きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

炎のように蝶のように

2010年02月01日 | 韓国
炎のように蝶のように(原題:불꽃처럼 나비처럼)  2009年  
監督:キム・ヨンギュン
出演:チョ・スンウ、スエ 



9月に韓国に行ったときにコエックスモールのメガボックスで鑑賞
19世紀の朝鮮王朝を舞台にした皇后と名もなき護衛武士のラブストーリ
という基礎知識で観たんですけど
観終わった後は居心地悪い感じで映画館を出ました
韓国の映画館で観るのは
若干辛かったりする映画でもありましたね(^^ゞ

良い悪いということじゃなくて
歴史の事実としてあるわけだし
韓国からの目線で描かれる日本人がそうである以上
そうなんだと、、、(あの時代に侍はいないと思いますけどね)
映画はあくまで娯楽ですから
でも何かを知って感じるきっかけにもなることも
映画の大きな楽しみのひとつだと思ってます
韓国では明成皇后は誰もが知っている日本とかかわりの深い方なんですね

世に存在を知らせず刺客として生きていたムミョン(チョ・スンウ)はある日今まで感じたことのない新しい感情を味わう。それはまさに血なまぐさい自分とは正反対の女性紫英(スエ)との出会いだった。しかし紫英は数日後に高宗(キム・ヨンミン)と成婚の礼を行い皇后となった。ムミョンは王以外は誰も彼女を自分のものにすることができないのであれば紫英を死ぬまで守ると心に決め、彼女の護衛武士になり彼女を見守る。冷ややかな宮廷生活と舅との政治的な意見の食い違いで一日も心安らかにできない日々を過ごしていた紫英は、ムミョンの剣が自分を見守っている事を知って暖かさを感じる。しかし、日本の外圧とそこから朝鮮を守ろうとする紫英の外交がぶつかりムミョンの彼女への愛もまた狂風の歴史の中に巻き込まれる。19世紀の朝鮮王朝を舞台に明成皇后こと閔紫英(ミン・ジャヨン)と護衛武士・無名(ムミョン)の愛を描いた壮大なラブストーリー。

朝鮮王朝が舞台なので映像がとても綺麗で
スエもチョ・スンウも好きな俳優さんなので充分楽しめました

スエさんがインタビューで
「列強の中で朝鮮を守ろうとした鉄の女性、大院君に匹敵する政略家、高宗皇帝の妻、そして恋に落ちた女性。さまざまな顔の明成皇后がいるが、護衛武士・ムミョン(チョ・スンウ)との恋に落ちた明成皇后に焦点を合わせて演じた」と答えてました

明成皇后は現実に存在したあまりにも有名な人で
ムミョンは架空の人物ですよね
ノンフィクション(実在)なのにフィクション(架空)みたいな、、

CGを多用して現実ではありえなようなファンタジックな戦闘シーンが多いのはそういう意味なのかなぁ
映画美術も素晴らしいし、お金もかけてますねー
とても贅沢な気分で見られる映画です

ムミョンって「無名」って意味だったのね
無名のムミョンが閔妃(ミンビ)に恋焦がれて(むっちゃプラトニックに
最後は悲しく殺されていく運命の閔妃に
そばに寄り添って壮絶にいっしょに死んでいくんだもん
とても綺麗で壮大なラブストーリでした
2人の演技も素晴らしかった
















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ひとまず走れ!

2010年02月01日 | 韓国
ひとまず走れ!(原題:일단 뛰어)  2002年  
監督:チョ・ウィソク
出演:ソン・スンホン、イ・ボムス、クォン・サンウ、キム・ヨンジュン 

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ぷぷぷ、、泥棒髭の新米刑事イ・ボムス
出だしからバイクで逃げる犯人を走って追いかけて追いついて捕まえちゃうから
ちょっと期待しちゃいますよね
ターミネーターみたい
おおっ!とりあえず走れ!だ!、、、、って(笑)

アメリカに留学したため2年遅れで高校に通う血の気の多い金持ちの息子ソンファン(ソン・スンホン)、ホストのバイトで小遣い稼ぎをするウソプ(クォン・サンウ)、ホームページの作成に情熱を傾けるジヌォン(キム・ヨンジュン)。毎晩のようにいっしょに遊ぶ三人組の車の上に血だらけの人間と何百万ドルもの大金が入ったカバンが落ちてきた。三人は金を持ってひとまず逃げることに。一方、新米刑事ジヒョン(イ・ボムス)は警報システムが作動した消費者金融業者の家に出動するが、不思議なことに金融業者は「盗まれたものは何もない」と言い張る。なにやら胡散臭さを感じたジヒョンは捜査をすすめ怪しい高校生三人組に目をつける。

突然空から2億円の金が落ちてきた

わけもわからないまま、とりあえずこの金で遊んで暮らそうとする高校生3人
と、謎の少女
2億円を泥棒して逃げようとして犬のドーベルマンに蹴っ飛ばされた男とその仲間
2億円の持ち主から金は取り戻さなくてもいいから金を奪い取った奴を始末するように依頼された巨漢の男
事件の謎を追う刑事

四つ巴で2億円の争奪戦しながら走りまくればタイトルそのもので
面白くて軽快でオシャレな映画になったんじゃないですかねぇ
Queenの"Don't Stop me Now"の軽快な曲のイメージのままもっと突っ走れーー! なんて(笑)
ラスト30分くらいはそんな感じがあったので面白かった

ボムスさん当時32才
若いよねー走る姿が(←そこ?)
スンホンは今とそんなに変わらない気がするけどサンウが若い
ドーベルマンに蹴られて骨折する泥棒役のイ・ムンシクも若い
喧嘩をふっかけてカッコ悪く殴られる高校生役はイ・ソンギュンなんですよね
相変わらずソフトで素敵な声してるけど高校生よ、若い(笑)
料金所のおじさんがパク・チョルミンだったーやっぱり細くて若い

ちょっと前の映画を観て若い、って言って喜んでるもの変な話ですけど
こんなところにこんな人が出てるっていう楽しみがありますよ

ところでサンウですけど
韓国の俳優は大学で演劇や演出を勉強してきた人が多い中で、美術専攻のサンウは
この頃はほんど素人並みの演技力で(あはは)
数年後の「野獣」を演じた頃を思うと格段に進歩したもんだと、、思ったのでした(笑)

最終的に2億円はどうなったのか
そしてボムスさんが最後はやっぱり走って〆ました
私、こういうラストは好きですね~♪

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