今日、いいトコブシが入ったんで
 ご飯炊いてみました。”とタニガワさん。

関西出身のタニガワさんらしい
京都の白味噌と地元の味噌を使った
壱岐の地鶏汁と一緒に頂く。




ここから、目の前には
調理長のカキウチさんがバトンタッチ。

〆にはやっぱりこれでしょう






雲丹の握り。 あおり烏賊の上にも”雲丹”




鮪も絶品。
大間の鮪が有名だが、
その次に高値で買い取られるのが壱岐の鮪だと言う。




デザートはどど~んとメロン2分の1個と
海里オリジナル青汁。



至福のとき。

今度は誰とここに来よう。

自給自足の出きる、ご馳走パラダイス、壱岐。


その島の、とっておきの宿。

海里村上の夕食の、ご紹介。

壱岐の宿 海里村上~その1 お部屋とお風呂

2009年06月06日 | 旅館&Hotel
壱岐の宿 海里村上~その1 お部屋とお風呂



この宿を訪れるためだけに
博多港から船に乗って壱岐を訪れる人も少なくないという。

私の目的は<雲丹>と<赤い温泉>だったが
この宿は想像と期待を遥かに超えた
最高級の宿であった。




ホテルのロビー ここで宿泊の手続きをする


普通、このレベルの宿では
<お一人様>は受けないけれど
海里村上は丁寧にお迎えしてくださり
そして、たぶん<お一人様>ならではの
贅沢を存分に味あわせてくれた。


まずは、案内された私の泊まったお部屋をご案内。

私が予約したのは<和洋室>。

普通、和洋室というと和室と襖をはさんで洋室があるのだが
海里村上は廊下を隔てている。
まるで、自分の家のようだ。



和室



洋室


何と一人でこの贅沢な2つの部屋を占領。
窓からはぽっかり浮かぶ小島と穏やかな海。




このながめをこんなにゆったりしたソファに
身をしずめながら、ぼんやり眺めることが出来る。

しかもチェックアウトは12:00!
ひたすらに寛げることをゲストに提供してくれる。






お部屋の洗面所もすっきり。
なんとアメニティはL’OCCITANE。









温泉好きの私はさっそく
温泉へ。

浴場に行こうと部屋から出る玄関でまた嬉しい心遣いが。




スリッパに名前が。

そう、皆さんも経験あると思うけれど
温泉はいいけれど、
自分が履いてきたスリッパを誰かに履かれてしまって
何となあく、気分を害したことがあるはず。

こうして名前付きなら
温泉あがりのきれいな足で履くスリッパも、
誰か、のではなく、自分のもの。


温泉は鉄分と海の側なので
塩分も含まれた 赤くて、芯から温まる湯。




内湯


内湯から露天へ・・・



露天風呂はプールみたいに広々。





このお湯は敷地内に源泉がひかれ
湯量も豊富だという。




源泉




湯上り。着替えの棚には
クーラーにひんやり冷やしたお水が。
何て素敵な心遣いだろう





湯上りにくつろげるように
リラクゼーションルームが設けられている。




この日はとても暖かく気持ちの良いお天気だったので
私はリラクゼーションルームのテラスで
寛ぐことにした。





この日は早朝の飛行機に乗るため
4:00AMに起きた私は、
ほんのりポカポカな湯上りの身体が
心地よい潮風にあたり、しばし、このデッキチェアでウトウト。。


夕食の時間、少し前に
もう一度、軽くお湯につかり

ビールが最高に美味しく感じるカラダに仕上げて、
お食事処へ向かった。


さあ、次は壱岐の美味しいもの、満載の夕食編。

きっと、貴方も壱岐へ行きたくなる、ハズ。