本日オープンする北海道博物館。
その一角に置かれるというヒグマとシャチのソファ。
学芸員と業者さんの知と技を結集したスーパーリアルなソファです。子どもたち向けの展示コーナーらしいのですが、「子どもが触れるものだからこそ手抜きはできない」と熱く語ってくれたのは、この博物館に勤務する友人学芸員。
こちらのシャチもすごい！
シャチの白い斑は、地域によって異なるそうで、オホーツク海に生息するシャチを正確に再現するために、何度も打ち合わせを重ねたんだそうです。
ヒグマソファの近くには実物大のサケのぬいぐるみも置かれるそうで、これもまた繁殖期のサケの特徴である、複雑な婚姻色を見事に再現した縫製になっているとか。今までにはないスーパーリアルな生き物ぬいぐるみに仕上がっているそうです。もちろんコスト面もお安くはないでしょうが、マニアの間では話題になること間違いなしです。現にこれらの展示物は博物館のオープン前から、ツイッター上で話題になっているようです。
→北海道博物館に置かれるシャチ＆クマソファーがもふもふで乗りたすぎると話題に
それから、展示のひとつに海岸に打ち上げられ、鳥などにつつかれた海獣の模型があるそうなんですが、その傷の深さや角度などに至るまで、綿密な打ち合わせを繰り返しながら製作したんだとか。学芸員もマニアックだと思うんですが、それに応える業者さんの職人技もすごい！！
そんな裏話をちょこっと教えてもらっちゃったら、もう見たくて、見たくて…
そんなわけでただいま成田空港に向かっています。
久しぶりに日の出を見ました(手前の川は江戸川) ！
それにしても、博物館の裏側はとってもドラマチックです。あの話題作「動物のお医者さん」を描いた佐々木倫子女氏あたりが漫画にしたら大ヒットになりそうなんだけどなぁ…。
リニューアルオープンした北海道博物館の様子は、改めてレポート予定です。
行ってまいりま～す(^O^)／
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