
ギンランです。わが町にもわずかながら自生していることは知っていましたが、
へぇー。まさかこんなところに…ってところに咲いていました!おそらく植えたものではなく、昔からのこの地で自生していると思われます。

ギンランは日本の野生蘭のひとつで、キンラン属に属します。その昔は雑木林の林床で見られるありふれた花でしたが、今や絶滅を危惧されるほとに激減しています。雑木林の下草刈りをしなくなって、生育環境が悪化しただけでなく、山野草マニアによって盗掘されることも多いようです。
これからも、この場所でひっそりと咲き続けて欲しいなぁ…。
同じ斜面でフデリンドウも見つけました。

まだ硬く閉じた蕾がねじりん棒みたいで可愛いですよね。花が咲く頃には、花茎が立ち上がり、もう少し草丈が伸びるでしょうか?
フデリンドウによく似た植物にハルリンドウがありますが、これはフデリンドウでいいのかな?
図鑑によると、ハルリンドウは花茎がいくつも立ち上がり、それぞれの先に花をつけるようです。フデリンドウは1つの花茎に幾つかの花がつきます。そして根生葉が小さいです。

いずれにしてもどちらも小さくて可愛らしいリンドウです。

テンナンショウの仲間も見つけましたが、花はすでに乾燥し、干からびていました。

これらは三ッ池公園のとある場所で見つけました。日本の桜100選にも選ばれる自慢の県立公園!!美しく整備されているだけでなく、昔の面影を今に残している貴重な場所でもあります。これからも守り育てていきたい場所です。

管理をしてくださっている職員の皆様、ボランティアの皆様、いつもありがとうございます(*^_^*)
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