昨日、映画「寄生獣完結編」がついに公開されたそうですが、あれに出てくるパラサイトに寄生された人間を思い起こさせる実。ほら、顔がガバッと割れるシーンがあるじゃないですか?思わずあのシーンを連想しちゃいませんか?
迫力ありますよね?
これ、「悪魔の爪」とか「ユニコーンフラワー」とか呼ばれる実です。
和名はキバナツノゴマ(黄花角胡麻)。オオツノゴマとも呼ばれます。
昨日、東京某所でゲットしてきました。お値段は300円。わりと手軽に栽培できるらしいので、そう思うとやや割高ですが、通常はもう少し高値で売られているのでお得感あり(*^_^*)
この大きな爪は大型動物にくっつき、タネを散布するための仕掛け。
実は木質化しているために相当な硬さ。そのため動物に遠くまで運ばれ、何かの拍子に地面に落ちたあと、さらに動物に踏んでもらうことで、ようやく種まき完了となります。
踏みどころが悪いと、結構痛そうです
(*_*)
それにしても、本当に生き物みたいな不思議な形をしています。
ネットで調べてみたところ木質化する前の実は茹でて食べられるそうです。オクラのようなネバネバの食感だとか…
確かにオクラに似てるかも…って思いましたが、科は全く違い、ツノゴマ科という一つのグループを形成しています。
写真は世界のタネを扱う不思議なジャム屋さんのブロクよりお借りしました
→軽井沢 ジャム小林
ちなみにこのキバナツノゴマは表面の大部分にわたって短い腺毛があり、植物全体が粘着性の分泌物で覆われているそうです。そして、その分泌物で小さな昆虫を捉えます。一見、食虫植物にも思えますが、消化酵素を持っていないため、昆虫から栄養素を吸収することはないそうです。
え!?昆虫は単なる災難!!!
こうした植物は原始の食虫植物(虫を捕えるが食虫植物に成りきれていない植物)であると考えられているそうです。つまり、進化の途中?
実の形も不思議ですが、生態そのものもなんだか不思議な植物です。育てるにはかなり広いスペースが必要とのことですが…。育ててみたい気分がむくむくと上昇中。どなたか育ててみませんか?
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